連休の乱高下に注意!ドル反発近し?
●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2009年9月20日(日)
先週はドル全面安状態が継続しており、各通貨とも警戒レベルのゾーンまで上昇している。本チャート上においては、引き続きドルの過小評価と円の過大評価が鮮明になっており、相対的には米ドルの押し目買いに妙味が生じている。今週の連休明けにはFOMCの金利政策とG20開催が予定されており、ドルの反発に注視して臨むことが賢明であろう。
●主要3大通貨(ドル、ユーロ、円)においては、ドル円が節目である90円割れを見せておらず、買い戻されているが、ドル売りに傾斜しているマーケット名だけに、上値も限定的になっている。戻りは92〜93円レベルまでだろう。
そして、ユーロドルも1.47台に達したことで、さらに高値警戒感が増幅する可能性があり、1.45〜1.48のレンジ相場で始動が賢明であろう。
●オセアニア通貨裁定取引は、妙味に乏しい状態が続いており、次の展開待ちであるが、先週と同様に、乖離幅13円前後と16円が始動の目安になる。
●欧州3大通貨は、ユーロとスイスフランは先週と同様に均衡状態にあるが、ポンドの急落が厳しく、ユーロおよびスイスフランが強含んでいるが、もう一段のポンドの下降局面ではポンドの買い戻しに妙味が生じている。
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▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.000 現状乖離幅−0.0707→−0.0644
A)1÷1.4707=0.6799(B)100÷134.35=0.7443(A−B=−0.0644)
先週のかなり強い買いシグナルが90.65から上昇に転じているが、今週も引き続き強めの買いシグナル91.35が点灯している。週足チャートにおいても強めの買いシグナルゾーンにあり、押し目買いの好機に変更は見られない。
(売りターゲット94.50〜95.50)
▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅33円 現状乖離幅 41.50→43.00円
先々週の1.43台の強めの売りシグナルから急ピッチに上昇しており、先週の強い売りシグナル1.4578から、今週は警戒レベルの売りシグナル1.4707が点灯している。週足チャートにおいても強い売りゾーンにあり、1.47前後からナンピン売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.3700〜1.3900)
▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅27円 現状乖離幅 12.15→12.15円
先々週の損切りレベル0.85台から更に上昇に転じており、先週の強い売りシグナル0.8631に続き、今週はかなり強い売りシグナル0.8670が点灯している。
(買いターゲット0.7700〜0.7900)
▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅42円 現状乖離幅 26.65→26.60円
強い売りシグナルが継続しているが、先週は損失確定買い0.7060レベルまで達したが、今週も引き続き強い売りシグナル0.7060が点灯している。
(買いターゲット0.6300〜0.6500)
▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅15円 現状乖離幅 6.55→8.15円
1.100割れで引き続き強い買いシグナルが点灯している。先週の強い買いシグナル1.0779に続き、今週も強い買いシグナル1.0690が灯している。
(売りターゲット1.1200〜1.1400)
▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅50円 現状乖離幅 60.50→57.20円
先々週の1.6398の売りシグナルから、先週は警戒レベルの1.6674まで買い戻されたが、今週は急速に下げ足を速めているものの、尚も強めの売りシグナル1.6262が点灯している。週足チャートにおいても強めの売りシグナルが点灯しており、依然として、ナンピン売りの様相を見せている。
(買いターゲット1.5600〜1.5800)
▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅12円 現状乖離幅 3.30→2.65円
先々週の強めの買いシグナル1.0610から更に下げ足を速めており、先週の買いシグナル1.0378に続き、今週はなり強い買いシグナル1.0299が点灯している。
(売りターゲット1.1100〜1.1200)
▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅15円 現状乖離幅 14.25→14.45円
乖離幅14から15円台での攻防が続いており、強い売買シグナルは発生していない。今週も先週と同様に、弱めの豪ドル円買い/NZ円売りが点灯している。週足チャートでは、AUD売り/NZD買いシグナルが点灯しており、当面は14円割れと16円前後からの始動賢明であろう。過去の週間ごとの主な経緯は以下の通り。
11.65→4.95→7.95→8.25→9.20→10.45→9.75→11.35→12.15→13.75→15.40→14.55→15.85→16.25→15.40→16.5円→16.75→15.35→16.10→14.00→14.85→15.35→16.50→16.00→14.65→14.35→14.65→15.25→14.25→14.45円
▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
(目安*220円以下は円高⇔235円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は
263.04→266.95→269.80→221円。2009年度1月平均は211.80円、2月平均は
211円、3月平均224.50円、4月平均は230.60円、5月平均は229.10円、6月
平均は231.60円、7月平均は226.90円と円高水準、8月平均は230.50円、9月
第1週は226円、先週は222.80円と円高圏内に突入。今週はユーロ円134.35+ドル円91.35=225.70円と戻している。
★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離17円 現状乖離幅 19.00→14.20円
ポンドの下げが強烈であり、先週の弱めの売りシグナル0.8743から、今週は強め売りシグナル0.9044が点灯している。(買いターゲット0.8500~0.8600)
▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離44円 現状乖離幅 44.80→45.65円
1.51台では様子見を継続中。先週の様子見1.5129に続き、今週も様子見1.5147が点灯している。(様子見)
▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離62円 現状乖離幅 63.80→59.85円
先週の弱めの買いシグナル1.7304から急速に下げに転じており、今週は強めの買いシグナル1.6704が点灯している。
(売りターゲット1.7500~1.7550)
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★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目の分散投資戦略をお勧めします。最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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