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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

米ドル過大評価に急接近!ユーロ反発に警戒要?


●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年1月31日(日)

▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0800 現状乖離幅0.0794→0.0689
A)100÷125.15=0.7990(B)1÷1.3867=0.7211(A−B=0.0789)
先週の弱めの買いシグナル89.90から弱冠上昇しているが、今週も引き続き弱めの買いシグナル90.25が点灯している。中期チャートでは89円台では押し目買いシグナルが点灯しているが、88.50~91.50のレンジ相場を形成している。
(売りターゲット90.50~91.00)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅42.00円 現状乖離幅 37.15→34.90円
先週の買いシグナ1.4132から急落しており、今週は強めの買いシグナル1.3867
が点灯している。中期チャートにおいても、強めの買いシグナルが点灯しており、
現状レベルから押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.4500~1.4600)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅8.00 現状乖離幅 8.90→10.35円
先々週の様子見0.9240から下げ足を速めており、先週の買いシグナル0.9010から、今週は強めの買いシグナル0.8853が点灯している。反面、中期チャートでは引き続き強い売りシグナルが点灯しており、0.8700~0.9200のレンジ相場を形成している。(売りターゲット0.9100~0.9200)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅24.00円 現状乖離幅 26.10→26.90円
先々週の様子見0.7388から下げ足を速めており、先週の弱めの買いシグナルから、今週は通常の買いシグナル0.7019が点灯している。中期チャートでは豪ドルと同様に売りシグナルが点灯しており、0.6900〜0.7300のレンジ相場を形成している。
(売りターゲット0.7150~0.7250)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅4.00円 現状乖離幅 4.95→5.85円
先々週の買いシグナル1.0295から上げ足を速めており、1.0500前後ではポジション解消売りが点灯後に、先週は弱めの売りシグナル1.0583が点灯していたが、今週は更に上昇しており、通常の売りシグナル1.0693が点灯している。中期チャートでは強い買いシグナルから通常の買いシグナルに移行しているが、1.0400~1.0800のレンジ相場を形成している。
(買いターゲット1.0400~1.0500)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅57.00円 現状乖離幅 54.95→54.10円
先週の通常の買いシグナル1.6112から下げ足を速めており、今週は強めの買いシグナル1.5994が点灯している。中期チャートでは様子見レンジで推移しており、
1.6000割れから押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.6300~1.6400)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅1.50円 現状乖離幅 3.65→5.15円
先週の売りシグナル1.0423から上昇に転じており、今週は強めの売りシグ
ナル1.0605が点灯している。中期チャートにおいては様子見から弱めの売りゾーンに突入しており、1.06台からのナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.0150~1.0250)

▲オセアニア通貨裁定取引 
平均乖離幅16.00円 現状乖離幅 17.20→14.55円
先週の乖離幅17.20円から14・55円まで縮小しており、今週はポジション解消(豪ドル買い・NZドル売り)に伴い様子見が点灯している。中期チャートでは依然として、豪ドル売りNZドル買いが生じており、14~18円のレンジ相場を形成している。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。15.35→16.50→16.00→14.65→14.35→15.25→14.25→14.45→13.35→14.25→13.25→15.20→16.15→15.45→16.35→17.35→17.00→16.85→17.00→18.00→16.70→16.25→16.25→16.05→17.45→16.80→17.20→14.55円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年
度1月平均211.80円、2月平均211円、3月平均224.50円、4月平均230.60円、
5月平均229.10円、6月平均231.60円、7月平均226.90円、8月平均230.50円、
9月平均225.40円、10月平均220.90円、12月平均221.85円。そして、2010年
1月第1週は226.30円、第2週は226.30円、第3週は221.30円、第4週は216.95円。今週はユーロ円125.15+ドル円90.25=215.40と円高圏内に振れている。
(目安*220円以下は円売り局面⇔230円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離17.00円 現状乖離幅 17.80→19.20円
先週の通常の買いシグナル0.8771から下落に転じており、今週は強めの買いシグナル8670が点灯している。中期チャートにおいても買いシグナルが点灯しており、
0.870割れから押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット0.9000~0.9100)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離43.00円 現状乖離幅 40.80→40.05円
先々週から1.47台で買いシグナルが継続しており、先週の買いシグナル1.4736に続き、今週も買いシグナル1.4707が点灯している。中期チャートにおいても依然として、強めの買いシグナルが点灯しており、1.47前後からの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.4950~1.5050)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離60.00円  現状乖離幅 58.60→59.25円
先週の売りシグナル1.6794から上昇に転じており、今週は強めの売りシグナル1.6962が点灯している。中期チャートでは、買いシグナルが終了しており、様子見圏内に突入している。1.700台からナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.6500~1.6600)

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★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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