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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

相対的に売買シグナル希薄化!

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年1月17日(日)

▲ドル円ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0800 現状乖離幅0.0547→0.0709
A)100÷130.55=0.7660(B)1÷1.4386=0.6951
(A−B=0.0709)
93円台の強い売りシグナルから下げ足を速めている。先週の強めの売りシグナル92.70円から、今週は弱めの売りシグナル90.75円に転じている。中期チャートでは様子見から通常の買いシグナルが点灯しており、90円~93円のレンジ相場を形成している。(買いターゲット90.00)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅43.00円 現状乖離幅 40.90→39.80円
1.43前後からは強めの買いシグナルが点灯しているが、先週の買いシグナ1.4412に続き、今週も通常の買いシグナル1.4386が点灯している。中期チャートでは様子見から弱い買いシグナルが点灯しており、1.43前後からの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.4700~1.4800)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅8.00 現状乖離幅 7.00→6.90円
先週のポジション解消売り0.9245から様子見に転じているが、今週も引き続き様子見0.9240が点灯している。中期チャートでは引き続き強い売りシグナルが継続中、0.93前後のショートに妙味が生じている。(様子見)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅24.00円 現状乖離幅 24.45→23.70円
0.70割れから上昇を速めているが、先週の弱い買いシグナル0.7362から若干上昇しておりに、今週はポジション解消売りに伴い様子見0.7388が点灯している。
中期チャートでは依然として強めの売りシグナルが点灯しており、0.7400台からのナンピン売りに妙味が生じている。(様子見)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅5.00円 現状乖離幅 2.70→4.35円
先週の買いシグナル1.0300からは変化は見られず、今週も引き続き買いシグナル1.0295が点灯している。中期チャートでは強い買いシグナルが継続しており、1.0300前後から押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.0400~1.0500)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅58.00円 現状乖離幅 55.80→54.75円
先週の強めの買いシグナル1.6019から上昇しており、一時1.63台ではポジション解消売りが散見されているが、今週は弱めの買いシグナル1.6270が点灯している。中期チャートでは様子見レベルに達しており、1.6000~1.6350のレンジ相場を形成している。
(売りターゲット1.6350~1.6400)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅1.00円 現状乖離幅 2.15→2.35円
先週のポジション解消買いに伴う様子見1.0237から弱冠上昇しており、今週は弱めの売りシグナル1.0266が点灯している。中期チャートでは依然として、強めの買いシグナルが点灯しており、1.0100〜1.0400のレンジ相場を形成している。
(買いターゲット1.0100~1.0150)

▲オセアニア通貨裁定取引 
平均乖離幅16.00円 現状乖離幅 17.45→16.80円
先週の乖離幅17.45円では豪ドル売りNZドル買いが点灯していたが、乖離幅縮小により、今週は様子見16.80円が点灯している。中期チャートでは弱めの豪ドル売りNZドル買いが生じており、15~18円のレンジ幅を形成している。
過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
16.25→14.00→14.85→15.35→16.50→16.00→14.65→14.35→15.25→14.25→14.45→13.35→14.25→13.25→15.20→16.15→15.45→16.35→17.35→17.00→16.85→17.00→18.00→16.70→16.25→16.25→16.05→17.45→16.80円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年度1月平均211.80円、2月平均211円、3月平均224.50円、4月平均230.60円、5月平均229.10円、6月平均231.60円、7月平均226.90円、8月平均230.50円、9月平均225.40円、10月平均220.90円、12月平均221.85円。そして、2010年度1月第1週は226.30円、第2週は226.30円、今週はユーロ円130.55+ドル円90.75=226.30と円高に振れている。
(目安*220円以下は円売り局面⇔230円以上は円買い局面)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離14.00円 現状乖離幅 14.90→17.10円
先週の弱めの買いシグナル0.8997から再び下落に転じており、今週は通常の買いシグナル0.8842が点灯している。中期チャートでは売りシグナルから様子見に達しており、0.8800前後からの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット0.9050~0.9100)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離45.00円 現状乖離幅 43.05→42.15円
先週の強めの買いシグナル1.4754から変化は見られず、今週も引き続き強めの買いシグナル1.4766が点灯している。中期チャートにおいては依然として、強めの買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.5050~1.5150)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離59.00円  現状乖離幅 57.95→59.25円
先週の買いシグナル1.6400から上昇を速めており、今週はポジション解消売りに伴い、様子見1.6702が点灯している。中期チャートにおいては、強い買いシグナルから通常の買いシグナルに転じており、1.6500~1.6800のレンジ相場を形成している。(様子見)

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★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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