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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

ドル買い材料多種多彩だが、反動売りも警戒?

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2010年1月03日(日)


▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.0800 現状乖離幅0.0550→0.0524
A)1÷1.4333=0.6978(B)100÷133.30=0.7502(A−B=−0.0524)
先週の売りシグナル91.45から上昇を速めており、今週は強い売りシグナル93.00円が点灯している。ただし、中期チャートでは買いシグナルが終了、ポジション解消売りで様子見が点灯、ドル円相場の分岐点を示唆しており、90~95円のレンジ相場を形成している。(買いターゲット90.00~90.50)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅43.00円 現状乖離幅 40.10→40.30
先週の買いシグナル1.4385から弱冠下落に転じているが、今週も引き続き強めの買いシグナル1.4333が点灯している。中期チャートではポジション解消局面1.4250後から、再び弱めの売りシグナルが点灯しており、1.4200~1.4500のレンジ相場を形成している。(売りターゲット1.4700~1.4800)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅11.00円 現状乖離幅 10.60→9.60円
先週の買いシグナル0.88841から上昇に転じており、今週は弱めの買いシグナル0.8968が点灯している。中期チャートでは引き続き売りシグナルが継続しており、レンジ相場0.8700~0.9100を形成している。(売りターゲット0.9000~0.9050)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅25.00円 現状乖離幅 26.85→25.65円
先週の強めの買いシグナル0.7064から上昇しており、今週は通常の買いシグナル0.7242が点灯している。中期チャートでは強い売りシグナルから通常の売りシグナルに転じており、0.6800~0.7400のレンジ相場を形成している。
(売りターゲット0.7350~0.7450)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅5.00円 現状乖離幅 4.35→4.60円
先週の弱めの買いシグナル1.0449から弱冠上昇に転じており、今週はポジション解消売りに伴い様子見1.0520が点灯している。中期チャートでは通常の買いシグナルが継続しており、1.04割れから押し目買いに妙味が生じている。(様子見)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅57.00円 現状乖離幅 54.75→57.30円
先週の強めの買いシグナル1.5987から上昇を速めており、今週は弱めの買いシグナル1.6161が点灯している。中期チャートにおいては買いシグナルが終了しており、様子見状態を示している。(売りターゲット1.6300~1.6400)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅1.50円 現状乖離幅 3.20→3.15円
先週の売りシグナル1.0363から弱冠下げているが、今週も引き続き弱めの売りシ
グナル1.0351が点灯している。中期チャートでは買いシグナルが点灯しており、1.0200~1.0600のレンジ相場を形成している。(買いターゲット1.0200~1.0250)

▲オセアニア通貨裁定取引 
平均乖離幅15.00円 現状乖離幅 16.25→16.05円
先週の乖離幅から変更はなく、様子見状態を継続している。そして、中期チャートにおいても様子見が点灯しており、15円割れから豪ドル買い/NZドル売り、そして、18円では豪ドル売り/NZドル買いを示唆している。
過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
14.55→16.25→14.00→14.85→15.35→16.50→16.00→14.65→14.35→15.25→14.25→14.45→13.35→14.25→13.25→15.20→16.15→15.45→16.35→17.35→17.00→16.85→17.00→18.00→16.70→16.25→16.25→16.05円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度平均は255.20円。2009年
度1月平均211.80円、2月平均211円、3月平均224.50円、4月平均230.60円、
5月平均229.10円、6月平均231.60円、7月平均226.90円、8月平均230.50円、9月平均225.40円、10月平均220.90円、12月第1週は224.80円、第2週は219.50、第3週は220.10、第4週は223.00、そして、今週はユーロ円133.30+ドル円93.00=226.30と円安に振れている。(目安*220円以下は円買い⇔230円以上は円売り)

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離14.00円 現状乖離幅 14.65→17.00円
先週の弱めの買いシグナル0.8998から再び下げに転じており、今週は買いシグナル0.8869が点灯している。中期チャートでは売りシグナルが点灯しており、0.8800~0.9100のレンジ相場を形成している。(売りターゲット0.9000~0.9100)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離45.00円 現状乖離幅 43.30→43.45円
1.5000割れからは買いシグナルが継続しており、先週の買いシグナル1.4907に続き、今週も買いシグナル1.4836が点灯している。中期チャートにおいても、買いシグナルが点灯しており、1.48前後から押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.5050~1.5150)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離59.00円  現状乖離幅 57.95→60.45円
先週の買いシグナル1.6567から上昇を速めており、今週はポジション解消売りに伴い様子見1.6728が点灯している。中期チャートにおいては依然として強めの買いシグナルが点灯しており、押し目買いに妙味が生じている。(様子見)

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★本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資戦略をお勧めします。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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