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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

荒れ相場には→短期チャートX 中期チャート◎重視!

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)


▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0850 現状乖離幅0.0678→0.0925
A)100÷121.05=0.8261(B)1÷1.3632=0.7336(A−B=0.0925)
先週の売りシグナル91.55から下げ足を速めており、今週はポジション解消買いに伴い、様子見88.80円が点灯している。中期チャートにおいても売りシグナルから様子見レベルまで下落しており、88〜91.50のレンジ相場を形成している。
(様子見)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅37.00円 現状乖離幅 33.05→32.25円
2月に入ってからは終始1.36前後で推移しており、先週の強めの買いシグナル1.3610に続いて、今週も強めの買いシグナル1.3632が点灯している。中期チャートにおいても、強めの買いシグナルが点灯しており、1.36割れからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.3750~1.3850)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅8.50 現状乖離幅 9.30→9.25円
先週の様子見0.8984から変化は見られず、今週も引き続き様子見0.8958が点灯している。中期チャートにおいては、弱冠強めの売りシグナルが点灯しており、0.90台からのナンピン売りに妙味が生じている。
(様子見)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅25.00円 現状乖離幅 27.00→26.75円
豪ドルと同様に0.69台後半の攻防が続いている。先週の買いシグナル0.6991に続き、今週も買いシグナル0.6988が点灯している。中期チャートにおいては様子見レベルで推移しており、0.69割れから押し目買いに妙味が生じているも。
(売りターゲット0.7050~0.7100)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅3.50円 現状乖離幅 3.50→4.35円
先週の様子見1.0398から上昇に転じているものの、今週も引き続き様子見1.0515が点灯している。中期チャートでは買いシグナルが点灯しており、1.0300~1.0700のレンジ相場を形成している。(様子見)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅53.00円 現状乖離幅 50.00→46.60円
先週の買いシグナル1.5461から急速に下げ足を速めており、今週は強めの買いシグナル1.5248が点灯している。中期チャートにおいても強めの買いシグナルが点灯しており、1.52割れから押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.5500~1.5600)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅4.00円 現状乖離幅 6.35→6.50円
1.07台半ば前後で強めの売りシグナルが継続、先週の強めの売りシグナル1.0764から変化はなく、今週も強めの売りシグナル1.0731が点灯している。中期チャートにおいても強めの売りシグナルが点灯しており、現状レベルからのナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.0400~1.0500)

▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅17.00円 現状乖離幅 18.25→17.50円
先週乖離幅が18.25円まで拡大、今週は17.50円へと縮小しているが、再度、豪ドル売り・NZドル買いゾーンを維持している。中期チャートでは強めの豪ドル売り・NZドル買いゾーンにあり、リスクは限定的になりつつある。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。16.00→14.65→14.35→15.25→14.25→14.45→→15.20→16.15→15.45→16.35→17.35→17.00→16.85→17.00→18.00→16.70→16.25→16.25→16.05→17.45→16.80→17.20→16.55→15.95→17.20→18.25→17.50円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年度1月平均211.80円、2月平均211円、3月平均224.50円、4月平均230.60円、5月平均229.10円、6月平均231.60円、7月平均226.90円、8月平均230.50円、9月平均225.40円、10月平均220.90円、12月平均221.85円。そして、2010年1月平均222.70円。2月第1週は215.40円、第2週は211.40円、第3週は212.60円、第4週は216.15円、今週はユーロ円121.05+ドル円88.80=209.85円と円買いが進行。ドル円+ユーロ円=210円前後からの押し目買いゾーンに突入している。
(目安*210円以下は円売り局面⇔230円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離14.00円 現状乖離幅 16.95→14.35円
先週はポジション解消売りに伴い、様子見0.8803が点灯、今週は更に上昇しているが、依然として、様子見0.8940が点灯している。中期チャートにおいても様子見が点灯しており、0.8650~0.9100のレンジ相場を形成している。
(様子見)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離42.00円 現状乖離幅 39.55→38.30円
1.46台半ば前後で平衡状態にあり、先週の弱めの買いシグナル1.4650に続き、今週も弱めの買いシグナル1.4628が点灯している。中期チャートおいても、買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.4700〜1.4800)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離56.00円  現状乖離幅 56.50→52.65円
先々週の売りシグナル1.6880から段階的に下げ足を速めている。先週はポジション解消買い1.6643が点灯していたが、今週は早くも買いシグナル1.6362が点灯している。中期チャートにおいても買いシグナルが点灯しおり、現状レベルからンの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.6600〜1.6650)

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★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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