税金対策はお早めに?ドルはまだ買える!
★昨日の福井日銀総裁発言も覇気が見られません。米景気依存体質が抜け切れない日本経済ですが、利上げ観測が後退している状況は否めず、円キャリートレードの安心感さえ生まれます。優柔不断な見解を鵜呑みには出来ませんが、今週は視点を変えて税金対策に集中しましょう。
●利益確定、損失確定 そしてポジションを持ち越す方には含み益と含み損を整理整頓し、税金面での有利不利を研究しなければなりません。年賀状を書いているよりは、もう一度明細書書に目を通す余裕が必要です。年度内で処理する日数が限られていますので、早急に利益額を減らす努力をしましょう。主に、清算していない含み損のある方にだけできる作業ですが、すでに損失が大きくなり、同時に含み益が同等にある方も一考したい時でもあります。損失が繰り越せないFXであれば、含み益と相殺し、来年度の収益を減じることも考えられます。
税金は給与や事業などによる所得税と、株や商品先物のように税率が決まっている分離課税とがあります。FXで儲けたものは雑所得扱いになり、給与所得などを加えた所得が総合課税されます。
他に所得がない方は、20万円以上の雑所得は申告しなければなりませんが、その税率は330万円までは10%、331万円以上900万円までは20%の税率が適用されます。
クリック365の税金は税率20%の申告分離課税、損失の3年間繰越控除があります。
▲他の税金対策は必要経費を計上することですが、可能性のあるものは何でも申告してみるのも勉強です。税務署側で勝手に判断してくれますので、鉛筆一本からパソコン購入費まで、本人が必要経費と思う明細書の保存もチェックしてください。
*********今週のペットでも判る簡単チャート*************作成年月日 2006年12月24(日) 週末の終値ベース 事前予想実施中
2週続けて米ドルの売られ過ぎを指摘したが、ドル円に対しては順調な買戻しが見られるが、相対的には米ドルのもう一段の上昇が期待できる相場である。ドル円120円のレベルに達する程の地合ではないが、チャート上では119円前後の上値の限界を示している。キャリートレードによる他の通貨への反応が過敏であり、ドル円以外の通貨は過大評価とも言われる水準である。全般的な米ドルと円の弱さが混在しているマーケットであるため、総じて、円キャリートレード先行相場と言えるが、米ドルの買い余地が残されている相場である。
●新外為の森 HP内US$チャート(ユーロドル/ドル円)米ドルの強弱を参照
▼ドル円 (ユーロドル⇔ユーロ円)平均乖離幅0.1000 現状乖離幅0.1208←0.1175)
先週118.15円の売りシグナルから、今週は強めの売りスタンスまでドル円が上昇している。ドル円118.85円の売りシグナルが点灯中。今週の乖離幅の試算=ユーロドル1.3134=ユーロ円156.10(0.7614−0.6406=0.1208)過去の週間ごとの乖離幅と売買シグナルは以下の通り。
0.1234(116.60売り)→0.0870(113.80買い)→0.1133(116.50売り)→0.0958(114.00買い) →0.1095(116.15売り)→0.0982(114.45買い)→0.1153(117.25売り)→0.1177(117.60売り)→0.1111(116.55買い)→0.1268(119円売り)→0.1314(119.65売り)→0.1250(118.72売り)→0.1175(117.60売り)→0.994(115.85円買い様子見へ)→0.1003(115.45様子見)→0.1175(118.15売り)
▼ユーロドル(ドル円−ユーロ円)平均乖離幅28円 現状乖離幅37.25←36.40円)
先週1.3081の弱い売りシグナルから、今週も依然として、売りシグナルが1.3134で点灯している。週間ごとの売買シグナルは以下の通り。
1.1940売り→1.1878買い→1.2045売り→1.1911買い→1.2190売り→1.2030買い→1.2269売り→1.2096買い→1.2627売り→1.2729売り→1.2510買い→1.2810売り→1.2875売り→1.2600(一部買戻し)→1.2511買いclose→1.2840売り→1.3095売り→1.3335売り→1.3202売り継続→1.3081売り継続
▲豪ドル(ドル円−豪ドル円 平均乖離幅28円 現状乖離幅(25.70←25.85円)
先週0.7812の売りシグナルから変化はなく、今週も0.7838の売りシグナルが継続中である。過去の週間ごとの売買シグナルは以下の通り。
0.7318買い→0.7432買い継続→0.7517売り→0.7536様子見→0.7676売り→0.7595売り
継続→0.7537買い→0.7460買い→0.7420買い→0.7509売りclose様子見→0.7786売り→0.7887売り→0.7860売り→0.7812売り継続
▲NZドル(ドル円−NZ円 平均乖離幅40円 現状乖離幅35.65←36.70円)
先週の強めの売りシグナル0.6894から、今週は更に強い売りシグナル0.7000が点灯している。過去の週間ごとの売買シグナルは以下の通り。
0.6082買い→0.6422売りclose→0.6179買い→0.6082買い→0.6251買い→0.6395買い→0.6550売りclose→0.6375買い→0.6615売りclose→0.6530買い→0.6680売りclose→0.6628売り→0.6716売り→0.6877売り→0.6867売り→0.6894売り
▲カナダドル(ドル円−カナダ円 平均乖離幅14円 現状乖離幅16.25←16.10円)
先週の強めの売りシグナル1.1578から変化は内が見られず、J今週も引き続き強めの売りシグナル1.1584が点灯している。週間ごとの売買シグナルは下記の通り。
