米中間選挙明けまで波乱含みの展開継続!?
予想レンジ
ドル円 111.50〜112.80
ユーロ円 126.80〜128.30
ユーロドル 1.1330〜1.1480
豪ドル円 78.70〜80.00
******************************
来週の米中間選挙を前にして、株式市場並びに債券市場は乱高下を繰り返しており、依然として、落ち着かない相場展開を強いられている。相対的には世界的な株安連鎖に歯止めがかからず、既に10月に入って世界全体の株式時価総額は7兆ドル近く減少していると伝えられている。投資家心理の冷え込みと共に理解不能の相場展開に振り回されているのが現状とも言える。当面、米中間選挙を終えるまでは臨機応変な売買戦略が求められるだろうが、基本的には直近のレンジ幅を駆使しながら、相場の動意を待ってからの始動に専念すべきであろう。その中、FRBは年内に1回の利上げ、そして、来年2019年には3回の金利引き上げの見通しを示してはいるが、米債券利回りが再び低下傾向を示すなど、安易に金利面での優位性によるドル買いにも賞味期限が近付いているのかもしれず、ドルの上昇度合いでは一旦清算局面を迎えていると見なした方が無難であろう。
一方、ドル円はリスク回避手段としてドル買いと円買いに挟まれる格好で、ドル円112円前後で試行錯誤が続いている。依然として、実需売買がドル円111円前後と113円前後で散見されているだけに、レンジ幅ドル円111.50〜112.50円重視で対応することが賢明であろう。
他方、ユーロドルはイタリアの来年度予算案を巡る協議への不安材料を抱える中、ドラギ総裁が成長の勢いが鈍化し、先行きに多大な不透明感があると指摘したことを受けて、ユーロロングの解消売りが強まり、一時1.13台半ば割れへと警戒感を強めている。ただ、同レベルでは利食いと損切りが相混じり、自律反発気味に1.14台を回復している。引き続き波乱含みの展開は否めないが、レンジ幅ユーロドル1.1350〜1.1450を重視し、少なめの売買で対応することが一考であろう。