今週のペットでも判る簡単チャート
●KJ ウィークリーレポート2013年2月18日
●今週のペットでも判る簡単チャート(事前予測実施中)
作成年月日2013年2月17日
▼ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)
平均乖離幅 0.1000 現状乖離幅0.0520→0.0659(A)100÷123.15=0.8120−(B)1÷1.3185=0.7584⇒0.0659。先週の売りシグナル92.50円から変化はないものの、今週は強めの売りシグナル93.40が点灯している。中期チャートにおいても強めの売りシグナルが点灯しており、94円前後からのナンピン売りに妙味が生じている。
★買いターゲット(90.50〜91.50)
▼ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅 30.00円 現状乖離幅 31.50→29.75円
先週の弱めの買いシグナル1.3369から下落を速めており、今週は通常の買いシグナル1.3185が点灯している。中期チャートにおいても買いシグナルが点灯しており、1.31台半ば割れからの押し目買いに妙味が生じている。★売りターゲット(1.3400〜1.3500)
▼豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅 3.50円 現状乖離幅 2.85→3.10円
先週の弱めの買いシグナル1.0305から上昇に転じており、今週はポジション解消売りを伴い、様子見1.0332が点灯している。中期チャートにおいては、引き続き買いシグナルが点灯しており、1.0250前後からの押し目買いに妙味が生じている。★様子見
▼NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅 15.00円 現状乖離幅 14.75→15.10円
先週の弱めの売りシグナル0.8455から下落しており、今週はポジション解消買いを伴い、様子見0.8383が点灯している。中期チャートにおいても、様子見が点灯しており、0.8200〜0.8500のレンジ相場を形成している。★様子見
▼カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅 1.50円 現状乖離幅 0.55→1.85円
先週の弱めの売りシグナル1.0059から上昇を速めており、今週は強めの売りシグナル1.0202が点灯している。中期チャートにおいても売りシグナルが点灯しており、現状レベルからのナンピン売りに妙味が生じている。★買いターゲット(0.9950〜1.0050)
▼ポンドドル(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅 47.50円 現状乖離幅 51.60→49.05円
先週の買いシグナル1.5519から下落を速めており、今週は強めの買いシグナル1.5252が点灯している。中期チャートにおいても、買いシグナルが点灯しており、現状レベルからの押し目買いに妙味が生じている。★売りターゲット(1.5700〜1.5800)
▼ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅 −7.50円 現状乖離幅 −8.00→−7.05円
先週の弱めの売りシグナル0.9212から上昇に転じており、今週は通常の売りシグナル0.9298が点灯している。中期チャートにおいても売りシグナルが点灯しており、0.93台半ば前後からのナンピン売りに妙味が生じている。★買いターゲット(0.9150〜0.9200))
(欧州主要3大通貨)
▼ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離 22.50円 現状乖離幅 20.10→19.30円
先週の弱い売りシグナル0.8615から若干上昇しており、今週はい通常の売りシグナル0.8645が点灯している。中期チャートにおいても売りシグナルが点灯しており、0.87前後からのナンピン売りに妙味が生じている。★買いターゲット(0.8450〜0.8550)
▼ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離 22.50円 現状乖離幅 22.85→23.50円
先週の様子見1.2315から上昇しているが、今週は弱い買いシグナル1.2392が点灯している。中期チャートにおいては弱い売りシグナルが点灯しており、1.2200〜1.2500のレンジ相場を形成している。★売りターゲット(1.2450)
▼ポンドスイス ポンド円―スイス円
平均乖離 45.00円 現状乖離幅 43.60→42.00円
先週の弱い買いシグナル1.4296から下げ足を速めており、今週は通常の買いシグナル1.4181が点灯している。中期チャートおいても買いシグナルが点灯しており、1.41台半ば割れからの押し目買いに妙味が生じている。★売りターゲット(1.4300〜14400)
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本ペットチャートは3〜5段階の少な目からの分散投資をお勧めします。尚、最終的な投資
判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。
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欧州中央銀行(ECB)が公表した長期流動性オペ資金の返済予定額が半減されたことや、イタリアの総選挙を控え不透明感が広がったことが重石となり、ユーロが対ドルで一時6週間ぶりに1.32割れへと安値圏に突入している。ECBの第2弾の期間3年流動性供給オペ(LTRO)資金の初回繰上げ返済は、市場予想の1,300億ユーロから、ほぼ半額の611億ユーロにとどまる見通しである。結果的には、ユーロ圏の市中銀行が借り入れた資金の返済金額が市場予想の半分程度になることを意味している。相対的にユーロ圏の財政事情が更に悪化しているとの観測が台頭している。また、欧州委員会がユーロ圏は2013年もマイナス成長になるとの見通しを示したこともユーロの圧迫要因になっている。
一方、2月のドイツ企業景況感が10カ月ぶり高水準になったことを受けて、欧州株価は7週間ぶりの大幅高、また、NYダウも14,000ドル台乗せており、本日の日経平均株価も堅調に推移する可能性が高く、再度、株高・円安への期待感がある反面、相対的なリスク回避の動きが顕在化する中、本チャートでは急ピッチのドル買いや円売りに過熱感が生じており、徐々に、ドル円の戻り売りに妙味が広がっている。
他方、日米首脳会談では、TPP交渉参加に関して、共同声明が発表され、日本が交渉に参加した場合、全ての品目が協議対象になるが、安部首相はオバマ米大統領との日米首脳会談でTPPは聖域なき完全撤廃が前提でないことが明確になったとして、近く交渉参加について最終判断する考えを明らかにしている。また、注目の円安問題に関しては、日米両首脳ともに、特に触れてはいない状況であり、ある程度の円安容認姿勢を維持していると思われるが、当面、93.00〜95.00のレンジ幅を重視し、戻り売買に専念することが一考であろう。