ドル売りに一服感!戻り売りで待機?、
●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2009年3月22日(日)
先週のFOMC声明文(国債買い取り)発表後から、ドルの過大評価が急激に改善されている。ドルの強弱を測る日足チャートではドルが円とユーロに対してニュートラルなレベルまで急落しており、次の展開待ちの状況を見せ始めている。
ドル円は98円台の売りシグナルから一転して、買いシグナルが点灯しているが、勢いからは95円割れからの押し目買いの状況にあることには変わりがなり。
ユーロドルに関しては1.30割れからの強い買いシグナルは終了しており、1.37前後ではポジション解消レベルにある。目安としては1.33~1.38のレンジ相場をイメージして臨むことを勧める。尚、週足チャートでは様子見レベルにあり、次の展開が注目されるが、各通貨別でも軒並み乖離幅が縮小しており、もう一段のドル売り局面ではポジション解消局面にある。
オセアニア通貨裁定取引は先週と同様に、様子見レベルで推移しており、強い売買シグナルは点灯しておらず、当面、11~14円のレンジ幅で臨むことを勧める。
欧州3大通貨同士はスイス売り介入の影響は限定的になっているが、今週はポンドが弱含んでおり、ユーロポンドのショートに妙味が生じている。
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▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.000 現状乖離幅 −0.0158→−0.0322(A−B=−0.0322)A)1÷ユーロドル1.3580=0.7364(B)100÷ユーロ円130.10=0.7686
先々週の98円台からは強い売りシグナルが点灯しており、先週の95円割れの時点ではポジション解消局面まで達していたが、今週は弱い買いシグナル95.80円が点灯している。尚、週足チャートにおいても買いシグナルが点灯しており、95円割れからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット96.50~97.00)
▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅40円 現状乖離幅 28.65→34.305円
先々週の強い買いシグナル1.2650から上昇を速めており、先週の買いシグナル1.2923から急上昇を見せている。途中経過1.37台ではポジション解消売りに達したが、今週は弱い買いシグナル1.3580が点灯している。尚、週足チャートでは弱めの買いシグナルから様子見レベルに達しており、次の展開待ちの状況にある。(売りターゲット1.3700〜1.3750)
▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅20円 現状乖離幅 33.55→30.05円
先週の強い買いシグナル0.6577から上昇に転じているが、今週も引き続は通常の買いシグナル0.6863が点灯している。(売りターゲット0.6950〜0.7050)
▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅35円 現状乖離幅 46.60→42.30円
先々週の強い買いシグナル0.5031から上昇基調にあり、先週の買いシグナル0.5245に続いて買いシグナル0.5585が点灯している。
(売り―ターゲット0.5650〜0.5750)
▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅10円 現状乖離幅 20.95→18.50円
先週の強い売りシグナル1.2719から下げ足を速めており、今週は通常の売りシグナル1.2393が点灯している。(買いターゲット1.2000〜1.2100)
▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅70円 現状乖離幅 39.10→42.55円
先週1.4000割れからは強い買いシグナルが点灯しているが、今週は上昇後も、引き続き買いシグナル1.4442が点灯している。尚、週足チャートにおいて買いシグナルが点灯している。(売りターゲット1.5000〜1.5300)
▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅10円 現状乖離幅 13.50→15.30円
スイスフラン介入にもかかわらず、先週の強い売りシグナル1.1850から急落しており、今週は弱い売りシグナル1.1277が点灯している。
(買いターゲット1.1150〜1.1200)
▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅15円 現状乖離幅 13.05→12.25円
先週の様子見レベルから変化はなく、今週も引き続き12.25円の乖離幅で様子見圏内にある。週足チャート上でも強いシグナルが発生していない。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
21.20→22.35→23.05→21.70→20.30→17.15→16.75→15.45→11.65→4.95→
7.95→6.00→8.05→8.25→9.15→9.20→10.05→10.45→10.65→9.40→9.75→
11.35→10.95→11.45→13.15→12.15→12.25→13.55→13.60→13.05→12.25円
▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
(目安*210円以下は円高⇔230円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は263.04
→266.95→269.80→221円(10月平均は229円。11月平均は220円。12月平
均は214円)。2009年度1月平均は211.80円の円高レベル。2月平均211円と
円高局面を継続。3月第1週221.40円、第2週222.65円、第3週224.65円。今週は130.10+95.80=225.90円と円安傾向にある。
★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離25円 現状乖離幅 10.45→8.25円
しばらく様子見状態が続いていたが、先週の弱めの売りシグナル0.9238から、今週は強めの売りシグナル0.9404が点灯している。
(買いターゲット0.8900~0.9000)
▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離55円 現状乖離幅 43.95〜45.15円
先々週の買いシグナル1.4664から、先週はポジション解消売り1.5314で様子見が点灯していたが、今週も引き続き様子見1.5315が点灯している。(様子見)
▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離80円 現状乖離幅 54.40→53.40円
先週の弱めの買いシグナル1.6578から下落に転じているが、今週は通常の買いシグナル1.6286が点灯している。(売りターゲット1.6600〜1.6800)
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