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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

米ドル対主要通貨→過大評価の域へ!

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年3月28日(日)

▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0800 現状乖離幅0.0763→0.0771
A)100÷124.05=0.8061(B)1÷1.3411=0.7457(A−B=0.0604)
先週の90円台半ばの弱めの売りシグナルから上昇に転じており、今週は売りシグナル92.50が点灯している。中期チャートにおいても同様に弱い売りシグナルから通常の売りシグナルが点灯しており、92円台半ば前後からナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット90.50〜91.00円)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅35.00円 現状乖離幅 32.05→31.55円
先週の買いシグナル1.3539から急速に下げ足を速めており、今週は強めの買いシグナル1.3411が点灯している。中期チャートにおいても、強めの買いシグナルが点灯しており、1.34割れからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.3750〜1.3850)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅9.00 現状乖離幅 7.55→8.95円
先週の売りシグナル0.9166から、一旦、0.91前後ではポジション解消買いが生じたが、今週は弱い買いシグナル0.9032が点灯している。中期チャートにおいては、強めの売りから通常の売りシグナルに転じており、0.8900〜0.9200のレンジ相場を形成している。(売りターゲット0.9100)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅26.00円 現状乖離幅 26.75→27.45円
先週の様子見0.7090から下げ足を速めており、今週は買いシグナル0.7032が点灯している。中期チャートにおいては様子見が点灯しており、0.70割れから押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット0.7100〜0.7200)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅4.00円 現状乖離幅 1.45→2.40円
先週の強めの買いシグナル1.0163から上昇に転じており、今週はポジション解消売りに伴い、様子見1.0266が点灯している。中期チャートにおいては強めの買いシグナルが点灯しており、1.02割れからの押し目買いに妙味が生じている。
(様子見)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅50.00円 現状乖離幅 45.40→45.20円
先週の買いシグナル1.5014から更に下落に転じており、今週は強めの買いシグナル1.4886が点灯している。中期チャートにおいても強い買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.5300~1.5400)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅5.00円 現状乖離幅 5.15→5.70円
先週の様子見1.0603から若干上昇しており、今週は売りシグナル1.0657が点灯している。中期チャートにおいては弱めの売りシグナルが点灯しており、1.07台からのナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.0450〜1.0550)

▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅17.00円 現状乖離幅 18.80→18.50円
乖離幅は19円台から徐々に縮小傾向にあるが、今週も引き続き18.50円で豪ドル売り・NZドル買いシグナルが点灯している。中期チャートにおいても豪ドル売り・NZドル買いが点灯している。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
15.25→14.25→14.45→→15.20→16.15→15.45→16.35→17.35→17.00→16.85→17.00→18.00→16.70→16.25→16.25→16.05→17.45→16.80→17.20→16.55→15.95→17.20→18.25→17.50→19.10→19.35→18.80→18.50円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円、2009年度、第1四半期月平均216円、第2四半期4月平均230.00円、第3四半期228円、第4四半期223円。そして、2010年度1月平均222.70円、2月第1週215.40円、第2週211.40円、第3週212.60円、第4週216.15円。3月第1週は209.85円、第2週は213.30円、第3週は215.10円、第4週は213.15円、そして、今週はユーロ円124.05+ドル円92.50=216.55円と円売りに傾斜している。 (目安*210円以下は円売り局面⇔225円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離15.00円 現状乖離幅 13.35→13.65円
先週の様子見0.9018から変化はなく、今週も引き続き様子見0.9009が点灯している。中期チャートにおいてはやや弱めの売りシグナルが点灯しているが、0.8900〜0.9100のレンジ相場を形成している。(様子見)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離40.00円 現状乖離幅 37.20→37.25円
先週の買いシグナル1.4356から若干下落しており、今週は強めの買いシグナル1.4291が点灯している。中期チャートおいてはかなり強めの買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.4500〜1.4600)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離55.00円  現状乖離幅 50.55→50.90円
先週の買いシグナル1.5919から若干下落しており、今週はやや強めの買いシグナル1.5864が点灯している。中期チャートにおいては強めの買いシグナルが点灯しおり、現状レベルから押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.6300〜1.6400)

***************************★★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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