ドル戻り売り局面へ?
●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2009年3月29日(日)
市場は米経済の回復期待に傾斜しているが、ドルの日足チャート(ユーロと円)では先週の様子見段階から、ドルが上昇局面にあり、基本的にはドル売り局面にあるが、週足チャートでは逆にドルの買いシグナルが点灯しており、相場の難易度が高めている。
ドル円は先週の95円台の買いから98円前後ではポジション解消売りが点灯しており、次の展開待ちの様相を見せているが、ユーロドルは週足チャートで依然として様子見レベルにあるが、日足チャートでは押し目買いの展開を見せている。相対的にドルの上昇過程にあり、通常のドル売りシグナルが点灯しているが、今週は相場に逆らわずに、もう一段のドルの上昇を見てから戻り売りからの始動が賢明であろう。ドル円は99円前後の売り、そして、ユーロドルは1.3000前後の買いに妙味が増している。
オセアニア通貨裁定取引は先週と同様に12円前後の乖離幅で推移しており、様子見が継続しているが、当面、11と14円の乖離幅からの始動が賢明であろう。
欧州3大通貨間ではポンドの弱さが強調されており、対ドルと同様にポンドショートを自重する段階にある。
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▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.000 現状乖離幅 −0.0322→−0.0165(A−B=−0.0165)
A)1÷ユーロドル1.3296=0.7521(B)100÷ユーロ円130.10=0.7686
先週の買いシグナル95.80から98円台まで上昇したが、今週はポジション解消売り97.85円が点灯している。尚、週足チャートにおいては、依然として買いシグナルが点灯しており、96円割れからの押し目買いに妙味が生じている。
(様子見)
▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅40円 現状乖離幅 34.30→32.25円
1.3000前後では強めの買いシグナルが点灯しているが、先週の弱めの買いシグナル1.3580から今週は通常の買いシグナル1.3296が点灯している。
尚、週足チャートでは様子見から弱い売りシグナルが点灯しており、レンジ幅として、1.3200〜1.3700のイメージが必要である。
(売りターゲット1.3700〜1.3750)
▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅20円 現状乖離幅 30.05→29.85円
先々週の強い買いシグナル0.6577から上昇に転じているが、先週は一時ポジション解消レベル0.70台までに達していたが、今週は先週の買いシグナル0.6863に引き続き買いシグナル0.6949が点灯している。
(売りターゲット0.7150〜0.7250)
▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅35円 現状乖離幅 42.30→42.00円
0.5000前後から強い買いシグナルが発生しており、先週の買いシグナル0.5585に続いて、今週も買いシグナル0.5708が点灯している。
(売り―ターゲット0.5900〜0.6000)
▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅10円 現状乖離幅 18.50→18.80円
先々週の強い売りシグナル1.2719から下げ足を速めている。先週の売りシグナル1.2393と変わらず、今週も通常の売りシグナル1.2378が点灯している。
(買いターゲット1.2000〜1.2100)
▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅70円 現状乖離幅 42.55→42.30円
先々週の強い買いシグナル1.3990から上昇を速めている。先週の買いシグナル1.4442から弱冠下げ基調にあるが、今週も引き続き強めの買いシグナル1.4323が点灯している。尚、週足チャートにおいては弱めの買いシグナルが点灯している。(売りターゲット1.5100〜1.5300)
▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅10円 現状乖離幅 13.50→15.30円
先々週の強い売りシグナル1.1850から、先週はポジション解消レベル1.1277まで達していたが、今週は再び通常の売りシグナル1.1438が点灯している。
(買いターゲット1.1200〜1.1250)
▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅15円 現状乖離幅 13.05→12.25円
様子見が続いており、売買機会が遠のいているが、今週も引き続き12.15円の乖離幅で様子見が継続中。週足チャート上においても売買シグナルが発生していない。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
21.20→22.35→23.05→21.70→20.30→17.15→16.75→15.45→11.65→4.95→
7.95→6.00→8.05→8.25→9.15→9.20→10.05→10.45→10.65→9.40→9.75→
11.35→10.95→13.15→12.15→12.25→13.55→13.60→13.05→12.25→12.15円
▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
(目安*210円以下は円高⇔230円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は263.04
→266.95→269.80→221円(10月平均は229円。11月平均は220円。12月平
均は214円)。2009年度1月平均は211.80円の円高レベル。2月平均211円と
円高局面を継続。3月第1週221.40円、第2週222.65円、第3週224.65円。
第4週225.90円、今週は130.10+97.85=227.95円と円安傾向にあるが、230円では一旦ポジション解消局面にある。
★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離25円 現状乖離幅 8.25→10.05円
先週の強めの売りシグナル0.9404から、今週は通常の売りシグナル0.9283が点灯している。(買いターゲット0.9000~0.9100)
▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離55円 現状乖離幅 45.15〜44.55円
先々週のポジション解消売り1.5314から様子見が続いており、先週の様子見1.5315から弱冠下げ基調にあるが、今週も引き続き様子見1.5207が点灯している。(様子見)
▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離80円 現状乖離幅 53.40→54.60円
先週の買いシグナル1.6286から上昇しているが、今週も引き続き買いシグナル1.6382が点灯している。(売りターゲット1.6600〜1.6800)
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★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目の分散投資戦略をお勧めします。最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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