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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

乖離幅チャート(短期トレード)スタート

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2009年11月15日(日)
★今週より、短期トレード中心の乖離幅チャートをスタート致します。
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▲ドル円ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.070 現状乖離幅0.0753→0.0770
A)1÷1.4905=0.6709(B)100÷133.70=0.7479
(A−B=−0.0770)
先週の買いシグナル89.95から、中盤ではポジション解消売り90.50前後まで達したが、今週も引き続き買いシグナル89.70が点灯している。中期チャートでは強めの買いシグナルが点灯しており、押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット90.50〜91.00)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅43.70円 現状乖離幅 43.55→44.00円
先週の様子見1.4832から弱冠上昇に転じており、今週は弱めの売りシグナル1.4905が点灯している。中期チャートでは引き続き強い売りシグナルが点灯しており、1.5000台が重石になっており、同レベルからのナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.4700〜1.4750)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅8.70円 現状乖離幅 7.40→6.00円
先週の強めの売り売りシグナル0.9177から更に上昇に転じている。今週も引き続き強めの売りシグナル0.9261が点灯している。中期チャートでも強い売りシグナルが点灯している。(買いターゲット0.9000〜0.9100)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅23.30円 現状乖離幅 24.75→23.00円
先週の様子見0.7248から、上昇を速めており、今週は売りシグナル0.7436が点灯している。中期チャートでは強い売りシグナルが点灯しており、ナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット0.7300〜0.7350)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅4.80円 現状乖離幅 6.20→4.40円
先週の売りシグナル1.0740から下げ足を速めており、今週は逆に弱い買いシグナル1.0516が点灯している。中期チャートにおいても、引き続き買いシグナルが点灯しており、押し目買いの様相を見せている。
(売りターゲット1.0600〜1.0650)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅57.20円 現状乖離幅 59.70→59.95円
先週の強い売りシグナル1.6609から弱冠上昇しており、今週も引き続き強めの売りシグナル1.6683が点灯している。中期チャートにおいては強めの売りシグナルが点灯しており、ナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.6200〜1.6300)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅1.30円 現状乖離幅 1.55→1.05円
先週の様子見1.0175から、今週は弱めの買いシグナル1.0118が点灯しているが、中期チャートでは依然として強い買いシグナルが点灯しており、押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.0200〜1.0250)

▲オセアニア通貨裁定取引 
平均乖離幅14.60円 現状乖離幅 17.35→17.00円
先週の乖離幅17.35からへん変化は見られず、今週は17.00円と引き続き豪ドル売り/NZ円買いシグナルが点灯している。17円台からの始動に妙味が生じている。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
9.20→10.45→9.75→11.35→12.15→13.75→15.40→14.55→15.85→16.25→15.40→15.35→16.10→14.00→14.85→15.35→16.50→16.00→14.65→14.35→15.25→14.25→14.45→13.35→14.25→13.25→15.20→16.15→15.45→16.35→17.35円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
(目安*220円以下は円高⇔235円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は
263.04→266.95→269.80→221円。2009年度1月平均211.80円、2月平均211
円、3月平均224.50円、4月平均230.60円、5月平均229.10円、6月平均231.60
円、7月平均226.90円、8月平均は230.50円、9月平均は225.40円、10月平均
224.30円、11月第一週は223.45円、そして、今週はユーロ円133.70+ドル円89.70=223.40と円高水準で推移しており、220円割れからのナンピン買いに妙味が生じている。

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離13円 現状乖離幅 15.90→15.95円
ポンド優勢が続いており、先週の買いシグナル0.8936から変化は見られず、今週も引き続き買いシグナル0.8934が点灯している反面、中期チャートでは依然として強めの売りシグナルが点灯しており、ストップロスの配置に注意要。
(売りターゲット0.9050~0.9150)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離45円 現状乖離幅 45.10→45.05円
1.51前後で継続的に推移しており、先週の様子見1.5102に続き、今週も様子見1.5082が点灯している。中期チャートにおいても様子見が点灯しており、次の展開待ちの様相を見せている。(様子見)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離58円  現状乖離幅 61.00→61.00円
先週の売りシグナル1.6900から変化は見られず、今週も売りシグナル1.6881が点灯している。中期チャートでは逆に強めの買いシグナルが点灯しており、ポンドとスイスの乱調を示している。(買いターゲット1.6600~1.6700)

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★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目から分散投資戦略をお勧めします。最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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●新外為の森 ホームページhttp://kentishfx.web.fc2.com


プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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