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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

円過大評価の段階!反動売りに警戒?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年7月18日(日)

▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0700 現状乖離幅0.1017→0.1187
A)100÷112.05=0.8925 B)1÷1.2924=0.7738(A−B=0.1187)
先週の強い買いシグナル88.60から下げ足を速めており、今週は強めの買いシグナル86.70が点灯している。中期チャートにおいても、強めの買いシグナルが継続しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット90.00〜92.00円)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅26.00円 現状乖離幅 23.50→25.35円
先週の弱めの売りシグナル1.2652から上昇を速めており、今週は強めの売りシグナル1.2924が点灯している。中期チャートにおいては、買いシグナルから様子見圏内に移行しており、1.2500〜1.3000のレンジ相場を形成している。(買いターゲット1.2500〜1.2600)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅11.50円 現状乖離幅 11.05→11.40円
先週の売りシグナル0.8753から若干下落しているが、今週も通常の売りシグナル0.8685灯している。中期チャートにおいては、弱い売りシグナルが点灯しており、0.88前後からのナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット0.8400〜0.8500)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅27.00円 現状乖離幅 25.60→25.15円
先週の売りシグナル0.7111から変化は見られず、今週も引き続き通常の売りシグナル0.7099が点灯している。中期チャートにおいては、弱めの売りシグナルが点灯しており、現状レベルからナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット0.6800〜0.6900)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅3.00円 現状乖離幅 2.85→4.65円
先週の買いシグナル1.0332から上昇に転じており、今週はポジション解消売りを伴い、様子見10567が点灯している。中期チャートにおいては様子見圏内にあり、1.0300〜1.0700のレンジ相場を形成している。(様子見)

▲ポンドドル(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅45.50円 現状乖離幅 44.90→45.90円
先週の弱めの売りシグナル1.5073から上げ足を速めており、今週は強めの売りシグナル1.5294が点灯している。中期チャートにおいては、様子見から弱めの売りシグナルに移行しており、現状レベルからのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.4850〜1.5000)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅9.00円 現状乖離幅 4.60→4.25円
先週の強めの買いシグナル1.0548から若干下落しており、今週も強い買いシグナル1.0515が点灯している。中期チャートにおいては、通常の買いシグナルに移行しており、1.05前後からの押し目買いに妙味が増している。(売りターゲット1.1100〜1.1200)

▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅15.50円 現状乖離幅 14.55→13.75円
乖離幅は若干縮小しているが、先週に続き、今週も様子見が点灯している。中期チャートにおいては、豪ドル売り・NZD買いが点灯しており、12〜16円のレンジ相場を形成している。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
19.10→19.35→18.80→18.50→→20.15→20.35→19.90→19.70→18.40→15.95→16.65→13.80→15.25→14.10→14.45→15.05→14.25→13.50→14.55→13.75円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年度第1四半期月平均216円、第2四半期4月平均230.00円、第3四半期228円、台4四半期223円。2010年度1月平均222.70円、2月平均213.90円、3月平均213.50円。4月平均219.40円、5月平均208.60円、6月平均201.85円と円高局面に突入している。そして、7月第1週は213.50円。4月平均219.40円、5月平均208.60円、6月平均201.85円と円高局面に突入している。7月第1週は197.95円、7月第2週は200.70、そして、今週はユーロ円112.05+ドル円86.70=198.75円と円高圏内にあり、円売りに妙味が増している。
(目安*205円以下は円売り局面⇔220円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離19.50円 現状乖離幅 23.10→21.45円
先週の買いシグナル0.8394から上昇に転じており、今週は弱めの買いシグナル0.8450が点灯している。中期チャートにおいては通常の買いシグナルが点灯しており、0.83前後からの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット0.8500〜0.8550)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離35.00円 現状乖離幅 28.10−29.60円
先週の強めの買いシグナル1.3345から上昇に転じており、今週は通常の買いシグナル1.3590が点灯している。中期チャートおいては強い買いシグナルが点灯しており、1.3500前後からの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.4150〜1.4250)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離54.50円  現状乖離幅 49.55→50.15円
先週の強めの買いシグナル1.5899から上昇しており、今週は通常の買いシグナル1.6082が点灯している。中期チャートにおいても買いシグナルが点灯しており、1.6000前後からの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.6500〜1.6600)

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★★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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