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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

ドル売り加速中!下値は限定的・逆張りの好機?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年1月10日(日)

▲ドル円ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0800 現状乖離幅0.0524→0.0547
A)1÷1.4412=0.6938(B)100÷133.60=0.7485
(A−B=−0.0547)
先週の売りシグナル93.00からは弱冠下落しているが、今週も引き続き強めの売りシグナル92.70が点灯している。中期チャートではニュートラルなレベルに達しており、91~94円のレンジ相場を形成している。(買いターゲット90.50~91.50)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅43.00円 現状乖離幅 40.30→40.90円
先週の強めの買いシグナル1.4333から上昇に転じているが、今週も引き続き強めの買いシグナル1.4412が点灯している。中期チャートではドル円と同様にポジション解消局面にあり、1.4200~1.4500のレンジ相場を形成している。
(売りターゲット1.4700~1.4800)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅7.00 現状乖離幅 9.60→7.00円
先週の買いシグナル0.8968から急上昇しており、今週はポジション解消売り0.9245が点灯、様子見に突入している。中期チャートでは引き続き強い売りシグナルが継続中、0.93台からのショートに妙味が生じている。(様子見)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅24.00円 現状乖離幅 25.65→24.45円
0.70割れから上昇を速めており、先週の買いシグナル0.7242に続き、今週は弱めの買いシグナル0.7362が点灯している。中期チャートでは依然として強い売りシグナルが点灯しており、0.7400台からのショートに妙味が生じている。
(売りターゲット0.7400)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅5.00円 現状乖離幅 4.60→2.70円
先週の様子見1.0520から下落に転じており、今週は買いシグナル1.0300が点灯している。中期チャートでは強い買いシグナルが継続しており、1.0300前後から押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.0450~1.0550)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅58.00円 現状乖離幅 57.30→55.80円
先週の弱めの買いシグナル1.6161から下落に転じており、今週は通常の買いシグナル1.6019が点灯している。中期チャートにおいても買いシグナルが転倒しており、1.60割れから押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.6250~1.6350)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅1.00円 現状乖離幅 3.15→2.15円
先週の売りシグナル1.0351から下げに転じており、今週はほぼポジション解消買いに伴い様子見1.0237が点灯している。中期チャートでは依然として、つい買いシグナルが点灯しており、1.02割れからの押し目買いに妙味が生じている。
(様子見)

▲オセアニア通貨裁定取引 
平均乖離幅16.00円 現状乖離幅 16.05→17.45円
先週の様子見から乖離幅が拡大しており、今週は17.45円で短期並びに中期チャートにおいても豪ドル売りNZドル買いが点灯している。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
14.55→16.25→14.00→14.85→15.35→16.50→16.00→14.65→14.35→15.25→14.25→14.45→13.35→14.25→13.25→15.20→16.15→15.45→16.35→17.35→17.00→16.85→17.00→18.00→16.70→16.25→16.25→16.05→17.45円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年度1月平均211.80円、2月平均211円、3月平均224.50円、4月平均230.60円、5月平均229.10円、6月平均231.60円、7月平均226.90円、8月平均230.50円、9月平均225.40円、10月平均220.90円、12月平均221.85円。そして、2010年度1月第1週は226.30円、今週もユーロ円133.60+ドル円92.70=226.30と円安に振れている。(目安*220円以下は円買い⇔230円以上は円売り)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離14.00円 現状乖離幅 17.00→14.90円
先週の買いシグナル0.8869から上昇しており、今週は弱めの買いシグナル0.8869が点灯している。中期チャートでは売りシグナルが点灯しており、0.8800~0.9100のレンジ相場を形成している。(売りターゲット0.9050)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離45.00円 現状乖離幅 43.45→43.05円
1.5000割れからは買いシグナルが継続している。先週の買いシグナル1.4836に続き、今週は強めの買いシグナル1.4754が点灯している。中期チャートにおいても強めの買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.5000~1.5100)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離59.00円  現状乖離幅 60.45→57.95円
先週はポジション解消売り1.6728から様子見に転じていたが、今週は早くも通常の買いシグナル1.6400が点灯している。中期チャートにおいては依然として、強い買いシグナルが点灯しており、押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.6550〜1.6650)

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★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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