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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

ドル過小評価の調整買いへ!利食い&損ぎリが錯綜中?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)作成年月日2009年11月01日(日)
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▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.000 現状乖離幅−0.0676→−0.0572
A)1÷1.4711=0.6798(B)100÷132.55=0.7544(A−B=−0.0746)
先週はポジション解消売り92.05円で様子見状態に突入していたが、今週は90円割れ直前まで下落しており、買いシグナル90.10が点灯している。週足チャートでは引き続き強めの買いシグナルが点灯しており、90円割れからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット92.00〜92.50)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅35円 現状乖離幅 46.10→42.45円
節目である1.5000台で強い売りシグナルが継続していたが、先週の警戒レベルの売りシグナル1.5004から一段と下げ足を速めているが、今週も引き続き強めの売りシグナル1.4711が点灯している。週足チャートにおいても、引き続き強めの売りシグナルが点灯しており、ナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.4200〜1.4400)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅20円 現状乖離幅 7.15→9.20円
先週の売りシグナル0.9224から下げ足を速めており、再び、0.90割れに突入しているが、今週も引き続き強い売りシグナル0.8979が点灯している。
(買いターゲット0.8000〜0.8200)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅35円 現状乖離幅 22.60→25.55円
先週の警戒レベルの売りシグナル0.7546から急激に下げ足を速めているが、引き続き、今週も強い売りシグナル0.7164が点灯している。
(買いターゲット0.6600〜0.6800)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅12円 現状乖離幅 4.70→7.05円
先々週の警戒レベルの買いシグナル1.0365から上げ足を強めており、先週の強い買いシグナル1.0538に続いて、今週も強めの買いシグナル1.0849が点灯している。(売りターゲット1.1000〜1.1200)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅50円 現状乖離幅 57.80→58.10円
1.60台からは強めの売りシグナルが継続しているが、ポンドのみがドル高の影響を大きく受けていない状況。先週の強めの売りシグナル1.6362から若干下落に転じているが、今週も引き続き強めの売りシグナル1.6308が点灯している。尚、週足チャートにおいても強めの売りシグナルが継続しており、ナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.5300〜1.5500)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅12円 現状乖離幅 0.80→2.30円
先週はパリティ1米ドル=1スイスフランに窮迫しており、警戒レベルの買いシグナル1.0088が点灯していたが、今週は弱冠持ち直しているものの、依然として強い買いシグナル1.0262が点灯している。(売りターゲット1.0700〜1.0900)

▲オセアニア通貨裁定取引 
平均乖離幅15円 現状乖離幅 16.15→15.45円
先週の乖離幅は15.45円で様子見状態に再突入していたが、今週は16.35円まで拡大、豪ドル売り/NZ円買いシグナルが点灯している。週足チャートにおいても引き続き豪ドル売り/NZ円買いシグナルが点灯しており、17円前後からの始動に妙味が生じている。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。8.25→9.20→10.45→9.75→11.35→12.15→13.75→15.40→14.55→15.85→16.25→15.40→15.35→16.10→14.00→14.85→15.35→16.50→16.00→14.65→14.35→15.25→14.25→14.45→13.35→14.25→13.25→15.20→16.15→15.45→16.35円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
(目安*220円以下は円高⇔235円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は263.04→266.95→269.80→221円。2009年度1月平均211.80円、2月平均211円、3月平均224.50円、4月平均230.60円、5月平均229.10円、6月平均231.60円、7月平均226.90円、8月平均は230.50円、9月平均は225.40円、10月第1週は220.55円と円高、第2週220.00円、第3週226.25円、第4週は230.30円と円安に振れていたが、今週はユーロ円132.55+ドル円90.10=222.65と円高レベルで推移。220円割れからのナンピン買いに妙味が生じている。


★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離20円 現状乖離幅 12.00→15.45円
0.90台から強い売りシグナルが点灯していたが、先週の強い売りシグナル0.9201から急落に転じており、今週は通常の売りシグナル0.8956が点灯している。
(買いターゲット0.8700~0.8800)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離46円 現状乖離幅 46.90→44.75円
先週の弱い買いシグナル1.5137から、今週は通常の買いシグナル1.5097が点灯している。(売りターゲット1.5200)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離66円  現状乖離幅 58.90→60.20円
先週の強めの買いシグナル1.6451から急上昇しており、今週は通常の買いシグナル1.6851が点灯している。(売りターゲット1.7000~1.7200)

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★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目の分散投資戦略をお勧めします。最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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