衣替え⇒FXーBLOG & ユーロドル?
衣替えと言えば明治時代から官公庁や学校からはじまったようだが、厳密には4月1日だそうだが、最近は季節感がなくなり、学校でも5月からは夏服になっていると聞く、温暖化は衣替えの日も変えてしまう。それから、ラジオで耳にしたが本日は「チューインガムの日」でもあるそうだ。平安時代に健康を祈願するために噛む習慣があり、お餅や肉などの堅いものを食したことから始まっているらしいが、日本チューインガム協会と言う組織が平成6年に制定したのだそうだが、何でもかんでも、ネーミングする国民性なのでしょうが、そろそろ『為替の日』誕生しても良い頃だが、適当な理由付けを探して、宣言するのも面白いかも知れません。早い者勝ちと言う発想でトライしてください。既にあるかもしれませんのでチェックは要です。
★ユーロドルも衣替えの時期にさしかかっているのでしょうか、フランスの化けの皮が剥がされ、ユーロ経済の実体が噴出する警告がEU憲法で証明されれば、米国に対抗して、寄せ集めた25カ国の崩壊も懸念され、ユーロ経済の地盤沈下になる恐れもある。
とは言え、すぐに解決策が見つかるわけでもなく、ユーロ圏内での思考錯誤が為替相場にも混乱をもたらすことは間違いない。衣替えも、アジア圏で言えば伝統的な和服とチョゴリ、そしてチャイナ服を同じタンスに納めることに無理があり、それぞれの価値も生地も違うし、虫除けのための薬の種類も違うことを認識しなければならない。
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▼ユーロ?の上値が完全に抑えられている状況下では、ユーロ?の利益確定の買いが一巡すれば,再度ユーロドル売りが優勢になると思われる。本日オランダで行なわれるEU憲法の批准が否決される可能性が高く、市場では折込済みではあるとは言え、他のユーロ圏に与える影響を考慮すると、当面はユーロ?の浮上の限界と共に、下値トライに関心が集まることは否めないマーケットである。
●最終的には米経済の動向を見守るしかないのだろうが、このままユーロドルがズルズル後退するとは思えないが、何しろ好材料がユーロ圏では見当たらず、最悪の場合には利下げまであれば、1.20割れと言う事態になっても不思議ではないと言う意見もある。しかしながら、中国に人民元の切り上げを迫っている米国にとっても、単なるユーロ?安は人民元の切り上げ時期を遅らせる要因ともなり、米国にも多大な影響が生じることを察しており、一方的なユーロドル安は貿易不均衡という名目上の理由からは遠ざかることになり、ある程度のバランスを保つ必要が生じるであろう。
★バランスの取れた日米欧の為替水準が人民元の切り上げ圧力には必要であり。現段階において、ドル円がレンジ相場の域を脱しないのは、日米欧の相互的なバランスを維持するための結果かもしれない。人民元の問題が解決しない限りは、一方的な米ドル高もユーロドル安も歓迎されないことは確かである。少なくともドル円のこう着状態が、日米欧のバランスを暗示しているのかもしない。