120円からは的確なシナリオ作りを!
以前、本ブログデ紹介しましたが、ロマンティックな歌で世界中の女性を夢中にさせる注目のポップ・オペラ・カルテット、イル・ディ−ヴォの追加公演が決定。東京と大阪で1月29日より2月5日まで6回公演される。当初は3回の公演であっただけに、日本女性のフィーバーぶりが想像できます。わが奥様も必至になってヤフーオークションでゲットしましたが、\10,500のチケットが\37,000に変貌したチケットには驚くばかりでしたが、先日、追加公演が急遽決まると、更に2枚のチケットを正規の価格でゲットした次第です。短期間で3回も見に行くそうです。呆れるばかりですが、友人はシンガポールまで出かけて見に行くと豪語しているようです。 我が家ではお嬢様はジャニーズ、そして、奥様はイル・ディ−ヴォに夢中、そして、朝早くから目覚まし代わりでジャニーズの歌が鳴り響いております。何とかならないものかと思案中です。
なんでも買い急ぎはよくありませんね、為替に例えれば、思い込みが激しいと、見境も無く手を出してしまうものです。ダフ屋のようなチケット屋さんも感心しませんが、リスクが限られている以上は、安く買って高く売るのはFX相場にも共通しています。プレミアムがつく保証が無いのがFXの世界です。そのためには売買シナリオがしっかりしていないと、高い買い物になりますので、ご用心ください。ちなみに悪い席は原価割れで売りに出されています。プロは損切りも早い?
★不安視された米経済も回復基調を早めているわけではないが、原油価格の続落が米ドルの上昇を後押ししている相場である。米経済の減速懸念は根強いものがあるが、利下げ観測が遠のいたことにより、米ドル買いの動きが顕著であるが、一方ではドル円が120円を突破し、ユーロドルも1.28台の声を聞くとポジション解消の米ドル売り思考も浮上する相場と判断する。今までの円キャリートレードの矛先が欧州通貨及びオセアニナ通貨から米ドルにシフトされたことは否めないが、金利格差がキープされる背景がある以上は米ドルの底堅さは認識しなければならないだろう。しかしながら、相対的なバランスから判断しても、米ドルの買われすぎの水準枠に達しており、基本的にはポジション解消時期であり、見極め時期でもあり、基本的には次の展開を待ってから始動することが賢明である。『ご興味のある方は新外為の森ホームページにある?米ドルの強弱を計る乖離幅チャートをご覧下さい。』1月12日現在 12:00
●現段階の勢いを見る限りはもう一段の米ドル上昇を臨めるが、当面の売りターゲットをドル円120円台後半の売り、そしてユーロドル1.28台半ば割れの買いスタートであれば、リスクは限定的になると判断する。少な目のスタートに徹して、最終的にはドル円122.50円とユーロドル1.2750までのナンピンの分散シナリオが構築できれば、尚一層、勝てる確率は高まると判断する。
いずれにしても、再び金利格差が見直される時期でもあり、昨日も述べたが日米欧の金利動向が原油価格の続落に伴い、先のトリシェECB中銀総裁の発言もトーンダウンしたように、インフレ懸念が弱まる状況下では、利上げを急ぐ必要性も後退していることは否めず、円金利の利上げのある無しにかかわらず、今後とも円高に振れれば、機関投資家のキャリートレードのニーズは高まることは否めないマーケットである。しかし、高金利によるスワップ狙いのキャリートレードの限界は必ずあるため、それ相応のストップロスと貿易不均衡が話題になるレベルでもあり、総合的に過小評価された円に対する政治的な圧力も考慮することも視野に入れたい。一方では、米長短期金利の逆イールド現象に関して、米要人発言も懸念しているように、明らかに不可解な金利体系であることは周知の事実であり、FFレート短期金利の利下げ局面は必死と判断し、現段階の利下げ観測後退を鵜呑みには出来ないのも事実であろう。米ドルの上昇に蔭りが見えるのも遠くはなく、資金流動性の観点からは米ドル離れが再燃する構図は依然として強いものがあると思われる。