早すぎる円高局面、遅すぎた金メダル!
1ヶ月以上も118円前後に慣れてくると、116円台の声を聞くと、円高気分になるが、1月には115円前後であったことを考えると、まだ不十分な円高とも言える円高ですね。115円割れが見えてこなければ実質的な円高とは言えないと思うが、先の日銀の実質実効レートで比較すれば、今のドル円115円でも140円ぐらいの円安になるらしい。確かに、1年前には103円程度の円高で推移していただけに、未だに不充分な円高と言う投資家もいるでしょうが、当分の間は120円の円安を心配しなくていいのかもしれません。
少々テンポが早すぎる円高局面を迎えていますが、それよりも遅すぎた金メダルに拍手!
▲日銀もやっと重い腰をあげたようだ。量的緩和解除に積極的な姿勢を見せたことにより、円の独歩高が鮮明になっている。量的緩和解除だけでは117円割れまでの想定は出来なかったのが実情であろうが、今回の福井日銀総裁の発言内容には、自信が満ちた強気な姿勢を市場が感じとった証でもあり、また直近の円ショートの膨らみも起因しており、円の独歩高に繋がったと言える。現状でもストップロスの影響が市場を支配していると言えるため、ドル円の上値も重くなることは必然であるが、時間の経過と共に利益確定の買いも含めて、徐々に下値の堅調も考慮すべきであろう。いずれにしても、利上げが生じない量的緩和解除でもあり、市場の利上げ期待感だけでは115円までの円高局面は時期尚早であり、116円台前半の買いであれば、下値リスクも限定的と判断するのが賢明であり、ポジションの解消も含めて、少な目の米ドルロングも妙味があると判断する。
昨日から始まった118円台からの円買いでもあり、そして、ストップロスの始まりが117円台半ばに集約されていることから考えても、段階的な円高傾向は否めず、当面の売り圧力は117円台半ばにかけては強く感じる相場と判断したい。 輸出企業の実需売りも、昨日の急落でも、ある程度は想定された範囲でもあるが、現状からの円高加速は疑問視する声も多く、116円台では躊躇する局面でもあるし、過度な実需の売り期待は禁物とも言える。
▲一方、ユーロドルも多少の乱高下もあったものの、円との比較では、かなり限定的な動きでもあり、上値の重さを感じる相場とも言える。再度1.19割れの買いを推奨するが、上値も1.19台半ばからは重く、1.200台までの上昇は期待できない相場であるため、売買の展開を早めることが良策である。現状では1.19割れのユーロドルロングを基準にした売買を勧めるが、売りは昨日と同様に1.1950以上を目安にしたい。
少々テンポが早すぎる円高局面を迎えていますが、それよりも遅すぎた金メダルに拍手!
▲日銀もやっと重い腰をあげたようだ。量的緩和解除に積極的な姿勢を見せたことにより、円の独歩高が鮮明になっている。量的緩和解除だけでは117円割れまでの想定は出来なかったのが実情であろうが、今回の福井日銀総裁の発言内容には、自信が満ちた強気な姿勢を市場が感じとった証でもあり、また直近の円ショートの膨らみも起因しており、円の独歩高に繋がったと言える。現状でもストップロスの影響が市場を支配していると言えるため、ドル円の上値も重くなることは必然であるが、時間の経過と共に利益確定の買いも含めて、徐々に下値の堅調も考慮すべきであろう。いずれにしても、利上げが生じない量的緩和解除でもあり、市場の利上げ期待感だけでは115円までの円高局面は時期尚早であり、116円台前半の買いであれば、下値リスクも限定的と判断するのが賢明であり、ポジションの解消も含めて、少な目の米ドルロングも妙味があると判断する。
昨日から始まった118円台からの円買いでもあり、そして、ストップロスの始まりが117円台半ばに集約されていることから考えても、段階的な円高傾向は否めず、当面の売り圧力は117円台半ばにかけては強く感じる相場と判断したい。 輸出企業の実需売りも、昨日の急落でも、ある程度は想定された範囲でもあるが、現状からの円高加速は疑問視する声も多く、116円台では躊躇する局面でもあるし、過度な実需の売り期待は禁物とも言える。
▲一方、ユーロドルも多少の乱高下もあったものの、円との比較では、かなり限定的な動きでもあり、上値の重さを感じる相場とも言える。再度1.19割れの買いを推奨するが、上値も1.19台半ばからは重く、1.200台までの上昇は期待できない相場であるため、売買の展開を早めることが良策である。現状では1.19割れのユーロドルロングを基準にした売買を勧めるが、売りは昨日と同様に1.1950以上を目安にしたい。