もうすぐ、同時多発テロの９．１１を迎えるが、日本でも天下分け目の政権交代の総選挙であるが、国民はお祭り気分と、もの珍しさが半々である。ピリッとした選挙を求めるのは所詮は無理な話であろうが、投票率だけでも増えることを願いたいですね。。我が町では小ぶりであるが「ねぶた祭り」が行なわれるが結構な賑わいと聞く。選挙には興味ないが祭り事に参加する人が多い世の中、本格的な政権交代を知らない世代の集まりではあるが、一度くらいはリスクを取ることも大事ですね。
常日頃、為替リスクを考えている投資家にとっても、政権交代のリスクは意外と小さいものかも知れませんね。売り買いに躊躇する初心者の方にもいえますが、少ない金額でもポジションを持つことが為替のスタートとなる。頭でっかちになる前に始動することが大切であり、恐怖が先行する相場には勝ち目がない。清水の舞台から飛び降りるよりは何十倍も簡単ですよ！
しかし、リスクテイクには最小限のリスクを認識してからのスタートが大事、意気込みだけの売買では限界がある。リスクの許容範囲を知ることが、最大の防御となる。

▲米国のカトリーナの被害拡大も米国経済にとってはGDPの下方修正と原油価格高騰と深刻な状況ではあるが、何故かしら米ドルの上昇が目立つ。ﾌｧﾝダメンラルズでは今後の米経済指標に悪影響を与えることは確実と思われるが、昨日のベージュブック（全米地区連銀）においても米国側からの弱気発言は聞かれてこないのも、ハリーケーン襲来前の報告であり、今後の経済動向を計るには不十分な材料といえる。
むしろ、継続的なFFレートの引き上げも確実視され強気発言も見えるが、背に腹は変えられないブッシュ政権の実体なのかもしれない。
原油安から米ドル買いが旺盛と見るよりは、ユーロドルの調整売りが先行したと判断するのが妥当であり、ドル円は110円前後からのもみ合い相場が続くと思われるが、ドル円の上昇も110円台半ばでは息切れする可能性も高いだけに、110円台の買いでは妙味は半減する。110円台半ば以上の売りを推奨する。
▲ユーロドルの下落も原油価格によるものが多いだけに、依然として60ドル台半ばの原油価格では、ユーロドルのレベルを見極めることは時期尚早とも言える。いずれにしても、米国経済に不安材料が取り巻く環境だけにユーロドルの更なる下落も限定的と判断し、1.24割れのユーロドル買いを勧める。しかしながら1.25台の上値の重さを感じるマーケットでもあり、ドル円同様に50ポイントベーシスの攻防と見なしたほうが賢明であり、1.24台後半の売りを推奨する。
▲総選挙を前にしてのポジション作りは難易度が増すばかりであるが、基本的には為替相場に対する影響は少ないと思われる。むしろ株式市場の動向に注目した方が賢明であろうが、または一時的には撤退することも必要である。レンジ相場が形成されている段階でもあり、事が起きてからでも遅くはない相場でもあるといえる。あるいは思惑的な投機筋の出現を待ち、大きく乱高下した後の逆張りに徹するのも一案であろう。
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ペットでも判る簡単チャート　強いシグナルはどの通貨にも見られず、基本的には様子見段階である。少々我慢が必要！

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