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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

急速な円高局面!ドル相場の正常化?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2009年11月29日(日)
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▲ドル円ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.078 現状乖離幅0.0840→0.1047)
1÷1.4962=0.6684(B)100÷129.35=0.7731(A−B=−0.1047)
先週の弱めの買いシグナル88.90から、一時85円割れまで下落に転じ、強い買いシグナルが点灯しているが、今週も引き続き強めの買いシグナル86.45が点灯している。中期チャートでは依然として強い買いシグナルが点灯しており、押し目買いの状況にある。
(売りターゲット89.00〜90.00)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅43.70円 現状乖離幅 43.25→42.90円
先週の弱めの売りシグナル1.4865から、再び上昇基調にあり、今週も引き続き売りシグナル1.4962が点灯している。中期チャートでは1.50台の強い売りシグナルから通常の売りシグナルが点灯しており、1.5000台からナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.4850)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅8.00円 現状乖離幅 7.60→8.10円
先々週の強めの売りシグナル0.9261から下落に転じており、先週は通常の売りシグナル0.9145が点灯、今週も順調に下げ足を速めており、ポジション解消買いと共に様子見0.9063が点灯している。中期チャートでは依然として、強めの売りシグナルが点灯中、引き続きナンピン売りに妙味が生じている。(様子見)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅24.00円 現状乖離幅 24.45→25.10円
段階的に下げ足を速めており、先週の売りシグナル0.7250に続いて、今週は弱めの売りシグナル0.7097が点灯している。中期チャートでは乖離幅が縮小しているが、強い売りシグナルが点灯中、ナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット0.7000)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅5.00円 現状乖離幅 5.85→5.10円
先々週は買いシグナル1.0516が点灯、先週は売りシグナル1.0704へ上昇、今週はポジション解消買いと共に様子見1.0627が点灯している。中期チャートにおいても強めの買いシグナルから通常の買いシグナルに転じているが、押し目買いに妙味が生じている。
(様子見)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅58.00円 現状乖離幅 57.85→55.90円
先々週の強めの売りシグナル1.6683から下げ足を速めている。先週の売りシグナル1.6507から、今週はポジション解消買いと共に、様子見1.6466が点灯している。中期チャートにおいては通常の売りシグナルが点灯しており、ナンピン売りに妙味が生じている。
(様子見)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅1.00円 現状乖離幅 1.55→0.55円
先週の様子見1.0177後に、一時パリティ割れの段階では強めの買いシグナルが点灯していたが、今週は弱めの買いシグナル1.0644が点灯している。中期チャートでは強い買いシグナルから通常の買いシグナルが点灯しており、押し目買いに妙味が生じている。
(様子見)

▲オセアニア通貨裁定取引 
平均乖離幅16.00円 現状乖離幅 16.85→17.00円
乖離幅17円前後で膠着度が増しているが、17円台からは豪ドル売り/NZ円買いシグナルが点灯している、過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
9.75→11.35→12.15→13.75→15.40→14.55→16.25→15.40→15.35→6.10→14.00
→14.85→15.35→16.50→16.00→14.65→14.35→15.25→14.25→14.45→13.35→
14.25→13.25→15.20→16.15→15.45→16.35→17.35→17.00→16.85→17.00円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
(目安*220円以下は円高⇔235円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は263.04→266.95→269.80→221円。2009年度1月平均211.80円、2月平均211円、3月平均224.50円、4月平均230.60円、5月平均229.10円、6月平均231.60円、7月平均226.90円、8月平均は230.50円、9月平均は225.40円、10月平均224.30円、11月第1週は223.45円、第2週は223.40円、第3週は221.05、今週はユーロ円129.35+ドル円86.45=215.80と円高水準に突入しており、ナンピン買いに妙味が生じている。

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離13.50円 現状乖離幅 14.60→13.00円
0.89台の買いシグナルから順調に上昇、先週の買いシグナル0.9005から、今週はポジション解消売りと共に様子見0.9087が点灯している。中期チャートでは売りシグナルが点灯しており、ナンピン売りに妙味が生じている。(様子見)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離44円 現状乖離幅 44.80→43.45円
平衡状態が依然として続いており、強い売買シグナルが発生するまでには至っていない。先週の様子見1.5129に続き、今週も様子見1.5058が点灯している。中期チャートにおいても様子見が点灯している。(様子見)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離57.50円  現状乖離幅 59.40→56.45円
先々週の売りシグナル1.6881から下落基調にあり、先週の売りシグナル0.6800から下げ足を速めている。今週はポジション解消買いと共に様子見1.6572が点灯している。中期チャートでは買いシグナルが点灯中している。(様子見)

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★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目から分散投資戦略をお勧めします。最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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