1.1099買い→1.1229買い→1.1376売りclose様子見→1.1088買い→1.1207買い→1.1298売りclose→1.1195買い→1.1258売りclose→1.1379売り→1.1262買い→1.1195買い←1.1297売りclose→1.1318様子見→1.1466売り→1.1491売り継続中→1.1578売り
▲ポンド(ドル円x2−£円 平均乖基準離幅20円 現状乖離幅4.90←5.65円)
ドル円118.85x2=237.70−ポンド円232.80=4.90円 過去の数週間の動きは1.9808売り→1.9553売り→先週1.9522売りから、今週も先週の売り1.9588脳裏シグナル点灯中。過去の乖離幅の経緯は以下の通り。
乖離幅が10円を割れたことから、ポンドの買われ過ぎが生じている。最近の乖離幅の経緯は16→13→17→21→17→10→13→15→17→14→17→15→13←11.70→10.70→12.30→7.70→2.20→5.20→4.90円。 乖離幅の売買目安=乖離幅30円→1.74、25円→1.780、20円→1.8250、15円→1.8600、10円→1.9000レベルと幅広いが、5円を割れではポンド高の要警戒レベル。
▲スイスフラン(ドル円−スイス円 平均乖離幅23円 現状乖離幅21.35←21.40円)
先週の買いシグナル1,2212から、こんしゅうも引き続き1.2190の買いシグナルが継続中過去の週間ごとの売買シグナルは以下の通り。
1.1981買い→1.2165買い→1.2306買い→1.2432売り様子見→1.2333買い→1.2475買い→1.2552売りclose→1.2366買い→1.2509買い→1.2606売りClose→1.2728売り→1.2594買いclose→1.2491買い→1.2533売りclose様子見→1.2418買い→1.2093買い→1.1933買い→1.2045買い→1.2212買い
★豪ドル円/NZドル円裁定取引(平均基準乖離幅12.00円現状乖離幅9.95←10.85円)
乖離幅は縮小しているが、チャート上では様子見を示している。現状の円安レベルでは基準点を10円前後に設定することも可能。8円以下〜12円以上の乖離幅が要求される。過去の週間ごとの経緯は次の通り。
9.30→10.80→11.80→13.95→13.05→14.60→16.00→15.45→13.00→14.40→15.35→16.00→15.40→14.90→17.15→15.40→13.90→10.55→9.90→11.20→10.75→12.40→11.75→11.90→12.25→12.40→11.65→11.55←10.85円。
▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円(258円以下は円高&268円以上は円安の目安)
過去の経緯2月平均258.80 3月平均257.83 4月平均260.42 5月平均255.44 6月平均259.28 7月平均262.43円 8月263.61円 9月266.51円 10月268.38円 11月268.68、12月に入り3週連続して270円台を維持している。先週はドル円118.15+ユーロ円154.55=272.70と円安傾向が鮮明であったが、今週は更に円安が進行し、ドル円118.85+ユーロ円156.10=274.95円とかなりハイレベルの円安ゾーンであり、両通貨の円買い局面に移行してもリスクは限定的。
● 欧州通貨ペア(3通貨がバランスしており、様子見状態継続中)
▲ユーロポンド『平均乖離70円 現状乖離幅76.70←76.10円』
先週は0.6701で様子見が継続していたが、今週も引き続き動きは無く、0.6705で様子見継続。過去の売買シグナルは以下の通り。
0.6974売り→0.6748買い→0.6731様子見→0.6818売り→0.6737買い→0.6795売り→0.6735買い→0.6730様子見→0.6689様子見→0.6690様子見→0.6775売り→0.6732売り→0.6752売り弱め→0.6701買い様子見へ
▲ユーロスイス『平均乖離50円 現状乖離幅58.60←58.00円』
様子見状態が継続している。先週は1.5974で様子見が続いていたが、今週も1.6010で様子見継続。週間ごとの売買シグナルは以下の通り。
1.5717売り→1.5811売り→1.5607買い→1.5726売り→1.5815売り→1.5905売り→1.5945売り→1.5835買いclose→1.5912様子見→1.5901様子見→1.5974様子見
▲ポンドスイス『平均乖離30円 現状乖離37.80←37.15円』
ポンドスイスだけにプライスは大きくぶれているが先週の2.3840の様子見から、チャート上では今週も2.3877で様子見が続いている。過去の週間ごとの推移は以下の通り。
2.2986売り→2.2763買い→2.2641買い→2.2846売り→2.2670買い→2.2795売り→2.2694買い→2.2865売り→2.2651買い→2,2779売り→2.2621買い→2.2683売り→2.2975様子見→2.3340売り→2.3495売り→2.3200買い→2.3388売り様子見→2.3615売り→2.3713売り→2.3824売り→2.3710売り継続→2.3571売り継続→2.3372買いclose→2.3638様子見→2.3551様子見→2.3840様子見
***************************
各通貨別チャートは新外為の森ホームページよりご覧になれますので、ご参照ください。
新外為の森 http://kentish.fc2web.com
★ 本ペットチャートでは3段階分散投資をお勧めしています、常に少なめからの始動をお願いいたします。最終的な投資・運用の判断はご自身の責任で行って下さい。
*****************************