調整局面に突入!レンジ拡大で逆張り待機?
総じて、材料難の中、ドル円は底堅い状況が続いているが、84円台では実需及び利食い売りに圧されて83.50〜84円、そして、ユーロドルは一時買い戻しが優先されたものの、1.3100台には届かず、1.3050〜1.3100と両通貨共に狭いレンジ幅での攻防になっている。
一方、今晩は、一連の米経済指標の改善を背景に、3月ミシガン大学消費者マインド指数、2月鉱工業生産、そして、消費者物価指数(CPI)などの米経済指標が、やや改善される見通しであるが、市場自体が調整局面に入っている関係上、極端な数値でも出ない限りは市場の反応は限定的と見なす方が賢明であろう。
他方、ドル円相場は年初から紆余曲折はあったものの、76円前後から84円台まで8円程右肩上がりで推移しており、現時点ではドル円85円台を意識せざるを得ない外部環境にある。しかしながら、市場のコンセンサスは急ピッチ円売り相場に警戒感を強めているのが実状であり、反転時期を模索する相場環境になっている。とは言え、現状の円売りの勢いから判断すれば、遅かれ早かれ85円台乗せは時間の問題になるであろうが、シカゴIMM通貨先物市場から判断しても、短期筋をはじめとして、短期機関投資家やファンド筋などの円ロングポジションの手仕舞いが一巡した可能性があるため、加速的な円安局面の構図は描きにくいのが現状であろう。