株式相場の限界も ! 円高の波がやってくる?
残暑ですね! 相場が荒れ放題になると被害者続出すると、比例したように苦情も続出する。知人のブログにもそのような傾向があると聞きますが、ブログの長所と短所ですから仕方ありません。批判する方も最低のマナーは必要ですが、それだけの投稿がある事は人気のある証拠と自画自賛しましょう。
娘の学校でもブログが流行していたようですが、夏休みの期間中に独身で評判の女性教師が生徒達のブログをチェックし、禁止されているアルバイト、中には酒・タバコを自慢げに公開している生徒を発見。その上、生徒同士がリンクを貼っているため、易とも簡単に芋づる式で他の違反者を見つけ出し、意気揚揚としているらしい。
娘曰く、学校側から何人もの親が呼び出され、停学者も続出したと聞く。幸い娘は無関係であったが、奥方は成績が悪くて毎学期呼び出されていることのほうが心配の種。しかし、娘が言うには停学されるよりはマシと豪語。 確かに????
為替の損失原因は数多くありますが、他の商品との比較しても、本来リスクは少ないはずです。但し、慢心と一攫千金がアダになります。ブログに文句を言ってもお金は戻りませんし、そのうち自己嫌悪に陥りますから、程ほどにして、為替を楽しみましょう!
▲一昨日の米金利大幅引き下げにより株式市場は順調に回復の兆しを見せているが、市場には潜在的な金融不安と信用収縮リスクが共存するため、利下げ効果による株高で株式市場は一呼吸ついた段階である。
いずれにしても、今の為替相場は株式相場との連動性が強く、株式市場を注視した戦略性が求められる。昨日はモルガン・スタンレーなどの米大手金融機関の決算内容を横目にしながらのNYダウが続伸したが、本日はサブプライム問題の発信源でもあるベア−・スターンズの決算に注目が集まっており、株式関係者は慎重な姿勢を崩していない。日本株も昨日は大幅な上昇を見せたが、売買高自体は低調であり、本格的な上昇とは言い難い状況である。 大勢としては日経平均株価がチャート的にも16,500円前後の壁を意識している状況であり、上値を追う展開とは見ていない。しかしながら、日米欧が金融不安を取り除くには景気先行指数である株式市場の騰勢が必要であり、今回は米金利の利下げ効果によって上昇を見せているが、利下げ効果による賞味期限切れも懸念されており、株式相場の正念場とも言えるだろう。
▲今晩は米下院において、バーナンキFRB議長とポールソン財務長官がサブプライム問題に関して証言する予定であるが、米経済の景況感を維持し、サブプライム問題に端を発した金融不安を払拭する手段として、株式相場の低迷は許せないところであり、更なる利下げ余地を示唆する可能性もあるだろう。昨日も述べたが、為替相場よりは株式相場優先の金融政策を講じなければならず、為替相場の多少の乱高下は黙認される状況と見るべきであろう。状況的には米ドル売り主体のマーケットであるが、欧州市場でもユーロドル1.400を目前にして、投機筋の動きも鈍くなっており、サブプライム問題が米国以上に深刻とも噂され、下値リスクも増幅している状況である。
▲海外勢も超短期売買に徹しているように、ポジションの縮小が義務付けられている状態とも聞く。ユーロドル1.400台の売りを勧めるとともに1.39割れの買いで様子見を勧める。
いずれにしても、だぶついた世界マネーの流動性がキーポイントになる相場展開であるが、金融不安を払拭できない状況下では、債券相場を中心とした質への逃避がメインであり、一時的には株、為替、そして、金相場などの商品相場を転々とする相場展開であり、かなり難易度が高い相場であることを認識しなければならない。 特に自信のある売買にはストップロス及び損切りを20〜30ポイント刻みで実行することが必要である。戦略的にも自信のない相場には、レンジ幅を拡大するか、模様眺めに徹するしか良策はないだろう。
米連邦住宅公社がサブプライムに関連する債券買取りを拡大するなど、信用回復に躍起になっている間は、米ドルショートを勧めるが、常に相場が一変することを意識して臨む事が肝要である。