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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

ユーロドル紆余曲折!1.2800〜1.3000で注視?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年7月25日(日)

▲ドル円ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0700 現状乖離幅0.1187→0.1116
A)100÷112.85=0.8861 B)1÷1.2912=0.7745
(A−B=0.1116)
先週の強めの買いシグナル86.70から若干上昇しているが、今週も引き続き強めの買いシグナル87.40が点灯している。中期チャートにおいては、通常の買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット90.00〜92.00円)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅26.00円 現状乖離幅 25.35→25.45円
先週の強めの売りシグナル1.2924から変化はなく、今週も引き続き強めの売りシグナル1.2912が点灯している。中期チャートにおいては、依然として、様子見が点灯しており、1.3000前後からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.2500〜1.2600)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅11.50円 現状乖離幅 11.40→9.05円
先週の弱め売りシグナル0.8685から上昇を速めており、今週は強めの売りシグナル0.8965が点灯している。中期チャートにおいては、弱い売りシグナルから通常の売りシグナルが点灯しており、現状レベルからのナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット0.8400〜0.8500)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅27.00円 現状乖離幅 25.15→23.85円
先週の通常の売りシグナル0.7099から上昇を速めており、今週は強めの売りシグナル0.7271が点灯している。中期チャートにおいても弱めの売りシグナルから通常の売りシグナルが点灯しており、現状レベルからナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット0.6850〜0.6950)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅4.00円 現状乖離幅 4.65→3.05円
先週の様子見1.0567から下げ足を速めており、今週は買いシグナル1.0362が点灯している。中期チャートにおいては様子見から買いシグナルに移行しており、1.0300前後からの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.0550〜1.0650))

▲ポンドドル(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅45.50円 現状乖離幅 45.90→47.35円
先々週の弱めの売りシグナル1.5073から段階的に上昇基調にあり、先週の通常の売りシグナル1.5294から更に上昇しており、今週は強めの売りシグナル1.5418が点灯している。中期チャートにおいても弱めの売りシグナルから通常の売りシグナルが点灯しており、現状レベルからのナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.4850〜1.5000)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅9.00円 現状乖離幅 4.25→4.50円
先々週から強い買いシグナルが点灯しており、先週の強い買いシグナル1.0515から変化はなく、今週も強い買いシグナル1.0543が点灯している。中期チャートにおいても強めの買いシグナルが点灯しており、1.05前後からの押し目買いに妙味が増している。(売りターゲット1.1100〜1.1200)

▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅15.50円 現状乖離幅 13.75→14.80円
乖離幅は先週よりは若干拡大しているが、今週も様子見が点灯している。中期
チャートにおいても、ほぼ様子見状態にあり、強い売買シグナルは発生していない。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。19.10→19.35→18.80→18.50→→20.15→20.35→19.90→19.70→18.40→15.95→16.65→13.80→15.25→14.10→14.45→15.05→14.25→13.50→14.55→13.75→14.80円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年度第1四半期平均216円、第2四半期平均230.00円、第3四半期228円、4四半期223円。2010年度1月平均222.70円、2月平均213.90円、3月平均213.50円。4月平均219.40円、5月平均208.60円、6月平均201.85円、そして、7月第1週は197.95円、7月第2週は200.70、第3週は198.75円、そして、今週はユーロ円112.85+ドル円87.40=200.25円と円高圏内にあり、過度な円ロングに黄信号が点滅している。
(目安*205円以下は円売り局面⇔220円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離21.00 現状乖離幅 21.45→21.90円
先週の様子見0.8450から若干下落しており、今週は弱めの買いシグナル0.8375が点灯している。中期チャートにおいても弱めの買いシグナルが点灯しており、0.83前後からの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット0.8500〜0.8550)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離33.50円 現状乖離幅 29.60−29.95円
先週の買いシグナル1.3590から若干上昇しているが、今週も引き続き通常の買いシグナル1.3613が点灯している。中期チャートおいては強い買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.4100〜1.4200)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離54.50円  現状乖離幅 50.15→51.85円
先週の強めの買いシグナル1.6082から上昇に転じており、今週は通常の買いシグナル1.6255が点灯している。中期チャートにおいても買いシグナルが点灯しており、1.6100前後からの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.6500〜1.6600)

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★★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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