ドル急落に赤信号点滅?
●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2009年3月15日(日)
スイス中銀の介入操作により、相場が部分的には様変わりを見せているが、大勢としては大きな変化は見られていない。先週の円安基調は継続中であり、ユーロドルも上昇基調にあるが、日足チャートではドル自体は依然として過大評価の段階を示している。尚、週足チャートでは様子見レベルにあり、次の展開が注目されるが、各通貨別でも軒並みドルロングが警戒域に達している。ドル円100円台の重さに繋がってはいるが、先週並みに96〜99円のレンジ幅をイメージして取り組むことが必要であろう。
ユーロドルも日足及び週足チャートに買いシグナルが点灯しており、目安としては1.28割れからの押し目買い妙味が生じている。
オセアニア通貨裁定取引は再び様子見圏内に戻っており、強い売買シグナルは点灯していないが、当面、12〜15円の乖離レンジで注視することを勧める。
欧州3大通貨同士はスイス売り介入によって、先週までのスイス高が矯正されており、違和感のない介入操作とも解釈できる状況にあり、逆に過度なスイス売りには注意を要する。
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▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.000 現状乖離幅 −0.0137→−0.0158(A−B=−0.0158)
A)1÷ユーロドル1.2923=0.7738(B)100÷ユーロ円126.65=0.7896
先週の売りシグナル98.30から、週末の96円割れではポジション解消に直面したが、今週も引き続き売りシグナル98.00円が点灯している。当面の始動目安としては、先週と同様に96円割れからの押し目買いと99円前後からの売りに妙味が生じている。尚、週足チャートでは様子見から弱めの売りシグナルに移行している。(買いターゲット95.00〜96.00)
▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅40円 現状乖離幅 26.05→28.65円
先週の強い買いシグナル1.2650から上昇を速めているが、今週も引き続き強めの買いシグナル1.2923が点灯している。尚、週足チャートにおいても弱めの買いシグナルが点灯しており、1.2800前後からの押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット1.3400〜1.3500)
▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅20円 現状乖離幅 35.25→33.55円
先週の強い買いシグナル0.6414から上昇に転じているが、今週も引き続は強めの買いシグナル0.6577が点灯している。(売りターゲット0.6800〜0.7000)
▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅35円 現状乖離幅 48.85→46.60円
先週の強い買いシグナル0.5031から上昇しており、豪ドルと同様に今週も引き続き強めの買いシグナル0.5245が点灯している。(売り―ターゲット0.5500〜0.5700)
▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅10円 現状乖離幅 21.80→20.95円
先週の強い売りシグナル1.2850から、先々週レベルまで下落しているが、依然として、今週も強めの売りシグナル1.2719が点灯している。
(買いターゲット1.1800〜1.2000)
▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅70円 現状乖離幅 42.20→39.10円
1.4000割れからは強い買いシグナルが発生している。先週の強めの買いシグナル1.4075に続き今週は強い買いシグナル1.3990が点灯している。尚、週足チャートにおいても通常の買いシグナルが点灯している。
(売りターゲット1.5000〜1.5300)
▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅10円 現状乖離幅 13.50→15.30円
先々週の強めの売りシグナル1.1708から、先週は1.1592まで下げていたが、介入操作により、再び強い売りシグナル1.1850が点灯している。
(買いターゲット1.1300〜1.1400)
▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅15円 現状乖離幅 13.60→13.05円
先週の弱い乖離幅13.60(豪ドル売り/NZドル買い)から、今週は様子見レベル13.05に移行している。週足チャートにおいても強いシグナルは点灯していない。
次の展開を待ってからの始動が賢明。過去の週間ごとの経緯は以下の通り。
21.20→22.35→23.05→21.70→20.30→17.15→16.75→15.45→11.65→4.95→7.95→6.00→8.05→8.25→9.15→9.20→10.05→10.45→10.65→9.40→9.75→11.35→11.40→10.95→11.45→13.15→12.15→12.25→13.55→13.60→13.05円
▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
(目安*210円以下は円高⇔230円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度平均279円、2008度四半期毎の平均は263.04
→266.95→269.80→221円(10月平均は229円。11月平均は220円。12月平
均は214円)。2009年度1月平均は211.80円の円高レベル。2月平均211円と
円高局面を継続。3月第1週221.40円、第2週222.65、今週は126.65+98.00=224.65円と円安傾向にある。
★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離25円 現状乖離幅 14.20→10.45円
先々週0.8842、先週0.8975と様子見状態にあったが、今週はユーロの上昇も手伝い、売りシグナル0.9238が点灯している。(様子見)
▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離55円 現状乖離幅 40.25〜39.55円
先週の買いシグナル1.4664から急上昇しており、ポジション解消売りに伴い、今週は1.5314で様子見が点灯している。(様子見)
▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離80円 現状乖離幅 56.45→52.90円
先週の買いシグナル1.6338から上昇に転じており、今週は弱めの買いシグナル1.6578が点灯している。(売りターゲット1.6800〜1.7000)
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***************************★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目の分散投資戦略をお勧めします。最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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