110円~113円のレンジ相場は続く、相場の山は6月へ?
昨日から嫌に忙しい、テレビに故障発生、ワールドカップまでには修理するか、薄型テレビを買うか、迷いながら電気のコジマまでバイクで出かけたが、交差点で右折しようとしたら、後方からオバサンの車が強引に追い越してくる、軽い接触事故に会い、今日は右手首が重い。しかし、書籍原稿の締め切り迫っており、今朝からパソコンと格闘中である。どうやら、あと3~4時間はパソコンの前で座りっぱなしとなりそうである。目がしょぼしょぼしてくる。
これから、レポート作成にかかるが、デジカメも故障しており、セミナー用の写真も取りにいかねばならない。貧乏暇なし状態であるが、もうひと踏ん張りしてみますか。
▲スノー米財務長官、6月中に辞任の公算も高まっているが、3度目の報道ともなると賞味期限は終了しており、マーケットにおける反応も限定的である。見掛け倒しと思われる強い米ドル政策が続行される事は確実であり、総じて、サプライズは感じていないのが市場の素直な反応であろう。いずれにしても、日替わりメニューのように米金利の利上げ打ち止め観測と利上げ継続が騒がれる相場でもあり、当面は米経済指標に注目せざるを得ないが、近視眼的な相場でもあるとともに、短期決戦の売買思考が優先される相場でもある。
▲柔軟性のある相場勘が必要であり、一喜一憂することなく、適宜な利益確定を試みたい。直近のマーケットは1日の振幅幅が100ポイントから150ポイントまでに限られており、1円も2円も抜けるような甘い相場でもなく、1円幅のレンジの中で如何に30~40ポイントの利益を目標とできるかが要求される相場である。1日で100ポイントを目指すのではなく、時間をかけて100ポイントを獲得することを勧める。さもなければ、相場が異常に反応したときなどに、投資金額を増やす方がリスクは限定的である。メリハリの効いた売買でなければ、勝算は確実に低空飛行を続ける。
ドル円の113円の上限を感じさせるマーケットでもあるため、レンジ幅を拡大すれば、当面は110~113円が上下とも妥当であるが、米国の3連休の間は110.50~112.50のレンジ幅を想定し、本日は111円割れの買いと112円台の売りに絞って臨みたい。
▲米ドル売りの流れ基調には変化がないが、利益確定と実需の売りを背景にした、米ドル売りが散見されているが、基本的には米ドルショートの調整買いも多く見られるため、ドル円111円前後では強まる相場でもある。そしてユーロドル1.28台後半にも集まる状況と判断し、米ドルの下げも限定的と見るのが賢明であろう。
6月に入れば、バーナンキFRB議長も今までのような曖昧な発言は通用せず、ましてや、スノー米財務長官不在の中で、最終的な金融政策の決断が強いられる局面も考えられ、徐々に緊張感が増す相場になると思われる。現段階では時期尚早ではあるが、利上げ打ち止めの可能性を視野に入れた方がリスクも限定的と判断する。たとえ、今後も利上げ観測が浮上するにしても、金利相場からの米ドル買いには限界があり、米ドルの上昇も限られていると見るべきであろう。金利相場の終焉と本来のファンダメンタルズを重視した相場勘が要求される局面と判断し、当面は米ドルショートのほうに分がある相場だが、少なくともドル円112円台のショート、そしてユーロドル1.27台半ば割れのロングに集中したい相場である。