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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

ドル円90円で方向感ゼロ!ユーロ1.35~1.37のレンジ幅重視?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年2月14日(日)

▲ドル円ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0800 現状乖離幅0.0794→0.0689
A)100÷122.60=0.8157(B)1÷1.3622=0.7341(A−B=0.0816)
先週の弱めの買いシグナル89.30から調整色を強めており、今週はポジション解消売りに伴い、様子見90.00円が点灯している。中期チャートでは弱冠売り気配に位置しているが、ほぼ様子見状態にあり、89~91円の狭いレンジ相場を形成している。(様子見)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅40.00円 現状乖離幅 32.80→32.60円
先週の強めの買いシグナ1.3673から下げ足を速めており、一時1.36割れの展開を見せているが、今週も引き続き強い買いシグナル1.3622が点灯している。中期チャートにおいても買いシグナルが点灯しており、1.36割れからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.4000~1.4200)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅8.00 現状乖離幅 11.80→10.10円
先週の強めの買いシグナル0.8679から上昇に転じており、今週は通常の買いシグナル0.8878が点灯している。中期チャートでは弱めの売りシグナルから再び通常の売りシグナルが点灯しており、0.8600~0.9050のレンジ相場を形成している。(売りターゲット0.9000~0.9050)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅24.00円 現状乖離幅 27.75→27.30円
豪ドルと同様に先週の強めの買いシグナル0.6892から上昇に転じており、今週は通常の買いシグナル0.6967が点灯している。中期チャートでは様子見から再び弱めの売りシグナルが点灯しており、0.6800〜0.7150のレンジ相場を形成している。(売りターゲット0.7150~0.7200)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅4.00円 現状乖離幅 5.80→4.35円
先週の売りシグナル1.0695から下げ足を速めており、今週はポジション解消買いに伴い、様子見1.0508が点灯している。中期チャートでは買いシグナルが点灯しており、1.0400~1.0800のレンジ相場を形成している。(様子見)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅57.00円 現状乖離幅 50.40→54.95円
先週の強めの買いシグナル1.5664から弱冠上昇しているが、引き続き今週も強めの買いシグナル1.5689が点灯している。中期チャートにおいても買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.5950~1.6050)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅1.50円 現状乖離幅 6.10→6.35円
先週の強めの売りシグナル1.0733から乖離幅には変化は見られず、今週も引き続き強めの売りシグナル1.0759が点灯している。中期チャートにおいても様子見から売りシグナルに転じており、現状レベルからのナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.0250~1.0350)

▲オセアニア通貨裁定取引 
平均乖離幅16.00円 現状乖離幅 15.95→17.20円
先週の乖離幅15.95から拡大しており、今週は17.20円で豪ドル売り・NZドル買いに転じている。中期チャートでも同様に豪ドル売り・NZドル買いゾーンにある。。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。15.35→16.50→16.00→14.65→14.35→15.25→14.25→14.45→→15.20→16.15→15.45→16.35→17.35→17.00→16.85→17.00→18.00→16.70→16.25→16.25→16.05→17.45→16.80→17.20→16.55→15.95→17.20円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年度1月平均211.80円、2月平均211円、3月平均224.50円、4月平均230.60円、5月平均229.10円、6月平均231.60円、7月平均226.90円、8月平均230.50円、9月平均225.40円、10月平均220.90円、12月平均221.85円。そして、2010年1月平均222.70円。2月第1週は215.40円、第2週は211.40円。そして、今週はユーロ円122.60+ドル円90.00=212.60と円売り圏内にあり、ドル円+ユーロ円=210円前後からの押し目買いに妙味が生じている。
(目安*220円以下は円売り局面⇔230円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離16.00円 現状乖離幅 17.60→18.60円
先週の弱めの買いシグナル0.8740から弱冠下げに転じており、今週は買いシグナル0.8683が点灯している。中期チャートにおいては依然として様子見レベルにあり、0.8500~0.8800のレンジ相場を形成している。
(売りターゲット0.8800~0.8850)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離42.00円 現状乖離幅 38.90→38.95円
1.47前後で終始弱めの買いシグナルが点灯しており、先週の買いシグナル1.4675に続いて、今週も弱めの買いシグナル1.4656が点灯している。中期チャートにおいても買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.4800)


▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離58.00円  現状乖離幅 56.20→57.55円
先週の様子見1.6791から上昇しているが、強い売買シグナルは発生しておらず、今週も様子見1.6880が点灯している。中期チャートにおいても様子見圏内にあり、1.6700~1.7000のレンジ相場を形成している。(様子見)

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★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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