サウナで塩漬けポジション解消?
日曜日のセミナーも無事終了、今週からはペットでもわかる簡単チャートの出版本に向けてフル活動しなければならない。その前に一休みして温泉旅行とでも言いたいが、一人旅とは行かず、近くの健康ランドのような「山河の湯」で我慢することにする。施設も充実しているらしく、露天風呂男女各1、サウナ、寝湯、ジャグジー、水風呂、なんと混浴まであると言うが、勿論水着着用とのこと、料金2,300円は高いのか安いのか? 送迎バスも二子玉川駅よりあるらしく、執筆活動前の束の間の休憩としては寂しすぎるが、本が売れれば大名旅行を夢見ている次第です。為替のディトレーダー諸君もサウナばかりで塩漬けを解消は無理ですよ、ゆっくり温泉につかる方が、頭の回転がよくなるし、結果も必ずよくなるはずです。老婆心と経験則から申し上げるが、深酒、疲労、太りすぎはサウナでは解消不可能ですよ。。。。。
▲米中首脳会談も為替相場においては想定範囲の進展は見られたものの、相場に対する影響は限定的と新鮮味は感じられず、結果的には現状維持とは言えるが、中国としても今後も増え続ける米国向けの貿易黒字拡大は無視できず、持ちつ持たれつの状態であることは否めないが貿易摩擦と為替切り上げ圧力が水面下では確実に行なわれていることも想定する必要がある。
さすがの米国も巨大化する中国経済と軍事強化に対して警戒感を増しており、今後は日欧を巻き込んだ人民元切り上げ論が過熱する恐れもあり、米国としても貿易黒字が縮小している日本よりも、更に拡大している中国の貿易黒字に最大の焦点を向けねばならず、現状の円安、ユーロドル安が日欧の経済活性化に繋がり、世界経済の景況感を取り戻しつつあるため、現状の為替相場を無視しても、人民元切り上げに集中する必要性が生じるところであるが、中国為替市場のメカニズムを補強してからの人民元切り上げ問題だけに、時間を要することが否めないのが現状とも言える。その間は金利差拡大による米ドル支持が減少することは想定しにくいとも言える。
アメリカの製造業界からの突き上げもあり、日本に対しての貿易摩擦も依然として根強いが、中国の台頭により、短期的には円安懸念よりも、人民元が優先されるが、相対的にも明らかに円の独歩安が米欧には貿易摩擦の要因となることは否めず、中期的な円高は視野に入れるべきであろう。時期的には米ドルの利上げが終了する時でもあり、日本が量的緩和を解除する来春に期待される。
▲先週末のトリシェECB中銀総裁発言により、俄かにユーロドルの利上げが強調され、米ドル金利との金利格差の是正が急になりそうだ。時期的には来年が有力視されるが、利上げの火種がユーロドルの復活をもたらす確率は高くなると思われるが、ユーロ圏でのコンセンサスが不透明の段階では単にトリシェ総裁のポーズではないかとの発言もある。いずれにしても1.16台の歯止めとも言える利上げ容認発言が、今後のユーロドルの下値を支えることも確実であり、段階的なユーロドル高の上昇が見込まれる。市場が金利主導型の為替相場になる様相も踏まえると、円の利上げも視野にはいるが、現状の円安に満足感を抱いている間は来春までは想定できないのが現状であろう。
米国雇用創出法に伴い、税優遇制度採用で年度内での米国向けの海外送金が1,000億ドルに達する状況下では米ドルの下値は堅調に推移することは否めないが、年度内での過熱感が終了した時点での反動を考えると、現状の米ドル高にもかなりの警戒感が浮上することは間違いなく、再度双子の赤字削減と連続的な利上げの最終点が話題になる相場を考えると、無謀な米ドル買いにも躊躇する段階に差し掛かっていると言える。それがドル円の最大の節目と言われる120円なのかも知れず、基本的には、相場は相場に聞けと言う見方になるが、120円でのポジション解消、再スタートというマーケットが正攻法と考える。
********今週のペットでも判る簡単チャートSummary********
★セミナーご参加ありがとうございます。引き続き精度を高めながら、ご提供させていただきます。
*ただ今、チャートを改訂中です。ご迷惑をおかけいたしますが、少々お待ちください。
*詳細はチャート改訂後にコメントさせていただきます。簡略して現状のシグナルを申し上げます。
