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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

米ドル過大評価の反動!ドル円91円&ユーロ1.3750がニュートラル?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年4月11日(日)

▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0800 現状乖離幅0.0423→0.0540
A)100÷125.80=0.7949 B)1÷1.3498=0.7409(A−B=0.0540)
先週の強めの売りシグナル94.60円から下げ足を速めているが、今週も引き続き売りシグナル93.20が点灯している。中期チャートにおいては強めの売りシグナルが点灯しており、95円が重石になっている。94円前後からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット90.50〜91.50円)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅34.00円 現状乖離幅 33.15→32.60円
先週の買いシグナル1.3504から変化はなく、今週も通常の買いシグナル1.3498が点灯している。中期チャートにおいては強めの買いシグナルが点灯しており、1.34前後からの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.3700〜1.3800)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅9.50 現状乖離幅 7.70→6.15円
先週の様子見0.9186から上げ足を速めており、今週は売りシグナル0.9340が点灯している。中期チャートにおいては、強めの売シグナルが点灯しており、現状レベルからのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット0.9100〜0.9200))

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅27.00円 現状乖離幅 27.85→26.50円
先週の買いシグナル0.7056から上昇に転じており、0.71台半ば前後ではポジション解消売りを伴い、今週は弱めの売りシグナル0.7157が点灯している。中期チャートにおいては様子見レベルにあり、0.7000〜0.7300のレンジ相場を形成している。(買いターゲット0.7100)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅2.50円 現状乖離幅 1.05→0.30円
先週の様子見1.112から反落しており、今週は弱めの買いシグナル1.0032が点灯している。中期チャートにおいては強めの買いシグナルが点灯しており、1.000のパリティ割れから押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.1000)

▲ポンドドル(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅50.00円 現状乖離幅 49.25→50.10円
先々週の強い買いシグナル1.4886から上げ足を速めている。先週の通常の買いシグナル1.5206から更に上昇しており、今週は弱めの買いシグナル1.5376が点灯している。中期チャートにおいては強い買いシグナルが点灯しており、1.53割れから押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.5450~1.5500)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅4.50円 現状乖離幅 5.45→5.80円
1.06台の攻防が続いている。先週の様子見1.0611から若干上昇しており、今週は弱い売りシグナル1.0664が点灯している。中期チャートにおいても弱めの売りシグナルが点灯しており、1.07台以上からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.0550〜1.0600)

▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅18.50円 現状乖離幅 20.15→20.35円
乖離幅は20円台に突入しており、短期チャートでは弱めの豪ドル売り・NZドル買いシグナルに止まっているが、中期チャート上では強めの豪ドル売り・NZドル買いシグナルが点灯しており、ナンピン体制で臨むことに妙味が生じている。
過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
14.45→→15.20→16.15→15.45→16.35→17.35→17.00→16.85→17.00→18.00→16.70→16.25→16.25→16.05→17.45→16.80→17.20→16.55→15.95→17.20→18.25→17.50→19.10→19.35→18.80→18.50→20.15→20.35円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年度第1四半期月平均216円、第2四半期4月平均230.00円、第3四半期228円、台4四半期223円。そして、2010年度1月平均222.70円、2月平均週213.90円、3月第1週は209.85円、第2週は213.30円、第3週は215.10円、第4週は213.15円、第5週は216.55。4月第1週は222.35円と円安に傾斜、そして、今週はユーロ円125.80+ドル円93.20=219.10円と再び円高傾向を示している。
(目安*210円以下は円売り局面⇔225円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離15.00円 現状乖離幅 16.10→17.50円
先週の様子見0.8881から、若干下げ足を速めており、今週は弱めの買いシグナル0.8779が点灯している。中期チャートにおいても弱めの買いシグナルが点灯しており、0.8700前後からの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット0.8850〜0.8900)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離40.00円 現状乖離幅 38.60→38.40円
先週の買いシグナル1.4330から若干上昇しているが、今週も引き続き通常の買いシグナル1.4394が点灯している。中期チャートおいては強い買いシグナルが点灯しており、1.43前後からの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.4550〜1.4700)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離55.00円  現状乖離幅 54.70→55.90円
先々週の強めの買いシグナル1.5864から段階的に上昇している。先週の買いシグナル1.6136から上げ足を速めており、今週は弱めの買いシグナル1.6396が点灯している。中期チャートにおいては、依然として、強めの買いシグナルが点灯しおり、1.6300前後からの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.6450〜1.6500)

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★★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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