三勝四敗でも『春は来る』トレードを!
そろそろ花粉症も気になる季節ですが、皆さんはいかがですか。
トリノオリンピックで睡眠不足には気をつけているのですが、ついつい見てしまう毎日です。それにしても、原稿の締め切りと、レポートが続き、この3日間はパソコンの前で格闘中とさすがに、思考能力の限界を感じています。気がつけばパソコンのキーボードを見つめながら居眠りの連続です。ちょっとばかりリフレッシュを兼ねて、ゴルフの練習場にでもいってきますか。
そう言えば、三寒四温の季節ですが、三勝四敗の気持ちで向かう余裕があれば、春はやってきます!
●今週半ば15日にバーナンキ新FRB議長の議会証言が予定されており、今後の米経済の舵取りを伺うためにも、お手並み拝見となるが、金融政策も終盤戦となり、利上げによる米経済の活況にも限界が見え隠れする段階でもあり、注目度はかなり高い証言となるであろう。先週も高水準を維持している米貿易赤字に見られたように、米経済自体に貿易赤字の削減努力は望めず、一時的には1ドル円117円割れを生じる米ドルの売りの引き金にもなったが、1月の米財政収支の大幅増で盛り返したように、投資家心理が定まらず、往って来い相場が続くものと判断する。
▲シカゴの通貨先物円ショートも再び5万枚台に拡大しており、新FRB議長に対する期待感をも踏まえた米ドル主導の相場になると思われ、米ドルの下値も限定的な相場と言える。
しかしながら、依然として、米国を取り巻く環境には米ドル売りを誘引する材料が多く、地政学的リスクである中東情勢、中国経済の台頭、双子の赤字問題、原油価格の高騰など、いつ何時、米ドルが急落しても不思議ではない状勢が続くが、反面、米国経済を依存しなければならない日欧の経済の現状もあり、G8で述べられたように、当面は意味不明とも思われる、柔軟性のある為替相場の選択肢しかないと言える。
いずれにしても、近年の米貿易収支の年間赤字額が特出しており、日本や中国の外貨準備保有高に匹敵するような7,257億ドルとなれば、本来ならば、米国主導の削減努力の早期実施が必然となるが、米国側からは消費大国のアメリカが貿易バランスを担っているからこそ、世界経済の発展に繋がり、そして日欧経済の復活とBRICsの台頭に貢献してきた以上は、各国は米経済に目を向けろと言う勝手な理論が成り立つのかもしれない。
*******今週のペットでも判る簡単チャートSummary*********
作成年月日 2006年2月11日(土)
相変わらず、米貿易収支改善策が見つからず、混迷する為替相場ではあるが、旧FRB議長を踏襲するとも言われる新FRB議長の楽観論も期待されるが、本チャートでは米ドルの上昇も総体的には限定的と言える段階を示している。少な目の米ドル売り始動が得策といえる。
▲ドル円 【ユーロドル⇔ユーロ円】
先週の116円台への突で、一旦はポジション解消レベルに接近したが、再び円安基調への歪みがみられ、117.85円の売りを推奨。先日も述べたが、118円台、118.50円、そして119円台半ばの売りのシナリオが必要。
▲ユーロドル(『ドル円−ユーロ円』平均基準乖離幅25円 現状乖離幅22.45円)
先週1.2093から1.2025まで売りシグナル点灯していたが、一転して買いシグナルが弱めで点灯しており、1.1905の買い少なめで始動。
▲豪ドル(ドル円−豪ドル円 平均乖離幅28円 現状乖離幅30.90)
先週の様子見(0.7489)から買いシグナル点灯へ、0.7378の買いシグナル。
★NZドル(ドル円−NZ円 平均乖離幅33円 現在37.90円)
乖離幅の経過は34.50→37.00→37.40→37.15→37.90円
買い継続中0.6790→0.6811→0.6875→0.6784
★カナダドル(ドル円−カナダ円 平均基準乖離幅18円 現状乖離幅15.55円)
様子見へ 先週までの買い継続(1.1505→1.1449)も1.1539レベルでポジション解消売りへ、今現在は様子見段階。
★ポンド(ドル円x2−£円平均乖基準離幅25円 現状乖離幅30.00円)
先週の乖離28.20円から乖離幅拡大、ポンドの買い1.7454
★スイスフラン(ドル円−スイス円 平均基準乖離幅23円 現状乖離幅27.65円)
再び乖離幅拡大中、売りシグナル点灯中 売り継続、1.3065
★豪ドル円/NZドル円裁定取引(平均基準乖離幅6.50円 現状乖離幅 7.00円)
7.90円→更に拡大先週8.05円
推奨後7.00円まで縮小、利益確定も考慮。目標:平均基準値6.50円まで
過去の経緯(1週間ごと)
4.25円→5.75円→6.45円→7.20⇒6.40→7.90→8.05→7.30→7.00円
▲単純加算方式 ドル円+ユーロ円の推移
253.05円→255.25円→先々週117.25+141.85=259.10
先週118.90+143.00=261.90円安要警戒注意報、売り推奨
今週は117.85+140.30=258.15まで縮小、255円割れまで待機要。
●ユーロポンド、ユーロスイス、及びポンドスイスも開始中、今現在では様子見
*http://kentish.fc2web.com 新外為の森 参照
★本ペットチャートでは3段階分散投資をお勧めしています、常に少なめからの
始動をお願いいたします。最終的な投資・運用の判断はご自身の責任で行って下さい。
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トリノオリンピックで睡眠不足には気をつけているのですが、ついつい見てしまう毎日です。それにしても、原稿の締め切りと、レポートが続き、この3日間はパソコンの前で格闘中とさすがに、思考能力の限界を感じています。気がつけばパソコンのキーボードを見つめながら居眠りの連続です。ちょっとばかりリフレッシュを兼ねて、ゴルフの練習場にでもいってきますか。
そう言えば、三寒四温の季節ですが、三勝四敗の気持ちで向かう余裕があれば、春はやってきます!