▲ドル円 119円台の売り継続中。
▲ユーロドル 1.17台半ば買い継続
▲豪ドル・NZドル 様子見
▲ポンド買い局面へ
▲カナダドル 様子見継続中。
▲豪ドル円/NZドル円裁定取引 5円台前半 豪ドル買い・NZ円売りへ
▲スイスフラン 買い局面へ
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▲米中首脳会談も為替相場においては想定範囲の進展は見られたものの、相場に対する影響は限定的と新鮮味は感じられず、結果的には現状維持とは言えるが、中国としても今後も増え続ける米国向けの貿易黒字拡大は無視できず、持ちつ持たれつの状態であることは否めないが貿易摩擦と為替切り上げ圧力が水面下では確実に行なわれていることも想定する必要がある。
さすがの米国も巨大化する中国経済と軍事強化に対して警戒感を増しており、今後は日欧を巻き込んだ人民元切り上げ論が過熱する恐れもあり、米国としても貿易黒字が縮小している日本よりも、更に拡大している中国の貿易黒字に最大の焦点を向けねばならず、現状の円安、ユーロドル安が日欧の経済活性化に繋がり、世界経済の景況感を取り戻しつつあるため、現状の為替相場を無視しても、人民元切り上げに集中する必要性が生じるところであるが、中国為替市場のメカニズムを補強してからの人民元切り上げ問題だけに、時間を要することが否めないのが現状とも言える。その間は金利差拡大による米ドル支持が減少することは想定しにくいとも言える。
アメリカの製造業界からの突き上げもあり、日本に対しての貿易摩擦も依然として根強いが、中国の台頭により、短期的には円安懸念よりも、人民元が優先されるが、相対的にも明らかに円の独歩安が米欧には貿易摩擦の要因となることは否めず、中期的な円高は視野に入れるべきであろう。時期的には米ドルの利上げが終了する時でもあり、日本が量的緩和を解除する来春に期待される。
▲先週末のトリシェECB中銀総裁発言により、俄かにユーロドルの利上げが強調され、米ドル金利との金利格差の是正が急になりそうだ。時期的には来年が有力視されるが、利上げの火種がユーロドルの復活をもたらす確率は高くなると思われるが、ユーロ圏でのコンセンサスが不透明の段階では単にトリシェ総裁のポーズではないかとの発言もある。いずれにしても1.16台の歯止めとも言える利上げ容認発言が、今後のユーロドルの下値を支えることも確実であり、段階的なユーロドル高の上昇が見込まれる。市場が金利主導型の為替相場になる様相も踏まえると、円の利上げも視野にはいるが、現状の円安に満足感を抱いている間は来春までは想定できないのが現状であろう。
米国雇用創出法に伴い、税優遇制度採用で年度内での米国向けの海外送金が1,000億ドルに達する状況下では米ドルの下値は堅調に推移することは否めないが、年度内での過熱感が終了した時点での反動を考えると、現状の米ドル高にもかなりの警戒感が浮上することは間違いなく、再度双子の赤字削減と連続的な利上げの最終点が話題になる相場を考えると、無謀な米ドル買いにも躊躇する段階に差し掛かっていると言える。それがドル円の最大の節目と言われる120円なのかも知れず、基本的には、相場は相場に聞けと言う見方になるが、120円でのポジション解消、再スタートというマーケットが正攻法と考える。
********今週のペットでも判る簡単チャートSummary********
★セミナーご参加ありがとうございます。引き続き精度を高めながら、ご提供させていただきます。
*ただ今、チャートを改訂中です。ご迷惑をおかけいたしますが、少々お待ちください。
*詳細はチャート改訂後にコメントさせていただきます。簡略して現状のシグナルを申し上げます。
▲ドル円 119円台の売り継続中。
▲ユーロドル 1.17台半ば買い継続
▲豪ドル・NZドル 様子見
▲ポンド買い局面へ
▲カナダドル 様子見継続中。
▲豪ドル円/NZドル円裁定取引 5円台前半 豪ドル買い・NZ円売りへ
▲スイスフラン 買い局面へ
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