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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

ユーロドル新展開!介入操作も視野に?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年6月06日(日)

▲ドル円ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0750 現状乖離幅0.0811→0.0737
A)100÷109.95=0.9095 B)1÷1.1964=0.8358(A−B=0.0737)
先週の弱めの売りシグナル90.95から一時92円台へ上昇、今週は通常の売りシグナル91.90が点灯している。中期チャートにおいては引き続き弱めの売りシグナルが点灯しており、92円台からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット90.00〜90.50円)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅27.50円 現状乖離幅 20.65→18.05円
先週の強めの買いシグナル1.2267から急落、節目でもある1.20を突破し、今週は強い買いシグナル1.1964が点灯している。中期チャートにおいても、依然として、強い買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.2700〜1.2850)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅11.50円 現状乖離幅 14.00→16.20円
先週の買いシグナル0.8461から再び下げ基調を強めており、今週は強めの買いシグナル0.8237が点灯している。中期チャートにおいても、依然として、強めの買いシグナルが点灯しており、0.82割れからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット0.8550〜0.8650)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅27.00円 現状乖離幅 29.25→30.30円
先週の買いシグナル0.6784から若干下落しているが、今週も通常の買いシグナル0.6703が点灯している。中期チャートにおいては、強めの買いシグナルが点灯しており、0.67割れからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット0.6900〜0.7000)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅2.00円 現状乖離幅 4.80→5.35円
先週の売りシグナル1.0557から若干上昇しているが、今週も引き続き通常の売りシグナル1.0618が点灯している。中期チャートにおいても売りシグナルが点灯しており、1.06台からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.0300〜1.0400)

▲ポンドドル(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅45.50円 現状乖離幅 40.60→41.05円
先週の強めの買いシグナル1.4464から乱高下はあるものの平行線にあり、今週も引き続き強めの買いシグナル1.4467が点灯している。中期チャートにおいては、強い買いシグナルが点灯しており、1.4400割れからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.4800〜1.4900)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅8.00円 現状乖離幅 12.55→12.95円
先週の強めの売りシグナル1.1601から若干上昇しているが、今週も引き続き強めの売りシグナル1.1640が点灯している。中期チャートにおいては強い売りシグナルが点灯しており、現状レベル1.16台からのナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.1100〜1.1200)

▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅15.50円 現状乖離幅 15.25→14.10円
乖離幅13〜16円前後では明確な売買シグナルは発生しておらず、今週も引き続き、様子見圏内にある。中期チャートにおいても同様に、こう着感は否めず、次の展開待ちの様相を見せている。目安としては乖離幅12円までの縮小、又は17円までの拡大を見てから始動が賢明であろう。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。16.55→15.95→17.20→18.25→17.50→19.10→19.35→18.80→18.50→→20.15→20.35→19.90→19.70→18.40→15.95→16.65→13.80→15.25→14.10円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年度第1四半期月平均216円、第2四半期4月平均230.00円、第3四半期228円、台4四半期223円。2010年度1月平均222.70円、2月平均213.90円、3月平均213.50円。4月平均219.40円、そして、5月第1週は219.20、第2週は208.05円、第3週は206.65円。第4週は206.40円、第5週202.55、そして、今週はユーロ円109.95+ドル円91.90=201.85と加速的に円高が進行しており、円売り過度な円高期待に黄信号が点灯している。
(目安*210円以下は円売り局面⇔220円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離18.00円 現状乖離幅 19.95→23.00円
先週の買いシグナル0.8483から上昇を速めており、今週は強めの買いシグナル0.8270が点灯している。中期チャートにおいては弱めから通常の買いシグナルに移行しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット0.8600〜0.8700)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離35.50円 現状乖離幅 33.20→31.00円
先週の様子見から下げ足を速めており、今週は買いシグナル1.3927が点灯している。中期チャートおいても様子見から買いシグナルに移行しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が増している。(売りターゲット1.4250〜1.4350)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離53.50円  現状乖離幅 53.15→54.00円
先週の売りシグナル1.6779から若干上昇しているが、今週も引き続き通常の売りシグナル1.6840が点灯している。中期チャートにおいても売りシグナルが点灯しており、1.69前後からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.6500)

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★★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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