原油高!もはやドル安要因にならず。ユーロ売り加速?
PCの不具合が解消されずに、書き込みが遅れてしまいました。
GWは丸々ホームページのリニューアルに費やした次第です。それでも、完成度は50%程度でしょうか、内容的には不満が残る状況です。専門家に依頼すればよいのですが、節約をモットーにホームページ・ビルダー12を購入して、没頭した日々でしたね。まだリンクの作業が残っており、また、旧ホームページから引用した部分がありますので、しばらくはHPの整理整頓となりそうです。やはり為替と同様にイメージが大切なことを痛感させられましたね。。。
難解な為替相場が続いていますが、原油価格の高騰とユーロドルの軟調に伴い、本格的なドルの見直しの時期が迫っているのかもしれません。
新外為の森ホームページアドレスは変更になりました。
旧 http://kentish.fc2web.com
新 http://www.justmystage.com/home/kentish/
▼米国株式市場が200ドルを超える反落を見せているが、理由づけとしては米経済のリセッション入りが確実視されている中で、原油先物価格が123ドル台の史上最高値更新中と利下げの可能性が大幅に後退していることなどが挙げられているが、反面、エネルギー関連の株価が米株式市場を支えているとも報じられており、不安定極まりない相場環境に遭遇していると言えるだろう。原油価格の高騰や金価格の上昇はドル安をヘッジする目的から買い進まれた経緯があるが、比較的良好と観られていた欧州経済全般にも米国経済を追従する動きが生じており、欧州通貨に対する思惑買いが減退気味であることがドル高を助長させる要因でもある。原則的に為替市場は金利と株式相場を背景にした相場展開が見込まれるが、原油価格の異常な高騰が絡んだことで、為替の変動率が大幅に上昇している関係上、通常よりも数段難易度が増している状況である。
本日はECB定例理事会では金利据え置きが確実視されており、注目度は通常よりは低いが、トリシェECB総裁が原油価格の上昇とインフレ懸念を危惧することは明らかであろうが、1.54台ではポジション調整売りが散見されており、上値の重い展開は否めない状況である。仮にユーロドルの下げ基調を促すコメントを想定するならば、ユーロドルのロングは控えざるを得ないだろう。少なくとも1.52台を見てからの始動に専念することが賢明であろう。しかしながら、1.53前後からの利益確定と値ごろ感からの買いが散見されており、一度は同レベルでの清算が賢明であろう。
昨日も述べたが、BOE政策金利発表では追加利下げの可能性も否定できず、ポンドの軟調地合いが予想され、ユーロドルに影響する可能性も視野に入れて臨むことを勧める。
ドル円は105円前後では実需の売りと利益確定売りがあり、上値の重い展開が予想されるが、正攻法で105円台半ばの売りに焦点を当てて様子見に徹することを勧める。