優先順位は?ポジション見直し<業者見直し
米商品取引の最大手でもあるレフコの業務が制限されている。外国為替証拠金の先駆者的業であるだけに波紋がどこまで広がるかは予測できない。日本でもFXCMを傘下にしたトレーディングステーションを使用している業者も多く、悪徳業者の選別を計る金融庁も海の向こうで果ても足も出ないのが現状か。
自己責任が問われているが、ポジションの見直しよりも、業者の見直しが最優先ですね。
●先週のドル円115円台の達成感からの一時的な下落と見るか、又はドル高基調に変化が生じ始めているか、今週も米経済指標を睨みながらの展開が予測される。節目と見られた115円近辺での攻防を見る限りでは、新規の米ドル買いには不安感が漂う。米ドルの上昇度が金利格差拡大により高まりを見せたが、ユーロドルの1.19台には下値が堅調だったように再度115円台の高値を探るには時間を要すると見るのが妥当であろう。
今週の米経済指標も先週と負けず劣らず、注目度は高いが、米金利に対する利上げ論は折込済みでもあり、マーケットの反応にも限界が見られる時期であり、全般的な米ドルの上値の重さを感じる週でもある。
再度ドル円の115円を望むよりも114円台半ば以上が米ドル売りのターゲットになる可能性が高いと判断する。シカゴIMM通貨先物の高水準を維持している円ショートを見る限りはリスクのある米ドルロングは控え目にするか、もう一段の下落を待ってからの始動も考慮すべきであろう。 グリーンスパンFRB議長の発言もFFレートが4%台に乗せるまでは任期終了までの使命感でもあり、インフレ懸念を維持しながらの、タカ派的な発言が続くと思われるが、弱みを見せられない米国主導のマーケットが続くと見て間違いないだろう。
米ドル高を高いレベルで維持することには努力を要するが、米ドル安に向けた手断はいくらでも有る。但し人民元が伴わない米ドル安には限界があることも確かである。そしてハリケーンの後遺症と原油価格の影響を見極めるためには重要な米経済指標と言える。113円割れもなければ、115円台の再突入も難しいレンジ相場が続くものと判断する。
**********今週のペットでも判る簡単チャート************
新外為の森 Summary 10月16日(日) 現在
金利差拡大を背景にした米ドル買いには一服感が生じている。各経済指標にも一貫性はなく、混迷の相場が続くと思われるが、若干ではあるが円安が一方的になりすぎた傾向は否めない。チャート上でも円安局面が鮮明になりだしている以上は、米?ロングにも警戒意識が高まる。投資の基本でもある分散投資は為替にも絶対必要である。推奨したレベルでも少ない金額からはじめながら、コストの分散化することも、戦術の一つである。
良いナンピンはリスクの少ない時点での売買から始まる。悪いナンピン売買はリスクの許容範囲を認識していない時から始まる。
▲ドル円
ドル円の114.10円の売り推奨、下値も堅調であるが、115円を窺う展開も再度
予想されるが、チャートでは売りシグナルが114円台半ばから点灯中、上記114円10銭での売りシグナルは強くなく、安全を期するなら同レベルまで待つことも。先週同様にユーロ円とのセット売りに注目は集まる。
▲ユーロドル(平均乖離幅28円)前回24.25→現状23.70円)
1.200前後から買いを続行し、1.220前後では利益確定もよし、現状の1.2077
の買いを推奨するが、レンジ相場でもあり、上値が重く、随時、利益確定の売りも実施
することも視野に入れたい。1.20台前半の買いには安心感が見える。
▲豪ドル・NZドル(平均乖離幅 豪ドル26円・NZドル32円)
オセアニア通貨の買いゾーン突入へ。豪ドルはドル円との乖離28円を越え、28.30円まで拡大 0.7567の買い推奨。NZドルは34.60円と依然として買い推奨レベルである。0.6967の買いへ。
▲ポンド(平均乖離17円)
ポンドの買いシグナルが強まっている、先週より更に乖離が拡大し、1.7525前後
の買いを推奨する。
▲カナダドル(平均乖離幅 18円 19円から変更)
カナダドルは様子見段階。カナダドルの買いでポジション解消が続く。
▼豪ドル円/NZドル円裁定取引(平均乖離基準値6.50)
日を追うごとに次のように乖離が縮小し、7.90円→6.85→6.30ポジションを閉じて、乖離幅基準に戻ってしまった。様子見段階継続中
▲ドル円+ユーロ円『単純加算方式採用』上限252下限242円
上限レベルに達しており、行過ぎた円安ムードが漂う。現状のドル円114.10+ユーロ円137.80=251.90円とセット売りに妙味あり、かなりの確率で250円を割れると判断する。リスク限定の売りと判断する。
