短期のドル買い⇔中期のドル売り!
今晩も当てにならない米貿易収支の発表、あれこれ考えるよりも高見の見物が正解である。米ドル買いのニーズも怖いもの見たさの買い上がり状態では、上昇度合いも限界が見えそう。米ドル売りにかけた方がリスクは限定と見るが、ドル高信者でも120円では売りたい心境とも聞くが、120円を見れば、米ドル上昇も失速の憂き目かもしれませんね、
****今週のペットでも判る簡単チャートはお休みさせて頂いております。来週のセミナーの準備と執筆関係の仕事が重なり、手がつけられない状況ですので、来週には更新させていただきます。
●昨日の乱高下が示すように、ECB中銀を取り巻く利上げ問題には、未だに賛否両論があるが、依然として、ユーロ圏でのコンセンサスが得られないままでは、昨日のような乱高下が今後も繰り返される可能性は配慮する必要はある。繰り返しになるが、ポジションの軽減無しでは、即座に対応できないの相場でもあり、少な目のポジションで推移することが望ましい。
▲現状の金利差拡大から、短期的には米ドル買い、中期的には米ドル売りの思考は消えず、売買のタイミングを狂わす要因ともなっている。それだけ難易度の高い相場感況ではあるが、思い込みによるポジション拡大だけは避けるべきであり、金利差による米ドルの上昇と共に、相対的な円安感が強まる状況下でもあり、金利差だけに焦点を絞るにはリスクが付きまとう段階と言える。安定した収益確保には高金利通貨を対象にしたスワップ狙いのポジションも重要な商品の一つであるが、忍耐強くポジションを持ち続けることも余儀なくされるため、同時に勝算の確率を高めるためにも、ある程度の円高状態まで待機する意志も要求される。基本的には短期的なデイトレードとは切り離した中期的ポジション志向がなければ、最終的にはドンブリ勘定的な売買に終始してしまう。
★昨日も117円の買いと118円の売りを指摘したが、昨晩のドル円の推移が示しているように心理的な要因が相場の核となっており、各国の経済指標よりも要人発言が重視され、特に金利関連に対しての反応が際だっている状況である。
ドル円の117円割れが実現し、その後は買い戻しも生じたが、以前のように米ドル買いが一方的に加速できる状況でもないことも確実であり、再び118円台の上値の重さを感じる時でもある。今晩の米貿易収支も引き続き600億ドル台の高水準の赤字予測であるが、一向に赤字削減努力が見られない状況でも、無視されがちな貿易収支ではあるとは言え、原油価格の影響も含まれ、またハリケーンの被害の影響もありと判断すれば、更に赤字が拡大し、630〜650億ドルになる可能性も秘めている。改善が期待できない貿易収支だけに118円前後の売りで様子を見たい相場である。
ユーロドルの乱高下もドル円に似たり寄ったりの状況であり、思考錯誤の展開でしかない。
下値はドル円よりも堅調であり、1.17の買いと1.18の売りに焦点を当てながら臨みたいが、トリシェ中銀総裁発言もECBの利上げを視野に入れながらの発言だけに、ユーロドルの上昇期待は高まりつつある。本日もトリシェ中銀総裁を含めて、ユーロ圏の要人発言が相次ぐだけに、ユーロドルの乱高下も考えられるが、ユーロドルの下値が堅調に推移すると見るべきであろう。1.17台前半の買いを推奨する。
****今週のペットでも判る簡単チャートはお休みさせて頂いております。来週のセミナーの準備と執筆関係の仕事が重なり、手がつけられない状況ですので、来週には更新させていただきます。
●昨日の乱高下が示すように、ECB中銀を取り巻く利上げ問題には、未だに賛否両論があるが、依然として、ユーロ圏でのコンセンサスが得られないままでは、昨日のような乱高下が今後も繰り返される可能性は配慮する必要はある。繰り返しになるが、ポジションの軽減無しでは、即座に対応できないの相場でもあり、少な目のポジションで推移することが望ましい。
▲現状の金利差拡大から、短期的には米ドル買い、中期的には米ドル売りの思考は消えず、売買のタイミングを狂わす要因ともなっている。それだけ難易度の高い相場感況ではあるが、思い込みによるポジション拡大だけは避けるべきであり、金利差による米ドルの上昇と共に、相対的な円安感が強まる状況下でもあり、金利差だけに焦点を絞るにはリスクが付きまとう段階と言える。安定した収益確保には高金利通貨を対象にしたスワップ狙いのポジションも重要な商品の一つであるが、忍耐強くポジションを持ち続けることも余儀なくされるため、同時に勝算の確率を高めるためにも、ある程度の円高状態まで待機する意志も要求される。基本的には短期的なデイトレードとは切り離した中期的ポジション志向がなければ、最終的にはドンブリ勘定的な売買に終始してしまう。
★昨日も117円の買いと118円の売りを指摘したが、昨晩のドル円の推移が示しているように心理的な要因が相場の核となっており、各国の経済指標よりも要人発言が重視され、特に金利関連に対しての反応が際だっている状況である。
ドル円の117円割れが実現し、その後は買い戻しも生じたが、以前のように米ドル買いが一方的に加速できる状況でもないことも確実であり、再び118円台の上値の重さを感じる時でもある。今晩の米貿易収支も引き続き600億ドル台の高水準の赤字予測であるが、一向に赤字削減努力が見られない状況でも、無視されがちな貿易収支ではあるとは言え、原油価格の影響も含まれ、またハリケーンの被害の影響もありと判断すれば、更に赤字が拡大し、630〜650億ドルになる可能性も秘めている。改善が期待できない貿易収支だけに118円前後の売りで様子を見たい相場である。
ユーロドルの乱高下もドル円に似たり寄ったりの状況であり、思考錯誤の展開でしかない。
下値はドル円よりも堅調であり、1.17の買いと1.18の売りに焦点を当てながら臨みたいが、トリシェ中銀総裁発言もECBの利上げを視野に入れながらの発言だけに、ユーロドルの上昇期待は高まりつつある。本日もトリシェ中銀総裁を含めて、ユーロ圏の要人発言が相次ぐだけに、ユーロドルの乱高下も考えられるが、ユーロドルの下値が堅調に推移すると見るべきであろう。1.17台前半の買いを推奨する。