視界不良相場!静観が正解?
予想レンジ
ドル円 103.00〜104.30
ユーロ円 125.50〜126.80
ユーロドル 1.2130〜1.2250
豪ドル円 78.00〜79.30
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年末年始の流動性低下を背景に、総じて、いずれの相場も調整主導の展開は否めないが、市場では新型コロナウィルスの感染拡大、そして、ウィルスの変異種の発覚により、より一層不透明な相場展開を困惑気味である。その中、各国ではワクチン接種が相次いではいるが、即効性に関しては懐疑的ではあるが、来春には沈静化するとの希望的な観測もあり、一喜一憂させられる展開が待ち受けていると見なした方が無難であろう。相対的にはドル指数の観点からは米ドルが売られ過ぎが目立っており、そして、年度末のドル買い需要を考慮した上で、もう一段のドルの下落局面では一旦買戻しに転じることも一考であろう。
一方、ドル円は103円台半ば前後で右往左往しているが、投機筋の仕掛けに配慮し、引き続きレンジ幅をドル円103.00〜104.30円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。
他方、ユーロドルは英・EUとの通商協議の合意はあるが、未だに不安材料を抱えており、引き続き戻り売りを優先し、直近のレンジ幅ユーロドル1.2130〜1.2250を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。