ドル⇒ニュートラル相場へ!待機姿勢が賢明?
●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2009年1月11日(日)
先週末の米雇用統計発表を挟み急展開をみせている。米経済のファンダメンタルズは依然として悪化傾向にあるが、ドル買いを強調できない側面ではあるが、本チャート上ではドルの過小評価シグナルが点灯していた矢先でもあり、そして、ドルのあく抜き感が先行しており、順調にドルの回復の兆しが見られている。しかしながら, 戦略的には相場変動が激しい状態が継続されるため、当面、かい離幅の拡大を踏まえた上で始動することが賢明であろう。
オセアニア通貨裁定取引は依然として様子見圏内で推移しており、待機姿勢を続行中。
欧州3大通貨は先週ポンドの過小評価をしてきしたように、ポンドが急回復を見せており、相対的には様子見レベルに位置しており、次の展開待ちの様相をみせている。総じて、どの通貨ペアにも強調できるシグナルは発生してはいないが、強いてあげれば、相対的に円高シグナルが発生しており、現状からの円買いには要注意であろう。
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★ペットチャート:
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▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅0.00現状乖離幅−0.0626→−0.0797ドル円90.30円
A)1÷ユーロドル1.3464=0.7427(B)100÷ユーロ円121.60=0.8224(A−B=−0.0797)
先々週からユーロが不安定な状況であるが、ドル円は90円割れからは強い買いシグナルを継続している。 先週の買いシグナル92.00円から一旦は94円台まで上昇をみせたが、今週は再び強めの買いシグナル90.30円が点灯している。
週足チャートでは依然として強い買いゾーンにあり、押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット95.00〜97.00)
▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅40円 現状乖離幅 35.85→31.30円
1.40台からは強い売りシグナルが点灯していたが、先週の売りシグナル1.3897から急落しており、今週はポジション解消買いに伴い、様子見1.3466が点灯している。尚、週足チャートにおいても売りシグナルから様子見圏内に突入しており、次の展開待ちの様相を見せている。(様子見)
▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅20円 現状乖離幅 26.65→26.80円
先週の弱い売りシグナル0.7103から弱冠下げてはいるが、依然として、弱めの売りシグナル0.7032が点灯している。 (買いターゲット0.6800〜0.6900)
▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅35円 現状乖離幅 38.00→37.00円
先週の様子見0.5870から、弱い売りシグナル0.5903が点灯しているが、目先は0.600台からの売りに妙味がある。(買いシグナル0.5750〜0.5850
▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅13円 現状乖離幅 16.00→14.30円
先々週の売りシグナル1.2230から、下げ足を速めており、先週の様子見1.2105から、今週は買いシグナル1.1882が点灯している。(売りターゲット1.2050〜1.2150)
▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅70円 現状乖離幅 41.80→46.70円
先週の買いシグナル1.4543から急上昇しており、先週は一時1.53台後半では売りシグナルに転じていたが、今週はポジション解消レベル1.5172の様子見が点灯している。尚、週足チャートでも様子見状態に達しており、次の動きを待ってからの始動が賢明。(様子見)
▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅10円 現状乖離幅 6.95→9.15円
先々週の強い買いシグナル1.0702から上昇基調にあり、そして、先週の強い買いシグナル1.0817から更に上昇、今週は通常の買いシグナル1.1128が点灯している。(売りシグナル1.1400〜1.1500)
▲オセアニア通貨裁定取引
平均乖離幅15円 現状乖離幅 9.75→11.35円
かい離幅は10円前後でもみ合い状態にあり、強い売買シグナルは発生しておらず、様子見圏内にある。週足チャート上でも売買シグナルは点灯しておらず、次の展開待ちの様相を見せている。過去数カ月の週間ごとの推移は以下の通り。
18.15→20.50→21.20→22.35→23.05→21.70→20.30→17.15→15.80→16.75→16.70→15.45→11.65→4.95→7.95→6.00→8.05→8.25→9.15→9.20→10.05→10.45→10.65→9.40→9.75→11.35→10.20円
▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円
(目安*220円以下は円高⇔250円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度上半期平均280円下半期278円。
2008度四半期の平均は263.04→266.95→269.80の円安局面。
10月平均は229円。11月平均は220円。12月平均は213.89円の円高局面へ。先週は219.85、そして、今週は121.60+90.30=211.90円と円高更新中。
★欧州3大通貨
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離30円 現状乖離幅 5.95→15.40円
先週の乖離幅から10円近く拡大しており、先週の強い売りシグナル0.9555から急反落している。 今週はポジション解消買いの様子見レベル0.8876が点灯している。(様子見)
▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離50円 現状乖離幅 42.80→40.45円
様子見状態を継続中。先週の様子見1.5032から変化はなく、微弱な買いシグナルは発生しているが、今週も引き続き様子見1.4985が点灯している。(様子見)
▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離80円 現状乖離幅 48.75→55.85円
先々週の強い買いシグナル1.5631から上昇中。先週も強い買いシグナル1.5732が点灯していたが、今週はポジション解消レベルまで急接近しており、弱めの買いシグナル1.6882が点灯している。(売りターゲット1.7000〜1.7100)
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★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目の分散投資戦略をお勧めします。
最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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