分相応のトレーディングを?
先日、駒沢公園まで散歩に出かけた時に、その途中にいつも気になっていた古びたバッティングセンターがある。土日は若者のたまり場のようになっている。その日はゴルフの練習場と同様に中年組が混じっていたので、意を決してトライしてみました。おそらく25年ぶりぐらいだと思いますが、以前スピードガンで120キロを経験したが、ボールがバットにかすりもしなかったことを思い出し、80キロからスタートしました。しかし、いきなり空振りの連続、さすがにバツが悪く、周りを気にしてしまいました。いくらやっても快音が聞こえず、がっかりしましたが、どうせならと速度を100キロにあげてみると手ごたえあるヒッティングがよみがえりましたね。それではと120キロに挑戦したが、やはり、これはとんでもなく速過ぎます。分相応をわきまえないと痛感した次第です。しかしながら、このバッティングセンターの機械の精度が悪く、3球に1球しかストライクがこないのが欠点。おそらく整備もせずに使いすぎなのでしょうが、為替と同様にコントロールが定まらないうちは再点検をしましょう!
▲ドル円相場が105円前後の攻防を見せているが、米金利の上昇気配とNY株高に連れて下値が堅調になっている。105円台半ばからは実需の売りが散見されているが、企業の輸出先物予約が103円台から断続的に実施されている関係上、直物が105円台に乗せた段階では下値不安が軽減した印象を持ちはじめている。それゆえに、積極的な売りは控えている模様であるが、利益確定売りおよび新規売りも105円台半ばの売りに焦点を絞っており、上値の重い状況に変化はみられない。反面、再び105円を割れる展開にでもなれば、売り圧力が増すものと思われるが、現状では105円台半ば前後の売買動向を見てからでも遅くはないだろう。
市場心理としては、今までの主な変動要因でもある原油高や信用不安から一時的に解放されており、米欧ともにインフレ懸念の弊害が問われているだけに、近視眼的なトレードになりがちであるが、目先の変動要因に惑わされることなく、本来のポイントから離れた地点での売買がより効率的になるだろう。ドル円で言うならば、105円台70〜80の売りと104円台半ばの買いで様子見を勧める。
本日は日米欧の経済指標が犇めいており、材料視されることは言うまでもないが、すでに本邦の3月機械受注は予想を大幅に下回り、円安要因となっているが、今夕は独仏の第一四半期GDPと共にユーロ圏のGDPの発表が予定されおり、さらに4月の消費者物価指数も加わり、いずれも不安視されている指標なだけに、ユーロドルの劣勢につながる可能性は高く、ユーロドル1.55前後からの売り圧力が増している状況であり、同レベルからの売りを勧める。買いは1.54割れからのロングを勧める。無駄な動きを避けて、ジックリ構えて狙い撃ちができればよいのですが、今日は止まっているゴルフボールに挑戦してまいります。