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鈴木郁雄の実践・為替ストラテジー

米ドル過小評価の見直し時機到来?

●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2009年10月18日(日)
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米ドル過小評価の見直し時機到来?

▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.000 現状乖離幅−0.0771→−0.0676
A)1÷1.4904=0.6710(B)100÷135.40=0.7386(A−B=−0.0676)
88円台の強い買いシグナルから90円台へ突入しているが、先週の強めの買いシグナル89.80円に続いて、今週は通常の買いシグナル90.85円が点灯している。週足チャートにおいては依然として、強めの買いシグナルゾーンに位置しており、押し目買いの好機に直面している。(売りターゲット92.50〜93.50)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅33円 現状乖離幅 42.40→44.55円
先々週の売りシグナル1.45台から、先週はストップロスを巻き込みながら、強めの売りシグナル1.4722が点灯していたが、今週は警戒レベルの売りシグナル1.4904が点灯している。週足チャートにおいても、強い売りシグナルが点灯しており、1.5000前後までナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.3700〜1.3900)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅23円 現状乖離幅 8.70→7.50円
先週から0.90台に突入しており、警戒レベルの売りシグナル0.9031にもかからず、今週は最高レベルの売りシグナル0.9173が点灯している。
(買いターゲット0.8000〜0.8200)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅35円 現状乖離幅 23.90→23.65円
豪ドルと同様に先週の強い売りシグナル0.7339からさらに上昇しており、今週は警戒レベルの売りシグナル0.7397が点灯している。
(買いターゲット0.6500〜0.6700)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅12円 現状乖離幅 3.70→3.20円
先週の強い買いシグナル1.0430から下げに転じており、今週も引き続き強い買いシグナル1.0365が点灯している。(売りターゲット1.1100〜1.1300)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅50円 現状乖離幅 52.50→57.80円
1.67台から1.6000割れまで急速に下落しているが、先週の売りシグナル1.5846から再び上昇に転じており、今週も強い売りシグナル1.6362が点灯している。週足チャートでも強めの売りシグナルが点灯しており、ナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.5300〜1.5500)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅12円 現状乖離幅 2.75→2.45円
スイスフランの騰勢が続いている。先週の強い買いシグナル1.0316から
から反転しており、再び警戒レベルの買いシグナル1.0179が点灯している。
(売りターゲット1.1000〜1.1200)

▲オセアニア通貨裁定取引 
平均乖離幅15円 現状乖離幅 13.25→15.20円
先週は乖離幅15.20円でポジション解消の豪ドル円買い/NZ円売りが点灯していたが、今週は16.15円まで拡大しているが、引き続き様子見状態にある。ただし、週足チャートでは豪ドル売り/NZ円買いシグナルが発生しており、少なめからの始動に妙味が生じている。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
7.95→8.25→9.20→10.45→9.75→11.35→12.15→13.75→15.40→14.55→15.85→16.25→15.40→15.35→16.10→14.00→14.85→15.35→16.50→16.00→14.65→14.35→15.25→14.25→14.45→13.35→14.25→13.25→15.20→16.15円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
(目安*220円以下は円高⇔235円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は
263.04→266.95→269.80→221円。2009年度1月平均は211.80円、2月平均は
211円、3月平均224.50円、4月平均は230.60円、5月平均は229.10円、6月
平均は231.60円、7月平均は226.90円、8月平均は230.50円、9月平均は225.40
円、10月第1週は220.55円と円高、第2週は22.00円、今週はユーロ円135.40+ドル円90.85=226.25円と弱冠円安に振れているが円高ゾーンをキープしている。

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離20円 現状乖離幅 10.10→13.25円
0.90台からは継続的に強い売りシグナルが点灯しているが、先週の強い売りシグナル0.9290から下げ足を速めているが、今週も引き続き強めの売りシグナル0.9109が点灯している。(買いターゲット0.8650~0.8800)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離44円 現状乖離幅 45.15→46.15円
乖離幅は拡大しているが、先週の様子見1.5187から変化は見られず、今週も引き続き様子見1.5171が点灯している。(様子見)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離64円  現状乖離幅 55.25→59.40円
ポンド安が一服。先週の強い買いシグナル1.6347から上昇に転じているが、今週も強めの買いシグナル1.6655が点灯している。
(売りターゲット1.7200~1.7400)

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★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目の分散投資戦略をお勧めします。最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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★ペットチャート閲覧は閲覧できませんので、ご了承ください。
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プロフィール

鈴木郁雄

Ikuo Suzuki

ケンティッシュジャパン代表

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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