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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

ギリシャ問題一段落!ドル円&ユーロ戻りは限定的?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年4月25日(日)

▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0800 現状乖離幅0.0630→0.0481
A)100÷125.65=0.7958 B)1÷1.3374=0.7477(A−B=0.0481)
先週の弱めの売りシグナル92.15円から再び上昇に転じており、今週は強めの売りシグナル93.95が点灯している。中期チャートにおいても同様に、強めの売りシグナルが点灯しており、94円台からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット90.50〜91.50円)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅32.50円 現状乖離幅 32.30→31.70円
先週の弱めの買いシグナル1.3505から下げ足を速めており、今週は通常の買いシグナル1.3374が点灯している。中期チャートにおいては、依然として、強めの買いシグナルが点灯しており、1.33台からの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.3450〜1.3500)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅9.50 現状乖離幅 6.15→6.95円
先週の弱めの売りシグナル0.9246から変化はなく、今週も引き続き弱めの売りシグナル0.9271が点灯している。中期チャートにおいては強めの売りシグナルが点灯しており、0.93台半ば前後からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット0.9150〜0.9200))

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅27.50円 現状乖離幅 26.85→26.55円
先週の弱めの売りシグナル0.7086から再び上昇しており、今週は通常の売りシグナル0.7174が点灯している。中期チャートにおいては様子見から弱めの売りシグナルが点灯しており、0.72台以上からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット0.7000〜0.7050)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅2.50円 現状乖離幅 1.25→0円
先週はポジション解消売りに伴い、様子見1.0138が点灯していたが、今週はパリティ割れの展開を見せてはいるものの、弱めの買いシグナル1.0000が点灯している。中期チャートにおいては強めの買いシグナルが点灯しており、1.000割れからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.0100)

▲ポンドドル(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅47.50円 現状乖離幅 50.10→49.50円
値動きは激しいが、週末には様子見レベルで推移している。先週の様子見1.5372に続き、今週も様子見1.5375が点灯している。中期チャートにおいては依然として、強い買いシグナルが点灯しており、1.5250〜1.5450のレンジ相場を形成している。(様子見)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅4.50円 現状乖離幅 5.80→5.35円
先週の様子見1.0616から上昇に転じており、今週は通常の売りシグナル1.0737が点灯している。中期チャートにおいても様子見から売りシグナルに移行しており、1.0750からナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.0600)

▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅18.50円 現状乖離幅 19.90→19.70円
乖離幅は20円台から縮小しているが、円安を背景にポジション解消局面に相当している。尚、中期チャートにおいては、通常の豪ドル売り・NZドル買いシグナルが点灯している。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
16.15→15.45→16.35→17.35→17.00→16.85→17.00→18.00→16.70→16.25→16.25→16.05→17.45→16.80→17.20→16.55→15.95→17.20→18.25→17.50→19.10→19.35→18.80→18.50→20.15→20.35→19.90→19.70円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年
度第1四半期月平均216円、第2四半期4月平均230.00円、第3四半期228円、台4四半期223円。そして、2010年度1月平均222.70円、2月平均週213.90円、3月平均213.50円。4月第1週は222.35円、第2週は219.10円、第3週は216.60円、そして、今週はユーロ円125.65+ドル円93.95=219.60円。
(目安*210円以下は円売り局面⇔225円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離15.00円 現状乖離幅 17.50→17.20円
先週の弱めの買いシグナル0.8786から下落に転じており、今週は通常の買
いシグナル0.8669が点灯している。中期チャートにおいても弱めから通常の買いシグナルに移行しており、0.86台半ば割れから押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット0.8800〜0.8850)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離38.00円 現状乖離幅 37.65→38.60円
先週の弱い買いシグナル1.4338ら若干上昇しており、今週はポジション解消売りに伴い、様子見1.4360が点灯している。中期チャートおいては強い買いシグナルが点灯しており、1.43割れからの押し目買いに妙味が生じている。(様子見)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離53.00円  現状乖離幅 54.85→54.70円
先週の弱めの買いシグナル1.6319から急上昇しており、今週は売りシグナル1.6509が点灯している。中期チャートにおいては、依然として、強めの買いシグナルが点灯しおり、1.6300〜1.6600のレンジ相場を形成している。
(買いターゲット1.6300〜1.6400)

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★★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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