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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

米ドル買い戻し進行中!中期的には不十分?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2009年11月22日(日)
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▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.070 現状乖離幅0.0770→0.0840
A)1÷1.4865=0.6727(B)100÷132.15=0.7567(A−B=−0.0840)
先週の弱めの買いシグナル89.70から、下落に転じており、今週は通常の買いシグナル88.90が点灯している。中期チャートでは引き続き強めの買いシグナルが点灯しており、押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット90.50〜91.00)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅43.70円 現状乖離幅 44.00→43.25円
先週の弱めの売りシグナル1.4905から、弱冠下落に転じているが、今週も引き続き弱めの売りシグナル1.4865が点灯している。中期チャートでは引き続き強い売りシグナルが点灯しており、1.4900台からナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.4750〜1.4800)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅8.70円 現状乖離幅 6.00→7.60円
先週の強めの売りシグナル0.9261から下落に転じており、今週は通常の売りシグナル0.9145が点灯している。中期チャートでは依然として、強い売りシグナルが点灯しており、0.92台が重石になっており、ナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット0.9000〜0.9100)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅23.80円 現状乖離幅 23.00→24.45円
先週の強めの売りシグナル0.7436から下落に転じており、今週は弱めの売りシグナル0.7250が点灯している。中期チャートでは豪ドルと同様に強い売りシグナルが点灯しており、ナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット0.7150〜0.7200)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅5.00円 現状乖離幅 4.40→5.85円
先週の買いシグナル1.0516から上昇に転じており、ポジション解消レベルに1.07台に突入している。今週は様子見1.0704が点灯している。中期チャートにおいては引き続き買いシグナルが点灯しており、1600前後から押し目買いに妙味が生じている。(様子見)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅57.00円 現状乖離幅 59.95→57.85円
先週の強めの売りシグナル1.6683から弱冠下落に転じているが、今週も引き続き通常の売りシグナル1.6607が点灯している。中期チャートにおいては強めの売りシグナルが点灯しており、ナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.6200〜1.6300)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅1.00円 現状乖離幅 1.05→1.55円
先週の弱めの買いシグナル1.0118から弱冠城しており、今週は様子見1.0177が点灯している。中期チャートでは依然として強い買いシグナルが点灯しており、1.01前後から押し目買いに妙味が生じている。(様子見)

▲オセアニア通貨裁定取引 
平均乖離幅14.60円 現状乖離幅 17.35→17.00円
先々週から17円台から豪ドル売り/NZ円買いシグナルが点灯しているが、今週は弱冠借り幅が縮小しているが、引き続き弱い豪ドル売り/NZ円買いシグナル16.85が点灯している。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
10.45→9.75→11.35→12.15→13.75→15.40→14.55→16.25→15.40→15.35→6.10→14.00→14.85→15.35→16.50→16.00→14.65→14.35→15.25→14.25→14.45→13.35→14.25→13.25→15.20→16.15→15.45→16.35→17.35→17.00→16.85円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
(目安*220円以下は円高⇔235円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は263.04→266.95→269.80→221円。2009年度1月平均211.80円、2月平均211円、3月平均224.50円、4月平均230.60円、5月平均229.10円、6月平均231.60円、7月平均226.90円、8月平均は230.50円、9月平均は225.40円、10月平均224.30円、11月第一週は223.45円、そして、先週は223.40円、今週はユーロ円132.15+ドル円88.90=221.05と円高水準で推移しており、220円割れからのナンピン買いに妙味が生じている。

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離13円 現状乖離幅 15.95→14.60円
先週の買いシグナル0.8934から0.900台に上昇しているが、今週も引き続き買いシグナル0.9005が点灯している。反面、中期チャートでは売りシグナルから様子見レベルに達しており、今後の動向を模索してから始動が賢明。
(売りターゲット0.9100~0.9150)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離45円 現状乖離幅 45.05→44.80円
1.51前後での攻防が続いている。先週の様子見1.5082に続き、今週も様子見1.5129が点灯している。中期チャートにおいては弱めの買いシグナルが点灯している。(様子見)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離58円  現状乖離幅 61.00→59.40円
先週の売りシグナル1.6881から下落基調にあり、今週も引き続き売りシグナル1.6800が点灯している。しかし、中期チャートでは反対に買いシグナルが点灯中であり、少なめからの始動が賢明。(買いターゲット1.6600~1.6650)

***************************★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目から分散投資戦略をお勧めします。最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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