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▲日米とも景況感の高まりを感じさせる状況だが、ユーロ経済の建て直しが一歩も二歩も遅れているのは周知の事実ではあるが、原油価格の高騰が日米の足かせになることは鮮明であり、ユーロドルの下げも限定的と見る動きもある。金利差を背景に再び慎重な米ドル買いが優先されるものの、上値の限界も生じており、米経済指標の改善にもマーケットの反応は芳しくない。
相場全体が調整ムードでもあり、IMMシカゴ先物市場が示すような米?ロングの投機筋にも一時ほどの勢いは感じられず、ポジションの整理が先決になる相場である。先週に引き続き筆者考案のペットでも判る簡単チャートでも、こう着状態が各通貨において鮮明であり、動きが取れない展開でもある。 現状からの相場の崩れを待つしか良策は見あたらない。当面は今回の総選挙に目を向け、政権交代を楽しむぐらいの余裕を持ちたい。
一通り、各通貨の状況を下記に述べるが、先週の円高局面で通貨バランスが拮抗し、特に強調できる売買は少ないが、今週は注目すべき経済指標もないが、ユーロ経済の確認事項としての貿易収支と原油価格及び株価動向に注視したい。
***********今週のペットでも判る簡単チャート***********
▲ドル円―――米ドルの買われ過ぎが始まっている。チャート上では強いドル円売りには至らないが、リスクも限定的な範囲と想定できる。111円台前後の売りであれば安心感が持てる段階である。現状では110台の半ばで売りシグナルはでており、ドル円の売りを勧めるが、3段階で米ドル売りショートを目指すのが賢明である。110.50、110.80、そして111.20の米ドルショートまで見れば万全と思われる。
▲ユーロドル――1.22割れを生じたときから、チャート上ではユーロドルの買いシグナルが点灯している。1.21台半ばのユーロドル買いを推奨する。安全派は1.2100前後の買いとなる。
▲豪ドル―――豪ドルの下げが急であるが、現状のドル円との乖離を見れば、27円台半ばとなり、徐々に豪ドルの買い局面に突入しつつある、ドル円との乖離幅が28円台になれば豪ドルロングも妙味が増す。
▲NZドル――今月はじめよりNZドルの買いを推奨してきたが、終局段階に達している。現状ではドル円とNZドル円の乖離幅が36円台半ばから33.75円と縮小し。基準ラインである33円に近い状況では妙味が無く、模様眺めが正解である。
▲ポンド―――先週解消レベルのポンド売りとなったが、現状の乖離幅が22.45とまだポンドの買いを推奨できる段階ではないが、買い場面突入と判断して、少なめの買いから始めることを推奨する。
▲カナダドル―――ドル円との乖離幅がすくなく、好機を逸することも多いが、現状の19.20円の乖離では模様眺めが順当であるが、ドル円との乖離基準を20円でもあり、18~ならばカナダドル売り、拡大して22円ならばカナダドル買いの目安と判断する。
▲豪ドル円/NZドル円(裁定取引)乖離幅9円前後から急速に縮小し、5.75円の乖離は魅力的であるが、豪ドル円の売りの流れもあり、5円までの縮小をみれば、豪ドル円買い・NZドル円の売りのポジションに妙味が生じる。
▲ユーロ円+ユーロ円『単純加算方式採用』250円越えは短命であったように、過剰な円高局面を表している為、今後も注意を払うことが大切である。逆に240円割れなら行過ぎた円高という図式なる。他の通貨にも興味のある方は、参考程度でも検索は必要である。新外為の森ホームページで検証可能ですので、下記のページで今後の投資戦略の参考にしてください。チャートに苦しむ方は勿論、初心者から自称プロでも利用できます。
ドル円+ユーロ円以外にもポンド円・カナダ円・スイス円・NZD円も見られます。
●新外為の森
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