方向感迷走中!投資家瞑想中!難しい?
今月初めにPCの故障が発生し、メーカーからも液晶画面の故障を指摘されたが、なかなか納得はできず、インターネットで修理屋さんを探索したところ、運よく近場にあり、相談をしてみたところ、なんと10分の一で修理完了しました。単なる接触不良が原因であり、餅はモチ屋に聞かなければと喜んだ次第です。為替相場も混沌としており、難易度の高い相場が続きますが、為替だけは為替屋に聞いても判りませんよ。
昨晩は欧州通貨安の最中、比較的穏やかであったドル円相場の異変に翻弄された相場展開である。ドル円が87円台前半まで急落後に89円台まで急回復しており、結果的には元の鞘に収まったが感が強いが、主な乱高下の要因としては、ドル円オプションの期限切れに伴う損失確定の投げ売りが散見された一方、87円前後では日銀介入操作を意識した買い戻しが浮上、利益確定買いとポジション調整買いによって、ドル円が急反発した背景が考えられるが、市場心理が揺れている証しではあるが、一過性の動きとして処理するのが正解であろう。
欧州通貨に続き、ドル円相場が波乱含みの展開になると益々相場の難易度が増すことは必至であるが、金融市場の流れはリスク回避と収益確保(益出し)が優先される時でもあり、引き続き戻り売り主体の相場展開の可能性は高く、ドル円90円前後が厚い壁にならざるを得ないだろう。
視点を変えれば、リスク回避が伴う相場展開には底打ち感がなく、短期ポジションに傾斜しながら、ロング志向が消滅する相場展開は否めず、ポジションの切り替えが早まるため、昨日のような乱高下を想定した戦略で臨むことが賢明であろう。
いずれにしても、円高懸念は根強いが、相対的に円高が浸透しており、欧州当局からは次回G7では為替問題に触れる見込みであり、対ドル相場と円相場を意識した上での見解であろうが、円高の限界が見え隠れしているのかもしれない。
他方、中国では景気減速に伴い、米国債売却論が報じられているが、実際問題としては、増え続ける外貨準備高(2兆ドル超)に対する疑念であろうが、日本と同様に米債の大量売却は含み益の減少に絡むだけに、安易な売却は不可能であろう。ただし、世界的な経済不況を受けて、中国経済は加速的に減速しており、この手の話が煮詰まれば、ドル売りに拍車がかかることは歴然である。
現状では、あらゆる通貨に対して、買い材料は枯渇しており、その時の経済指標以上に、要人発言の言動に左右される相場展開でもあり、どうしても一喜一憂する展開が避けられないだけに、ポジションを控えめにして、受身のトレードに徹することも一案であろう。
本日のドル円は再度円高に傾斜しているが、積極的なポジションが控えられており、方向感の乏しい展開が予想される。無理せずに、88〜90円のレンジ幅で様子見を勧める。ユーロドルは1.300台ではポジション解消売りが散見されており、上値の重い状況であるが、1.2800〜1.3050のレンジ幅で臨むことを勧める。
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