試行錯誤の段階継続!一喜一憂せず、冷静沈着?
予想レンジ
ドル円 106.80〜108.00
ユーロ円 120.00〜122.30
ユーロドル 1.1200〜1.1330
豪ドル円 73.00〜74.30
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米国株式市場では前日比477ドル高と反発に転じているが、先の1900ドルの暴落直後なだけに、市場の反応も限られている。ただ、市場の関心は新型コロナウィルスの第2波感染状況に注がれているが、各国ともにGDPや雇用情勢の悪化、そして、経済指標の改善も見込みづらく、経済再活動は賞味期限切れになる可能性が高く、過大評価は禁物であろう。相対的にはリスク回避志向が再燃し易い相場環境にあり、相場の難易度を更に深めていると言わざるを得ない。市場には世界的な金融緩和を元に、過剰流動性資金が回遊しているが、反面、その行き場が日々変動する相場環境にある。いずれにしても、米中の覇権争いやコロナショックが顕在化している以上、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動を心掛けるのが得策であろう。
一方、ドル円は107円台を回復しているものの、ドル円108円台では実需や利益確定売りが散見されており、戻りの鈍さに繋がっている。依然として、リスクの円買い及びドル買い需要が根強く、引き続きレンジ幅ドル円106.80〜108.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。
他方、 ユーロドルはストップロスが一巡し、手探り状態ではあるが、引き続き米ドル主導の展開に変わりがない。引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.1200〜1.1330を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。
FX情報サイト「エフプロ(https://www.fx-cube.jp/)」にて、インタビュー記事が掲載されました。
鈴木郁雄が語る!2つの通貨ペア(乖離幅)から売買シグナルを探ろう!
→記事はこちら(https://www.fx-cube.jp/content/i005)
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