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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

ユーロドル回復途上!1.3000が重石?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年5月09日(日)

▲ドル円ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0850 現状乖離幅0.0434→0.0726
A)100÷116.55=0.8580 B)1÷1.2731=0.7854(A−B=0.0726)
先週の強い売りシグナル94.05から急速に下げ足を速めており、90円割れではポジション解消買いが発生したが、今週は通常の売りシグナル91.50円が点灯している。中期チャートにおいても、強めの売りシグナルから通常の売りシグナルが点灯しており、92円台半ば前後からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット89.50〜90.50円)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅28.50円 現状乖離幅 31.70→31.10円
先週の買いシグナル1.3307から急反落、1.26割れの段階では損失確定売りが伴ったが、今週は強めの買いシグナル1.2731が点灯している。中期チャートにおいては、依然として、強い買いシグナルが点灯しており、1.27割れからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.2950〜1.3050)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅8.00 現状乖離幅 7.15→10.10円
先週の様子見0.9240から下げ足を速めており、今週は通常の買いシグナル0.8896が点灯している。中期チャートにおいては様子見から強い買いシグナルに移行しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット0.9000〜0.9100)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅26.00円 現状乖離幅 26.50→26.05円
先週の様子見0.7283から反落しているが、乖離幅自体には変更がなく、引き続き今週も様子見0.7153が点灯している。中期チャートにおいても様子見が点灯しており、0.700〜0.7400のレンジ相場を形成している。(様子見)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅2.00円 現状乖離幅 1.65→3.65円
パリティ割れを回避しており、先週の様子見1.0179から、急速に上げ足を速めている。今週は強めの売りシグナル1.0415が点灯している。中期チャートにおいても様子見から売りシグナルに移行しており、1.05前後からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.0150〜1.0250)

▲ポンドドル(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅47.00円 現状乖離幅 49.70→44.00円
先週の様子見1.5284から下げ足を速めており、今週は強めの買いシグナル1.4809が点灯している。中期チャートにおいては、依然として、強い買いシグナルが点灯しており、1.4800前後からの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.5050〜1.5150)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅7.00円 現状乖離幅 6.45→6.65円
先週の売りシグナル1.0761から急上昇に転じているが、今週も通常の売りシグナル1.1091が点灯している。中期チャートにおいては強い売りシグナルが点灯しており、現状レベル1.1100前後からナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.0750〜1.0850)

▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅18.00円 現状乖離幅 18.40→15.95円
乖離幅は20円前後から縮小傾向にあるが、先週の様子見18.40から更に縮小しており、今週は乖離幅15.95円で豪ドル買い/NZドル売りが点灯している。中期チャートにおいては、強めの豪ドル買い・NZドル売りシグナルが点灯している。
過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
16.35→17.35→17.00→16.85→17.00→18.00→16.70→16.25→16.25→16.05→17.45→16.80→17.20→16.55→15.95→17.20→18.25→17.50→19.10→19.35→18.80→18.50→20.15→20.35→19.90→19.70→18.40→15.95円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年度第1四半期月平均216円、第2四半期4月平均230.00円、第3四半期228円、台4四半期223円。2010年度1月平均222.70円、2月平均213.90円、3月平均213.50円。4月平均219.40円、そして、5月第1週は219.20、今週はユーロ円116.55+ドル円91.50=208.05円と円売り局面に突入している。
(目安*210円以下は円売り局面⇔225円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離18.00円 現状乖離幅 18.60→18.95円
先週の弱めの買いシグナル0.8706から若干下落しているが、今週は様子見0.8601が点灯している。中期チャートにおいては買いシグナルから様子見に移行しており、0.8550〜0.8900のレンジ相場を形成している。(様子見)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離36.00円 現状乖離幅 37.75→34.05円
先々週から様子見を継続しており、先週の様子見1.4319から下落に転じているものの、今週も引き続き様子見1.4127が点灯している。中期チャートおいては買いシグナルが点灯しており、1.4000〜1.4400のレンジ相場を形成している。
(様子見)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離54.00円  現状乖離幅 56.35→53.00円
先週の弱めの売りシグナル1.6447から若干下落しており、今週はポジション解消買いに伴い様子見1.6424が点灯している。中期チャートにおいては、買いシグナルが点灯しおり、1.6200〜1.6500のレンジ相場を形成している。(様子見)

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★★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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★★ペットチャート開示は後日となりますので、ご了承ください
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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