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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

ユーロ防衛に必至も、賞味期限短し?!

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年5月23日(日)

▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0850 現状乖離幅0.0666→0.0885
A)100÷113.10=0.8842 B)1÷1.2567=0.7957
(A−B=0.0885)
先週の売りシグナル92.40から下げ足を速めており、今週はポジション解消買いに伴い様子見90.00円が点灯している。中期チャートにおいては、通常の売りシグナルから弱めの売りシグナルが点灯しており、88〜92円のレンジ相場を形成している。(様子見)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅28.00円 現状乖離幅 21.85→23.10円
先週のかなり強めの買いシグナル1.2365から上昇しており、今週は通常の買いシグナル1.2567が点灯している。中期チャートにおいては、依然として、強い買いシグナルが点灯しており、1.25割れからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.2750〜1.2850)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅11.00円 現状乖離幅 10.45→15.15円
先週の弱めの買いシグナル0.8896から急落しているが、今週は通常の買いシグナル0.8317が点灯している。中期チャートにおいては依然として、強い買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット0.8500〜0.8600)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅27.00円 現状乖離幅 27.10→28.95円
先週の弱い買いシグナル0.7067から上げ足を速めており、今週は通常の買いシグナル0.6783が点灯している。中期チャートにおいては、強い買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が増している。
(売りターゲット0.6900〜0.7000)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅2.00円 現状乖離幅 2.85→5.30円
先週の弱めの売りシグナル1.0318から上げ足を速めており、今週は強めの売りシグナル1.0626が点灯している。中期チャートにおいても売りシグナルが点灯しており、現状レベルからのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.0300〜1.0400)

▲ポンドドル(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅46.00円 現状乖離幅 41.95→40.25円
先週の強めの買いシグナル1.4540から若干下げ足を速めており、今週も引き続き、強めの買いシグナル1.4472が点灯している。中期チャートにおいても、強い買いシグナルが点灯しており、1.4500割れからの押し目買いに妙味が増している。
(売りターゲット1.4800〜1.4900)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅8.00円 現状乖離幅 10.80→11.80円
先週の売りシグナル1.1324から更に上昇を速めており、今週は強めの売りシグナル1.1509が点灯している。中期チャートにおいてもかなり強い売りシグナルが点灯しており、現状レベル1.15台からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.1150〜1.1250)

▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅16.00円 現状乖離幅 16.65→13.80円
乖離幅は20円前後から急速に縮小しており、今週は先週の16.65円から13.80まで更に縮小しているが、加速的に円高により、様子見が点灯している。中期チャートにおいても、様子見レベルで推移している。
過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
17.45→16.80→17.20→16.55→15.95→17.20→18.25→17.50→19.10→19.35→
18.80→18.50→20.15→20.35→19.90→19.70→18.40→15.95→16.65→13.80円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年
度第1四半期月平均216円、第2四半期4月平均230.00円、第3四半期228円、
台4四半期223円。2010年度1月平均222.70円、2月平均213.90円、3月平均
213.50円。4月平均219.40円、そして、5月第1週は219.20、第2週は208.05
円、第3週は206.65円。今週はユーロ円113.10+ドル円92.40=206.40円と変わらず、依然として、円高局面にある。
(目安*210円以下は円売り局面⇔225円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離18.00円 現状乖離幅 20.10→17.15円
乖離幅は縮小しているが、先々週から様子見を継続しており、先週の様子見0.8504に続いて、今週も様子見0.8683が点灯している。中期チャートにおいても強い売買シグナルは点灯しておらず、0.8400〜0.8800のレンジ相場を形成している。
(様子見)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離35.50円 現状乖離幅 32.65→34.90円
先週の様子見1.4001から大幅に上昇に転じているが、今週は弱めの売りシグナル子見1.4463が点灯している。中期チャートおいても弱めの売りシグナルが点灯しており、1.45台からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.4250)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離53.50円  現状乖離幅 52.75→52.05円
先週の様子見1.6464から上昇に転じており、今週は弱めの売りシグナル1.6656が点灯している。中期チャートにおいては様子見段階にあり、1.67台からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.6500)

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★★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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