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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

今週のペットでも判る簡単チャート

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年7月04日(日)

▲ドル円ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0700 現状乖離幅0.0969→0.1111
A)100÷110.20=0.9074 B)1÷1.2558=0.7963
(A−B=0.1111)
90円台から下げ足を速めている。先週の買いシグナル89.30から、更に下落に転じており、今週は強めの買いシグナル87.75が点灯している。中期チャートにおいても弱めから通常の買いシグナルに移行しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が増している。(売りターゲット90.00〜91.00円)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅26.00円 現状乖離幅 21.20→22.45円
先週の買いシグナル1.2374から上昇に転じており、1.25前後ではポジション解消売りが発生後、更に上昇しており、今週は弱めの売りシグナル1.2558が点灯している。中期チャートにおいては、強い買いシグナルから通常の買いシグナルに移行しており、1.2300~1.2700のレンジ相場を形成している。
(買いターゲット1.2450〜1.2500)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅11.50円 現状乖離幅 11.20→13.85円
先週の売りシグナル0.8746から下げ足を速めており、今週は弱めの売りシグナル0.8422が点灯している。中期チャートにおいては、様子見から通常の買いシグナルが点灯しており、0.8300〜0.8800のレンジ相場を形成している。
(買いターゲット0.8300〜0.8350)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅27.00円 現状乖離幅 25.45→27.35円
先週の売りシグナル0.7150から、急速に下げ足を速めており、今週は弱い売りシグナル0.6883が点灯している。中期チャートにおいては様子見から買いシグナルに転じており、0.6700~0.7200のレンジ相場を形成している。
(買いターゲット0.6800)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅3.00円 現状乖離幅 3.00→5.25円
先週の様子見1.0348から上昇に転じているが、今週も強い売買シグナルは発生しておらず、様子見1.0623が点灯している。中期チャートにおいては、様子見から売りシグナルに転じており、1.0200〜1.0700のレンジ相場を形成している。
(様子見)

▲ポンドドル(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅45.50円 現状乖離幅 45.10→45.55円
先週の弱めの売りシグナル1.5050から上昇に転じており、今週は強めの売りシグナル1.5191が点灯している。中期チャートにおいては、急速に乖離幅が縮小、弱めの買いシグナルが点灯しており、1.5000割れからの押し目買いに妙味が生じている。(買いターゲット1.4750〜1.4950)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅8.00円 現状乖離幅 7.45→5.25円
先週の弱めの買いシグナル1.0950から下げ足を速めており、今週は強めの買いシグナル1.0636が点灯している。中期チャートにおいては、弱めの売りシグナルからポジション解消買いを伴い、逆に弱めの買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.0950〜1.1150)

▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅15.50円 現状乖離幅 14.25→13.50円
乖離幅は15円前後からは縮小しているが、円高に伴い、短期チャート並びに中期チャートにおいても強い売買シグナルは発生していない。
過去の週間ごとの経緯は以下の通り。18.25→17.50→19.10→19.35→18.80→18.50→20.15→20.35→19.90→19.70→18.40→15.95→16.65→13.80→15.25→14.10→14.45→15.05→14.25→13.50円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年度第1四半期月平均216円、第2四半期4月平均230.00円、第3四半期228円、台4四半期223円。2010年度1月平均222.70円、2月平均213.90円、3月平均213.50円。4月平均219.40円、そして、5月平均208.60円、6月第1週201.85、
第2週202.70円、第3週203.05円、第4週199.80円へと円高局面に突入、そして、今週はユーロ円110.20+ドル円87.75=197.95円と円売りに妙味が増している。 (目安*205円以下は円売り局面⇔220円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離19.50円 現状乖離幅 23.90→23.10円
先週の強めの買いシグナル0.8222から若干上昇しているが、今週も引き続き強めの買いシグナル0.8267が点灯している。中期チャートにおいても強めの買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット0.8550〜0.8700)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離34.00円 現状乖離幅 28.95→27.70円
先週の強めの買いシグナル1.3550から更に下落に転じており、今週は強い買いシグナル1.3358が点灯している。中期チャートおいても警戒レベルの買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が増している。
(売りターゲット1.3900〜1.4000)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離53.50円  現状乖離幅 52.85→50.80円
先週の様子見1.6481から急速しており、今週は通常の買いシグナル1.6151が点灯している。中期チャートにおいては弱めから強めの買いシグナルに移行しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.6400〜1.6500)

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★★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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チャートは後日公開いたします。


プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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