息抜き相場、単純思考相場、レンジ相場を優先すべし!
お盆休みで映画館も閑散と思ったら、大間違い、さすが六本木ヒルズのシネマは混雑している。パイレーツオブカリビアンを観賞したが、途中で居眠りをしたらしく、女房にご注意を受けた。内容的には面白いが、パイレーツ?も来年5月に計画されており、如何せん、終わりかたに不満が残りましたね。周囲の反響も異口同音。終了後に西麻布の『バロン』で食事をしたが、料理はスペインの地中海料理『バスタ料理』食し、息き抜きをして参りました。お盆休みと早めの食事でガラガラでしたが、普段は8割方が外人のお客で深夜までドンちゃん騒ぎとか。そして、バロンの奥には『秘密クラブ』があり、高級ワイン?をバカラのワイングラスと久しぶりにゴージャスな気分でしたね。ちょっぴり奥様も満足気で作戦成功!
ちなみに秘密クラブは予約制ですので、事前チェックをお願いします。
▲米経済の減速懸念が増し、米ドル自体は軟調地合であったにもかかわらず、結果的には米ドルの上昇となった不可思議なマーケットとも言える。昨晩の米8月度フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想以上に上昇していたことなどが米ドルの好材料として受け止められ、一部では利上げ観測も報じられるように無責任な言動もあるが、基本的には材料探しの場に化しており、米ドルの迷走が続いていると見るべきであろう。総じて言える事は、景況指数の発表前の段階で米ドルの買い戻しが見られたことから、値ごろ感の米ドル買い需要もあるが、投機筋の思惑的な買いも散見されたと見るのが順当であろう。
今後の相場展開を探る意味でも昨晩の米ドル買い戻し地点(ドル円115.20とユーロドル1.2870レベル)をマークすることを勧める。今後も、一喜一憂する展開は続くと思われるが、レンジ相場である事は変わらず、当面はドル円115.20~116.20、ユーロド
ル1.2770~1.2870のレンジをイメージして臨むことが良策であろう。当面は攻める相場ではなく、思惑的な売買を待つ相場であり、少なくとも現状レベルから50ポイント以上の動きを見てからの始動が賢明な相場である。そして、随時ポジションの縮小を心がけることが要求されるマーケットでもあり、短期トレードに妙味がある相場と錯覚するが、あくまでも中期的な思考と余裕がなければ、勝算が乏しくなる。結局はマーケットに振り回され、右往左往する展開になってしまうため、リスク管理の強化を徹底することを勧める。
売買思考と管理思考が一体にならなければ、相場展開を上手に読みきれない。いずれにしても、米ドルの上昇度合いが限定的な相場であり、米ドルのもう一段の上昇を待ってからの売りが賢明な相場である。安全思考であるが、週末のポジション調整も考えて、ドル円116円台半ばの売りとユーロドルの1.27台後半の買いを勧める。