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作成年月日2009年5月17日（日）

主要3大通貨との比較ではドルの過大評価が矯正され、逆にドル買い局面を迎えているが、現状では順張りに徹し、もう一段のドル下落局面が生じた際に押し目買いの好機に差し掛かっている。
ドル円(ユーロ相場から見る）は95円割れが生じた時点で日足及び週足チャートで買いシグナルが点灯しており、93〜98円のレンジ相場の様相を見せ始めている。
一方、ユーロドルは先週半ばにはポジション解消レベル1.37前後まで達したが、現状の日足チャートでは様子見が継続されているが、週足チャートでは売り余地を残しており、先週と同様に、1.3300〜1.3800のレンジ相場を形成している。
他の通貨においても、乖離幅が縮小中であり、強い売買シグナルは発生していないが、不安定なドルの展開待ちの様相を見せている。
オセアニア通貨指定取引においては、日足及び週足チャート共に乖離幅16円前後では豪ドル売り/NZドル買いシグナルが点灯しており、少なめからの始動に妙味が生じている。
欧州3大通貨は、相対的に強い売買シグナルは発生していないが、ポンドが回復途上にあり、対ドル相場も含めて売り控え局面にある。
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▲ドル円　ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.000 現状乖離幅−0.0119→−0.0337
A）1÷1.3494＝0.7411（B）100÷128.40＝0.7783（A−B＝−0.0337）
先週の弱い買いシグナル98.40円から下げ足を強めている。今週は節目でもある95円前後から通常の買いシグナル95.15円が点灯している。尚、週足チャートにおいても買いシグナルが点灯しており、95円割れからの押し目買いに妙味が生じている。（売りターゲット99.00〜100円）

▲ユーロドル（ユーロ円−ドル円）
平均乖離幅40円 現状乖離幅　35.85→33.25円
1.30台からは継続的に強い買いシグナルが点灯しているが、先週の弱い買いシグナル1.3643から一時ポジション解消売り局面1.37台に到達後、強い売買シグナルは点灯しておらず、今週は様子見1.3494が点灯している。尚、週足チャートにおいては、引き続き弱い売りシグナルが点灯している。
（様子見）

▲豪ドル（ドル円−豪ドル円）
平均乖離幅23円　現状乖離幅　22.75→22.75円
0.70前後からの強い買いシグナルが、先週はポジション解消売り0.7688が伴い様子見状態にあったが、今週は弱い売りシグナル0.7499が点灯している。
（買いターゲット0.7250〜0.7350）

▲NZドル（ドル円−NZD円）
平均乖離幅38円　現状乖離幅　39.00→39.35円
0.5000前後からの強い買いシグナルと共に上げ足を速め、先週はポジション解消売りと同時に、様子見0.6037が点灯していたが、今週も引き続き様子見0.5864が点灯している。
（様子見）

▲カナダドル（ドル円−カナダ円）
平均乖離幅10円　現状乖離幅　12.75→14.50円
1.20台の強い売りシグナルから、先週はポジション解消買いレベル1.1489まで達し後、再び上昇に転じているが、依然として、今週も様子見1.1798が点灯している。(様子見)

▲ポンド（ポンド円−ドル円）
平均乖離幅60円　現状乖離幅　51.55→49.25円
1.40台の強い買いシグナルから順調に上昇しているが、先週の弱い買いシグナル1.5239から、一時ポジション解消レベル1.54前後まで到達したが、今週は再び弱い買いシグナル1.5179が点灯している。尚、週足チャートでは先週と同様に、様子見レベルで推移している。
（売りターゲット1.5400〜1.5500）

▲ドルスイス（ドル円−スイス円）
平均乖離幅10円　現状乖離幅　12.75→10.35円
先々週の弱い売りシグナル1.1362から、先週は一変、買いシグナル1.0933に転じていたが、今週は引き続き弱い買いシグナル1.1221が点灯している。
（売りターゲット1.1300〜1.1350）

▲オセアニア通貨裁定取引　
平均乖離幅15円　現状乖離幅　16.25→15.55円
5月に入ってからは乖離幅が15から16円台で推移しており、先週の16.25に引き続いて、今週も15.55円で弱い豪ドル売り/ＮＺドル買いシグナルが点灯している。週足チャートにおいても、同様に、豪ドル売り/ＮＺドル買いが点灯している。過去の週間ごとの主な経緯は以下の通り。
21.20→22.35→23.05→21.70→17.15→16.75→15.45→11.65→4.95→7.95→8.50→8.25→9.20→10.45→10.65→9.75→11.35→13.15→12.25→13.60→13.05→12.15→12.90→13.75→15.40→14.55→15.85→16.25→15.55円

▲単純加算方式　ユーロ円＋ドル円　
(目安＊210円以下は円高⇔230円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は263.04→266.95→269.80→221円（10月平均は229円。11月平均は220円。12月平均は214円）。2009年度1月平均は211.80円、2月平均211円、3月平均224.50円と円高局面を継続。4月は第１週235.55円、第2週232.60、第3週228.55円、
第4週225.65円、そして、5月第1週231.70円、第2週232.60円、今週は128.40＋95.15＝223.55円へと円高局面。目安としては220円以下ならば円売り局面、230円以上では円買い局面。

★欧州3大通貨
▲ユーロポンド　ユーロ円―ポンド円
平均乖離22円　現状乖離幅　15.70→16.00円
先週の売りシグナル0.8953から弱冠下げているが、今週も引き続き弱い売りシグナル0.8892が点灯している。（買いターゲット0.8700〜0.8800）

▲ユーロスイス　ユーロ円―スイス円
平均乖離50円　現状乖離幅　45.25〜43.60円
継続的に買いシグナルが点灯しているが、先週の買いシグナル1.5084に続き、今週は弱い買いシグナル1.5142が点灯している。（売りターゲット1.5250~1.5350）

▲ポンドスイス　ポンド円―スイス円
平均乖離72円　 現状乖離幅　60.70→60.95円
1.65台から強い買いシグナルが点灯しているが、先週の買いシグナル1.6848に続いて、今週も弱い買いシグナル1.7028が点灯している。（売りターゲット1.7300〜1.7400）

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＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目の分散投資戦略をお勧めします。最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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