ドル高値圏で推移!ドル戻り売り局面?
●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2009年4月12日(日)
米ドルの迷走が続いているが、週足チャートにおいては、主要3大通貨がニュートラルなレベルで推移しており、相対的に次の展開待ちの状況を作り出している。一方、日足チャート上ではドルの過大評価の段階に差し掛かっており、相対的にドルロングは自重すべき段階にある。
通貨別ではドル円(ユーロ相場から見る)は100円レベルでは弱い売りシグナル、週足チャートでは様子見に留まっているが、ドル円99円割れのロングと101台からのショートに妙味が生じている。
ユーロドルは1.35レベルから急落しており、今週は強い買いシグナルが1.31台で点灯しており、再び1.35以上の上昇余地を残している。
他の通貨においても、円安の進行と共に、欧州通貨及びオセアニア通貨の買い余地が鮮明になりだしている。
オセアニア通貨指定取引においては円安基調から乖離幅は拡大気味であるが依然として、強い売買シグナルは発生していない。
欧州3大通貨間では先週の均衡状態から変動しており、ユーロドルは対ドルでは過小評価されているが、強さの順位はユーロドル、ポンド、そして、スイスフランになっており、スイスフランに上昇余地がある。
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▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.000 現状乖離幅 0.0022→0.0023(A−B=0.0023)
A)1÷ユーロドル1.3180=0.7587(B)100÷ユーロ円132.20=0.7564
先々週の様子見97.85円から100円台まで上昇しているが、強い売買シグナルは発生していない。先週の様子見100.30円から、レベル的には変化がないが、今週は弱めの売りシグナル100.30が点灯している。尚、週足チャートにおいては、完全に様子見状態にあり、当面の目安は98〜102円のボックス圏相場に突入している。(買いターゲット98〜99円)
▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅40円 現状乖離幅 34.95→31.90円
値動きの激しい展開が続いている。先週の買いシグナル1.3485から下げに転じており、今週は強い買いシグナル1.3180が点灯している。
尚、週足チャートではドル円と同様に様子見が点灯しており、次の展開待ちの状況である。(売りターゲット1.3800〜1.4000)
▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅20円 現状乖離幅 28.55→28.05円
先々週の強い買いシグナル0.6949から上昇中であるが、先週の買いシグナル0.7154に続き、今週も買いシグナル0.7203が点灯している。
(売りターゲット0.7500〜0.7700)
▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅35円 現状乖離幅 41.45→41.80円
0.5000前後から強い買いシグナルと共に上昇しているが、先週の買いシグナル0.5867に続き、今週も通常の買いシグナル0.5833が点灯している。
(売り―ターゲット0.6000〜0.6200)
▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅10円 現状乖離幅 18.80→18.45円
乖離幅には変更はないが、先週の売りシグナル1.2307に引き続き、今週も売りシグナル1.2254が点としている。 (買いターゲット1.1800〜1.2000)
▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅65円 現状乖離幅 48.50→48.85円
1.40割れから強買いシグナルが継続中。先週の買いシグナル1.4835から一服感が生じているが、依然として強めの買いシグナル1.4671が点灯している。尚、週足チャートにおいても引き続き弱めの買いシグナルが点灯している。
(売りターゲット1.5500〜1.5800)
▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅10円 現状乖離幅 11.65→13.40円
先週の弱め売りシグナル1.1314から上昇しており、今週は通常の売りシグナル1.1507が点灯している。(買いターゲット1.1150〜1.1250)
▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅15円 現状乖離幅 12.90→13.75円
円安基調と共に乖離幅は先週の12.90円から13.75円と拡大傾向にあるが、依然として様子見が点灯している。週足チャート上では弱めの豪ドル売りNZドル買いが点灯している。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
21.20→22.35→23.05→21.70→20.30→17.15→16.75→15.45→11.65→4.95→
7.95→6.00→8.05→8.25→9.20→10.05→10.45→10.65→9.40→9.75→11.35→10.95→13.15→12.25→13.55→13.60→13.05→12.25→12.15→12.90→13.75円
▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
(目安*210円以下は円高⇔230円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は263.04
→266.95→269.80→221円(10月平均は229円。11月平均は220円。12月平
均は214円)。2009年度1月平均は211.80円、2月平均211円、3月平均224.50円と円高局面を継続。4月第1週235.55円と円安局面に移行している。そして、今週も132.20+100.30=232.60円と円安状態を維持している。
★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離25円 現状乖離幅 13.55→14.95円
先々週の強めの売りシグナル0.9283から下げ足を強めている。先週の強めの
売りシグナル0.9089から、今週は通常の売りシグナル0.8984が点灯している。
(買いターゲット0.8800~0.9000)
▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離55円 現状乖離幅 46.30〜45.30円
先週の弱めの買いシグナル1.5257に引き続き、今週も弱めの買いシグナル1.5213が点灯している。(売りターゲット1.5300)
▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離80円 現状乖離幅 60.15→60.25円
先々週の強めの買いシグナル1.6382から上昇中。先週の買いシグナル1.6785に引き続き、今週も買いシグナル1.6933が点灯している。
(売りターゲット1.7200〜1.7300)
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★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目の分散投資戦略をお勧めします。
最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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