ユーロドル1.48ナンピン売り・ドル円89円ナンピン買い !
●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2009年10月11日(日)
先週の中間点ではドル買い戻しの動きが散見されたが、最終的にはドル円のみが反応しており、相対的にドルが過小評価されたレベルで推移している。いつ何時
ドルが反発しても不思議ではなく、ドルショートの深追いは自重局面にある
●主要3大通貨(ドル、ユーロ、円)においては、ドル円は88円割れを突破できず、90円前後まで上昇しており、本チャート上でも92~93円までの上昇が視野にあるが、あくまでも段階的な円売り局面であり、1円刻みで戦略性を高めることが賢明であろう。ユーロドルは1.48前後では高値警戒ゾーンにあり、同レベルからのナンピン売りに妙味が生じている。
●オセアニア通貨裁定取引は、13円前後の豪ドル円買い/NZ円売りシグナルから、再び15円台に突入しており、ポジション解消が点灯、様子見レベルで推移している。
●欧州3大通貨は、対ドル相場と同様にポンドの急落が際立っており、ユーロ並びにスイスフランが過大評価の段階にある。先週以上にユーロポンド売りと、ポンドスイス買いに妙味が生じている。
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▲ドル円 ユーロから見るドル円(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.000 現状乖離幅−0.0783→−0.0771
A)1÷1.4722=0.6793(B)100÷132.20=0.7564(A−B=−0.0771)
88円の壁を破れず、最終的には89円台後半で強い買いシグナルを継続している。先週の強めの買いシグナル89.75からは変化がなく、今週も強めの買いシグナル89.80円が点灯している。週足チャートにおいても強めの買いシグナルゾーンにあり、押し目買いに妙味が増している。(売りターゲット93.00〜94.00)
▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅33円 現状乖離幅 41.05→42.40円
先週は強めの売りシグナル1.4574から再び上昇基調にあり、今週はかなり強い売りシグナル1.4722が点灯している。週足チャートにおいても、強い売りシグナルが点灯しており、同レベルからナンピン売りに妙味が生じている。
(買いターゲット1.3700〜1.3900)
▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅26円 現状乖離幅 12.10→8.70円
0.87前後の強い売りシグナルが点灯しているにもかかわらず、0.90台に突入しており、今週は警戒レベルの売りシグナル0.9031が点灯している。
(買いターゲット0.7800〜0.8000)
▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅38円 現状乖離幅 25.35→23.90円
豪ドルと同様に乖離幅は縮小傾向にあり、先週の強い売りシグナル0.7175から、今週は警戒レベルの売りシグナル0.7339が点灯している。
(買いターゲット0.6300〜0.6500)
▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅12円 現状乖離幅 6.80→3.70円
資源国通貨の強みを発揮しており、先週の強い買いシグナル1.0820から損切りレベル1.0500を突破しており、今週はかなり強い買いシグナル1.0430が点灯している。(売りターゲット1.1100〜1.1300)
▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅50円 現状乖離幅 53.35→52.50円
ポンドの急落が際立っているが、警戒レベル1.67台から急速に下落しているが、先週の強い売りシグナル1.5944に続いて、今週も強い売りシグナル1.5846が点灯している。週足チャートでも強めの売りシグナルが点灯しており、ナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.5300〜1.5500)
▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅12円 現状乖離幅 3.30→2.75円
先々週の強い買いシグナル1.0281から上昇に転じていたが、先週の強い買いシグナル1.0378から反転しており、再び警戒レベルの買いシグナル1.0316が点灯している。(売りターゲット1.1000〜1.1200)
▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅15円 現状乖離幅 13.25→15.20円
先週は乖離幅13.25円で豪ドル円買い/NZ円売りが点灯していたが、今週は15円台を復活しており、15.20円でポジション解消に至っており、同レベルで様子見が点灯している。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
4.95→7.95→8.25→9.20→10.45→9.75→11.35→12.15→13.75→15.40→14.55→
15.85→16.25→15.40→15.35→16.10→14.00→14.85→15.35→16.50→16.00→
14.65→14.35→14.65→15.25→14.25→14.45→13.35→14.25→13.25→15.20円
▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
(目安*220円以下は円高⇔235円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は
263.04→266.95→269.80→221円。2009年度1月平均は211.80円、2月平均は
211円、3月平均224.50円、4月平均は230.60円、5月平均は229.10円、6月
平均は231.60円、7月平均は226.90円、8月平均は230.50円、9月平均は225.40円、10月第1週は220.55円と円高、今週はユーロ円132.20+ドル円89.80=222.00円と円高ゾーンをキープしている。
★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離18円 現状乖離幅 12.30→10.10円
0.90台からは継続的に、強い売りシグナルが点灯しており、先週の強い売りシグナル0.9140から更に上昇中、今週も強めの売りシグナル0.9290が点灯している。
(買いターゲット0.8650~0.8800)
▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離44円 現状乖離幅 44.45→44.10円
先週の様子見1.5087から上昇に転じているが、今週も引き続き様子見1.5187が点灯している。(様子見)
▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離62円 現状乖離幅 56.40→55.25円
ポンド安の影響から、先週の強めの買いシグナル1.6505から下落に転じており、再度、強い買いシグナル1.6388が点灯している。(売りターゲット1.7200~1.7400)
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★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目の分散投資戦略をお勧めします。最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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