原巨人軍監督誕生も2年前の解任劇のことを思い出すと、茶番劇の感はある。それだけ人材がいないのだろうが，一度壊された巨人軍のリサイクルには守りの投手陣の補強しかないが、人気を取り戻すには至難の業である。少子高齢化と騒がれるが、高齢者の野球好きは理解できるが、子供達の世界でもサッカーよりは野球選手になる夢を抱いていると聞いて驚いている。
村上ファンドも阪神電鉄に関心があるのは良いが、阪神タイガース球団に触れるとなると、阪神ファンは黙っていないし、株も買うどころか、電車にも乗らないと言う関西人もいる。野球の心情を知らないと、阪神ファンは豹変するどころか虎変だから最悪の結果もある。それだけの情熱は巨人ファンには理解できないが、海の向こうの常勝球団ヤンキースでも勝てなくなる日がくる。巨人も来年は若手育成と3位狙いに徹すれば、よみがえる日も早くなるのだろうが、読売巨人軍のトップが変わらない限りは程遠い話であろう。
どの世界でも負けが込むと、塩漬け、一気挽回のためギャンブルに走る、為替のプロでも、職場から離れれば一般投資家に過ぎない、むしろ手足をもぎ取られた状態となり、結果はおのずから見えてくる。

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金利差拡大から、円安基調が鮮明であるが、相対的な円安基調を検証する意味で、単純加算方式で2002年度から過去3年半の円の推移を単純比較してみる。
ドル円の単一通貨では真の円安とはいえない。現状のドル円113.85円を基準にして、各通貨の円安状況を把握してこそ相対的な通貨間のバランスを図ることが大切であり、一つの目安を見つけるためにも参考になると思われる。
あくまでもリスク回避を前提にした円の買い時と売り時を見極めるものであるが、結構それなりの結果は出ている。単純売買には単純な手法が効果覿面ともいえる。特にユーロ円との相性はかなり優れている。時には視点を変える意味でも、下記の高値と安値レベルを売り買いの手掛かりとし参考にして見るのも一案である。
最近の円がらみの動向では円安傾向が顕著になっており、相場の歪みが生じている。全般的には円の独歩安とも言え、更なる円安は貿易不均衡の標的になる可能性が増えている。中国人民元の切り上げが本格的になれば、円高局面に移行する日も近い。

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通貨別　　　現在値　　　　　過去3年半の高値・安値
ドル円　113.85　　
＋　ユーロ円 138.05＝251.90　　251.78〜231.20　　売り時　　　　　　　　　
＋　ポンド円 200.40＝314.25　　316.95〜297.30　　売り接近　　　　　　　　　
＋　豪ドル円　86.15＝200.00　　204.30〜185.30　　様子見　　　　　　　　　
＋　ＮＺＤ円　79.20＝193.05　　189.30〜174.35　　買われすぎ　　　　　　　　　
＋　カナダ円　97.00＝210.85　　205.75〜187.65　　買われすぎ　　　　　　　　　
＋　スイス円　89.05＝202.90　　210.28〜185.30　　中間点様子見
各通貨のグラフは新外為のホームページ内にありますので、ご参照ください。
http://kentish.fc2web.com/newpage3.htm　ユーロ円・豪ドル円
http://kentish.fc2web.com/newpage1.htm　其の他通貨

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