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自己責任が問われているが、ポジションの見直しよりも、業者の見直しが最優先ですね。
●先週のドル円115円台の達成感からの一時的な下落と見るか、又はドル高基調に変化が生じ始めているか、今週も米経済指標を睨みながらの展開が予測される。節目と見られた115円近辺での攻防を見る限りでは、新規の米ドル買いには不安感が漂う。米ドルの上昇度が金利格差拡大により高まりを見せたが、ユーロドルの1.19台には下値が堅調だったように再度115円台の高値を探るには時間を要すると見るのが妥当であろう。
今週の米経済指標も先週と負けず劣らず、注目度は高いが、米金利に対する利上げ論は折込済みでもあり、マーケットの反応にも限界が見られる時期であり、全般的な米ドルの上値の重さを感じる週でもある。
再度ドル円の115円を望むよりも114円台半ば以上が米ドル売りのターゲットになる可能性が高いと判断する。シカゴIMM通貨先物の高水準を維持している円ショートを見る限りはリスクのある米ドルロングは控え目にするか、もう一段の下落を待ってからの始動も考慮すべきであろう。 グリーンスパンFRB議長の発言もFFレートが4%台に乗せるまでは任期終了までの使命感でもあり、インフレ懸念を維持しながらの、タカ派的な発言が続くと思われるが、弱みを見せられない米国主導のマーケットが続くと見て間違いないだろう。
米ドル高を高いレベルで維持することには努力を要するが、米ドル安に向けた手断はいくらでも有る。但し人民元が伴わない米ドル安には限界があることも確かである。そしてハリケーンの後遺症と原油価格の影響を見極めるためには重要な米経済指標と言える。113円割れもなければ、115円台の再突入も難しいレンジ相場が続くものと判断する。
**********今週のペットでも判る簡単チャート************
新外為の森 Summary 10月16日(日) 現在
金利差拡大を背景にした米ドル買いには一服感が生じている。各経済指標にも一貫性はなく、混迷の相場が続くと思われるが、若干ではあるが円安が一方的になりすぎた傾向は否めない。チャート上でも円安局面が鮮明になりだしている以上は、米?ロングにも警戒意識が高まる。投資の基本でもある分散投資は為替にも絶対必要である。推奨したレベルでも少ない金額からはじめながら、コストの分散化することも、戦術の一つである。
良いナンピンはリスクの少ない時点での売買から始まる。悪いナンピン売買はリスクの許容範囲を認識していない時から始まる。
▲ドル円
ドル円の114.10円の売り推奨、下値も堅調であるが、115円を窺う展開も再度
予想されるが、チャートでは売りシグナルが114円台半ばから点灯中、上記114円10銭での売りシグナルは強くなく、安全を期するなら同レベルまで待つことも。先週同様にユーロ円とのセット売りに注目は集まる。
▲ユーロドル(平均乖離幅28円)前回24.25→現状23.70円)
1.200前後から買いを続行し、1.220前後では利益確定もよし、現状の1.2077
の買いを推奨するが、レンジ相場でもあり、上値が重く、随時、利益確定の売りも実施
することも視野に入れたい。1.20台前半の買いには安心感が見える。
▲豪ドル・NZドル(平均乖離幅 豪ドル26円・NZドル32円)
オセアニア通貨の買いゾーン突入へ。豪ドルはドル円との乖離28円を越え、28.30円まで拡大 0.7567の買い推奨。NZドルは34.60円と依然として買い推奨レベルである。0.6967の買いへ。
▲ポンド(平均乖離17円)
ポンドの買いシグナルが強まっている、先週より更に乖離が拡大し、1.7525前後
の買いを推奨する。
▲カナダドル(平均乖離幅 18円 19円から変更)
カナダドルは様子見段階。カナダドルの買いでポジション解消が続く。
▼豪ドル円/NZドル円裁定取引(平均乖離基準値6.50)
日を追うごとに次のように乖離が縮小し、7.90円→6.85→6.30ポジションを閉じて、乖離幅基準に戻ってしまった。様子見段階継続中
▲ドル円+ユーロ円『単純加算方式採用』上限252下限242円
上限レベルに達しており、行過ぎた円安ムードが漂う。現状のドル円114.10+ユーロ円137.80=251.90円とセット売りに妙味あり、かなりの確率で250円を割れると判断する。リスク限定の売りと判断する。
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