●今週半ば15日にバーナンキ新FRB議長の議会証言が予定されており、今後の米経済の舵取りを伺うためにも、お手並み拝見となるが、金融政策も終盤戦となり、利上げによる米経済の活況にも限界が見え隠れする段階でもあり、注目度はかなり高い証言となるであろう。先週も高水準を維持している米貿易赤字に見られたように、米経済自体に貿易赤字の削減努力は望めず、一時的には1ドル円117円割れを生じる米ドルの売りの引き金にもなったが、1月の米財政収支の大幅増で盛り返したように、投資家心理が定まらず、往って来い相場が続くものと判断する。
▲シカゴの通貨先物円ショートも再び5万枚台に拡大しており、新FRB議長に対する期待感をも踏まえた米ドル主導の相場になると思われ、米ドルの下値も限定的な相場と言える。
しかしながら、依然として、米国を取り巻く環境には米ドル売りを誘引する材料が多く、地政学的リスクである中東情勢、中国経済の台頭、双子の赤字問題、原油価格の高騰など、いつ何時、米ドルが急落しても不思議ではない状勢が続くが、反面、米国経済を依存しなければならない日欧の経済の現状もあり、G8で述べられたように、当面は意味不明とも思われる、柔軟性のある為替相場の選択肢しかないと言える。
いずれにしても、近年の米貿易収支の年間赤字額が特出しており、日本や中国の外貨準備保有高に匹敵するような7,257億ドルとなれば、本来ならば、米国主導の削減努力の早期実施が必然となるが、米国側からは消費大国のアメリカが貿易バランスを担っているからこそ、世界経済の発展に繋がり、そして日欧経済の復活とBRICsの台頭に貢献してきた以上は、各国は米経済に目を向けろと言う勝手な理論が成り立つのかもしれない。
*******今週のペットでも判る簡単チャートSummary*********
作成年月日 2006年2月11日(土)
相変わらず、米貿易収支改善策が見つからず、混迷する為替相場ではあるが、旧FRB議長を踏襲するとも言われる新FRB議長の楽観論も期待されるが、本チャートでは米ドルの上昇も総体的には限定的と言える段階を示している。少な目の米ドル売り始動が得策といえる。
▲ドル円 【ユーロドル⇔ユーロ円】
先週の116円台への突で、一旦はポジション解消レベルに接近したが、再び円安基調への歪みがみられ、117.85円の売りを推奨。先日も述べたが、118円台、118.50円、そして119円台半ばの売りのシナリオが必要。
▲ユーロドル(『ドル円−ユーロ円』平均基準乖離幅25円 現状乖離幅22.45円)
先週1.2093から1.2025まで売りシグナル点灯していたが、一転して買いシグナルが弱めで点灯しており、1.1905の買い少なめで始動。
▲豪ドル(ドル円−豪ドル円 平均乖離幅28円 現状乖離幅30.90)
先週の様子見(0.7489)から買いシグナル点灯へ、0.7378の買いシグナル。
★NZドル(ドル円−NZ円 平均乖離幅33円 現在37.90円)
乖離幅の経過は34.50→37.00→37.40→37.15→37.90円
買い継続中0.6790→0.6811→0.6875→0.6784
★カナダドル(ドル円−カナダ円 平均基準乖離幅18円 現状乖離幅15.55円)
様子見へ 先週までの買い継続(1.1505→1.1449)も1.1539レベルでポジション解消売りへ、今現在は様子見段階。
★ポンド(ドル円x2−£円平均乖基準離幅25円 現状乖離幅30.00円)
先週の乖離28.20円から乖離幅拡大、ポンドの買い1.7454
★スイスフラン(ドル円−スイス円 平均基準乖離幅23円 現状乖離幅27.65円)
再び乖離幅拡大中、売りシグナル点灯中 売り継続、1.3065
★豪ドル円/NZドル円裁定取引(平均基準乖離幅6.50円 現状乖離幅 7.00円)
7.90円→更に拡大先週8.05円
推奨後7.00円まで縮小、利益確定も考慮。目標:平均基準値6.50円まで
過去の経緯(1週間ごと)
4.25円→5.75円→6.45円→7.20⇒6.40→7.90→8.05→7.30→7.00円
▲単純加算方式 ドル円+ユーロ円の推移
253.05円→255.25円→先々週117.25+141.85=259.10
先週118.90+143.00=261.90円安要警戒注意報、売り推奨
今週は117.85+140.30=258.15まで縮小、255円割れまで待機要。
●ユーロポンド、ユーロスイス、及びポンドスイスも開始中、今現在では様子見
*http://kentish.fc2web.com 新外為の森 参照
★本ペットチャートでは3段階分散投資をお勧めしています、常に少なめからの
始動をお願いいたします。最終的な投資・運用の判断はご自身の責任で行って下さい。
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